1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

韓国軍、延坪島で射撃訓練実施(2)

2010-12-24 | ラジオ
ロシアのコリア問題専門家トロラヤ氏は同じように考えている。
「朝鮮半島情勢は、ここ数日の韓国の行動によって、大変危険なものになってしまった。係争中の場所での射撃訓練というのは、挑発に他ならない。明らかに北朝鮮側からの反撃を呼び起し、韓国がそれを起こして北朝鮮を懲らしめたいとする紛争を勃発させるためのものだ。これは非常に危険な方針だ。
南北朝鮮に対して挑発を許してはならないと警告するロシアは。全く正しいと思われる。
北朝鮮当局が南の挑発に反応しないほどの忍耐力を持っているように希望する。と言うのは反応するのは、北の利益にもならないからだ」
専門家は、このように指摘した。

またアメリカの著名な政治家ニューメキシコ州のリチャードソン知事は、個人の資格で北朝鮮に滞在中だが、リチャードソン知事は朝鮮半島情勢に関する決議を、国連安全保障理事会が採択できなかった事に、深い失望の念を明らかにした。
リチャードソン知事は、決議案は韓国当局にとって黄海での演習を取り消す政治的な根拠になりうるものであったと述べている。

ロシア外務省は韓国が実施した射撃訓練を、緊張がさらにエスカレートするよう煽る行為であると見なしている。また中国外務省は、意見の食い違いがあっても、問題を対話と交渉を通じて解決し、自制と冷静さを失わないようにするよう強く訴えている。

12月20日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

韓国軍、延坪島で射撃訓練実施(1)

2010-12-23 | ラジオ
韓国軍は黄海の係争中の海域にある北朝鮮との国境の島、延坪島で、そしてその周辺海域で射撃訓練を実施した。
これは朝鮮半島情勢に関する声明を採択しようとの、国連安全保障理事会の試みが失敗に終わった後なされたものだ。
国連安全保障理事会開会のイニシアチブをとったのはロシアだった。

すでに18日、ロシアはメンバー国に対して、早急に韓国当局が計画していた、この射撃訓練と北朝鮮当局が事前に警告していた反撃の問題に付いて、それが引き起こす結果に付いて話し合うよう呼びかけ、翌日曜日19日、安全保障理事会メンバー国は8時間にわたって、ロシア代表団が準備した文書案を討議した。
しかしコンセンサスを得ることは出来なかった。
躓きの石となったのは状況の受け止め方、アプローチの仕方に違いがあったからだ。
アメリカやその他の西側諸国は、11月23日の出来事によって状況が悪化してしまったのは、一重に北朝鮮側の責任だとすることを(???)している。

その当時、北朝鮮は延坪島を砲撃し4人の民間人が犠牲となった。
こうした西側のアプローチには中国とロシアが反対し、両国の国連大使は南北朝鮮に自制を求め、同時に今の危機的な状況は、先ず第一に政治的また外交的手段て解決しなければならないと強く訴えた。
討議で参加者の意見が唯一一致したのは、潘基文国連事務総長に状況を調整のための特使を派遣するよう要請するという事だけだった。この自制を求めるシグナルは送られなかった。
韓国当局は恐らくそれを期待していたようだ。発表された射撃訓練は実行された。これはすでに挑発といってよいものだ。北朝鮮当局はそれに耐えている。北朝鮮が核兵器を保有していることを(「こうり」こうりって何だ??)にいれば、韓国の行った行為は、あまりにも無責任ではないだろうか。

(???)は男性アナウンサーの不明瞭な言葉で聴き取れず
韓国軍、延坪島で射撃訓練実施(2)へ続く

12月20日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

核の安全をめぐって露米の新核軍縮条約とイラン問題

2010-12-22 | ラジオ
今週アメリカ上院では露米の新たに締結した、核軍縮条約の審議が始まった。
ロシア外務省は年内の批准も在り得るとしている。ロシアのリャプコフ外務次官はロシアの声のインタビューに対し、誰もが持つであろう、新核軍縮条約やその内容と意義に関する問いの全てに答えが出されたとの声明を表した。リャプコフ外務次官は、この条約のための決議を採択することだけが、今課題となっていると述べた。

しかし勝利がたやすく手に入らないことは明らかだ。アメリカ上院の共和党議員は、この条約の前文に修正を加えることを目指すと公言している。
この前文にこそ、戦略攻撃兵器および戦略防衛兵器に関連した、ロシアにとって重要な考えが書かれている。
つまり戦略攻撃兵器とミサイル防衛の関連が記載されているのだ。アメリカ上院での決議の結果、アメリカがどの程度、自国の武装解除政策の実現に関心を寄せているかだけでなく、現在アメリカのとるロシアとの関係リセットに関する、戦略がどの程度成功しているかが明らかになる。
ロシアはまだ結果を待っているところだ。そして今年前向きな方向へ伸びた2国関係のベクトルが保たれることを願っている。

またリャプコフ外務次官は対イラン制裁に付いても言及し、ロシアはアメリカのとる厳しい対イラン制裁を受け入れがたいものと見なしていると述べた。
アメリカのゲーツ国務長官が中東歴訪中に、これに関連して声明を表している。
リャプコフ外務次官はイランの核プログラムは現在、一連の問題を引き起こしてはいるものの、懸念するほど深刻なものはないとの見解を示した。
この点はジュネーヴでイラン核問題をめぐる仲介6者、国連安全保障理事会常任理事国にドイツを加えた6者協議の中でも強調された。 
「イランに対する問いは数多くある。我々はイランへの懸念を払拭するには、イランがIAEAとの協力を含む、追加措置を受け入れる必要があると考えている。
そして実際に国連安保理とIAEAの制裁も導入されている。対話というものは私の意見では、懸念を払拭できる可能性がより高い作業だ」
リャプコフ外務次官は、このように述べた。

次回の6者協議は1月末にトルコで予定されている。しかし協議がどのように実施されるか、そもそも実施されるかどうかについては、外的要因が影響する可能性がある。なかでも影響が大きいと見られるのがWikiLeaksの動向だ。

当初この女性アナウンサーは非常に癖のあるイントネーションで聴きづらかったが、最近はだいぶ聴きやすい喋りになった。

12月18日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

先週一週間の青森での出来事(301)

2010-12-21 | 青森
12月13日~12月19日まで、青森県内の出来事をテキトーにピックアップ

■13日、むつ市脇野沢沖でタラ漁解禁
■13日、青森市の善知鳥神社で年末恒例のすす払い
■13日、弘南鉄道の黒石-弘前駅間でラッセル車の試運転
■13日、県産業技術センターと八戸工業大学は、研究分野などでの連携に関する協定を結ぶ
■東北新幹線・八戸-新青森駅間の開業1週間(4~10日)の利用実績は同区間の1日平均の利用者数は平均6500人、

■鯵ヶ沢町立・日本海拠点館の利用を本年度末で、図書コーナーなど一部を除き休止
■映画「わさお」の主題歌に、映画に主演した薬師丸ひろ子さんの新曲「僕の宝物」が決まる
■14日、2012年放送のNHK大河ドラマ「平清盛」で主役を演じる松山ケンイチさんらが、清盛ゆかりの六波羅蜜寺でドラマの成功を祈願
■14日、青森市三内の市中学校給食センターに勤務する十数人の調理員が、食中毒に似た症状を訴え17日まで同センターの業務を停止
■東通村に計画している東通原発1号機の月内着工厳しく

■14日、三沢市-おいらせ町に水道連絡管完成し操作訓練
■14日、新青森駅に「コンブ新幹線」登場
■14日、市民懇談会は「大型スポレク施設を建設する既存計画は中止すべき」とする提言書を弘前市長に提出
■14日、十和田市と六戸町の小中学校35校学校の給食に米粉うどん
■14日、南部町の剣吉駅前通りのマスコットキャラクターの名前が剣(けん)ちゃん

■15日、六ヶ所ウラン濃縮工場で稼働中の遠心分離機を止め、濃縮ウランの生産を停止
■今月1日に三沢市で物損事故を起こした米軍三沢基地所属の20代の憲兵隊員が飲酒運転の疑い
■青森市内の中学教諭が年2月、米国ヒューストンで開かれる「宇宙を教育に利用するためのワークショップ」に、本県から初めて、日本代表として参 加
■15日、西目屋村・宿泊施設「ブナの里白神館」の温泉・しらかみの湯が新装オープン
■八戸市の洗心美術館で作家山口瞳さんの絵画展「直木賞作家・もうひとつの顔」

■15日、佐井村牛滝地区で奇習「おこもり」
■15日、八戸工業大学で第13回ロボットコンテスト
■15日、弘前市で映画「津軽百年食堂」の応援団が発足
■15日、第83回選抜高校野球大会の21世紀枠候補9校から県立青森東高校選ばれず
■15日、県救急搬送受入協議会が57医療機関を分類した実施基準案を取りまとめる

■青森市中学校給食センターの調理員5人からノロウイルスが検出
■弘前フィルムコミッションが撮影場所を紹介する「弘前ロケ地マップ」3万部を製作
■15日、県町村会は県と自民党県連、民主党県連に対し、環太平洋連携協定(TPP)参加への反対を表明
■16日、仙台高裁は強盗致傷罪に問われている弘前市の被告に対し、裁判員裁判で懲役3年とした一審青森地裁判決を破棄、懲役3年、保護観察付き 執行猶予5年
■16日、田舎館村議会は議員定数を現在の10から8に削減する議員提案の条例改正案を否決

■16日、青森市中学校給食センターの2人の調理員から新たにノロウイルス
■弘前大学大学院の准教授と東北大学教授らが、アインシュタインの一般相対性理論などに関する研究成果をまとめた専門書をオックスフォード大学出 版局から近く刊行

「相対性理論」を楽しむ本―よくわかるアインシュタインの
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■NHK全国大学放送コンテストのアナウンス部門で、弘前大学学生が1、2位

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■八戸市営住宅入居者27世帯の家賃を、2007年度から現在まで本来より少なく徴収
■16日、東北新幹線の騒音・振動を訴えている青森市合子沢松森地区の住民に説明会

■16日、本県の2011~20年度の温室効果ガス総排出量を25%削減目標
■16日、野辺地町議会は議員定数を現在の14から1減らして13とする条例改正案を否決
■16日、鯵ヶ沢町のナクア白神スキーリゾートが、予定より5日遅れで今季の営業開始
■青森市中学校給食センターで、新たに調理員4人からノロウイルス
■17日、弘前市の大鰐線踏切で普通列車が乗用車と衝突

■本県の中学2年女子の体力・運動能力低迷
■青森市教育委員会が県青年の家取得で、2011年度予算編成で2億数千万円を予算要求
■大鰐温泉スキー場について、来季は全エリアを対象に指定管理者制度の導入を検討
■青森市の官製談合問題で元市幹部4人に対し、損害約16億6千万円を賠償請求また元副市長の刑事告訴に付いては見送る方針
■弘前市の全天候型生涯スポーツレクリエーション施設は既存の建設計画を中止

■ホタテ生存率3割、被害額64億円
■17日、2011年度県一般会計当初予算の各部局からの要求見積額が合計6921億400万円
■17日、風間浦村で特産品「風間浦あんこう」のロゴマークを発表
■青森市の官製談合問題で市職員4人を減給処分
■青森市内に住む83歳の女性が警察官をかたる男からの電話で、キャッシュカードをだまし取られ、100万円を引き出される被害

■17日、弘前市民会館で「建築展’10」開幕
■17日、県がホタテガイ養殖業者や農業者に対する支援策として、県農林漁業災害経営資金融通助成条例を発動
■17日、青森市スポーツ会館で第1回全日本大学カーリング選手権大会開幕
■2010年産県産リンゴの11月の県外価格は前年比21%高
■11月末現在の来春高卒就職内定率61.7%

■12月4日から15日までの日本航空・青森-東京便の利用客数は約2万人と、前年同時期に比べ約千人(5%)減少
■横浜市のシステム開発会社が津軽塗のiPhone用バッテリー内蔵ケース「ecobee Ⅱ JP」を商品化
■青森商工会議所は商店街と協力し冊子「あおもり街なかお店巡り周遊帖」
■18日、市の第三セクター・青森駅前再開発ビルの取締役会で取締役1人を増員して6人体制
■18日、作家・三浦哲郎さんを偲び八戸市南郷文化ホールで映画「忍ぶ川」の上映会

■18日、石川県輪島市の猿山岬沖を航行していた、むつ市のイカ釣り漁船第35旭光丸から乗組員1人が海に転落し行方不明
■津軽鉄道が年越しストーブ列車の乗客募集
■18日、米軍三沢基地をバスで回るクリスマスツアー
■棟方志功記念館は今月(1~18日)の入館者が1153人と、437人だった昨年同期の2.6倍
■18日、弘前医療福祉大学で環太平洋連携協定(TPP)を考える意見交換会

■18日、八戸市の新井田インドアリンクで地元のアマチュアアイスホッケーチームで活躍する外国語指導助手し、女性会社員が結婚式
■18日、十和田市でグルメイベント「サンタも食す!ご当地グルメ」
■18日、青森市民病院でシング・ライク・トーキング佐藤竹善さんと、病院医師らのバンドによるクリスマスコンサート

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■19日、田舎館村の「遊稲(ゆうとう)の館」で、正月飾り作り講習会
■19日、五所川原地域職業訓練センターで西北五中核病院(仮称)について住民説明会

■19日、六ケ所再処理工場で極低レベル放射性廃液約2.4リットルが漏えい

東奥日報、NHK青森放送

北極海航路の発展によせて(2)

2010-12-20 | ラジオ
また最近では砕氷船ロシア号に乗り込んだ調査団が、北極点38という学術調査ステーションの設置も行なった。その調査ステーションの役割の一つは、北極海航路における天候予測となっている。

そのような活動はロシアの取り組みの真剣さを物語っていると、ロシア科学アカデミーのシェルバニン専門家は述べている。
「成功例はモンチェゴルスクだけではない。8月から9月にかけては、タンカー船がムールマンスクから中国の港まで成功裏に航行した。ソ連時代には北極海で活発な活動が行なわれていたが、現在ロシアは再び活動を活発化させていると言える。
また原子力も利用することにより、より強力に推進するできることができるだろう(なんだこの言葉は???)。来年に向けて、アルハンゲリスクからだけでも15隻の船舶が出発することになっている」
専門家はこのように話している。

北極海ルートの主要な利用者はノルニッケル、ルクオイル、ロスネフチなどの大手ロシア企業だ。更なる航路の発展は、北極地方で天然資源の開発に取り組んでいる企業に多くを頼っている。特に大きな埋蔵量で知られるシュトックマン油田の開発は大きな影響を持っている。

北極海にはロシア、アメリカ、カナダ、デンマーク、ノルウェイなどの全ての沿岸国が関心を持っている。外国の専門家のなかには、北極開発が大国間政治における争点となるという主張も見られる。
しかしロシアの立場は明確だ。厳しい気候環境でありながらも、大きな経済的潜在力を有している北極地方を開発する際には、パートナーシップの精神が不可欠だ。
国際輸送動脈としての北極海航路を協力して開発していくことは、北極全体の協力関係の発展にとって良いスタートとなると見られている。

「出来ることが出来るだろう」なかなか耳にしない表現だ

11月18日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

北極海航路の発展によせて(1)

2010-12-19 | ラジオ
ロシアのコンテナ貨物船モンチェゴルスクが、北極海航路を使って中国との往復を果たしたことは、北極海航路が国際商業航路としての大きな可能性を持っていることを示したと言える。
専門家らは北極海が国際輸送ルートの中でも、重要な航路として発展し得ることを指摘している。

北極海航路はヨーロッパと東アジアを結ぶ最短ルートとなっており、経済的ポテンシャルには計り知れないものがある。
スエズ運河を通過する航路と比べると、北極海を横断することによりヨーロッパから東アジアへの貨物の輸送は格段に速まることになる。
輸送時間は4割削減される。また海賊事件が多発しているアデン湾とは違って、北極海では未だ海賊の活動は報告されていない。その安全性も北極海ルートの魅力となっている。最大の障害となるのは氷の存在だが、現代の砕氷技術はその問題を解決するものとなっている。

ロシアは2年前に採択された北極戦略の枠内で、北極海航路の商業的学術的研究を進めている。政府と民間企業は協力して北極海航路のインフラ整備と、外国の船会社にとって魅力のある環境整備に取り組んでいる。
衛星通信システムと電子化された海図によって、航行の利便性は改善されている。

北極海航路の発展によせて(2)へ続く

11月18日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

11月20,21日にモスクワの日本大使館で行われたポップカルチャーフェスティバル2010(2)

2010-12-18 | ラジオ
実際にフェスティバルの雰囲気は、かなり独特なもので周りを日本のロリータスタイルのモデルドールが囲んでいる。
催しを訪れた2人のOLに話を伺った。この2人は姉妹だと言うことだが、レースの派手なワンピースに長い付け睫というスタイルで、すっかりこの雰囲気が気に入った表情を浮かべていた。
「私たちはここ5年位、日本のアニメとロックにすっかりはまっている。こんな風にお洒落をして周りの注目を浴びるのが大好きで、なかには自分達で縫ったコスチュームもある。昨年はこのフェスティバルが催したフアッションショーにも参加した。日本が大好きで、絶対何時の日か行きたいと思っている」
OL姉妹は、このように話している。

フェスティバルの会場には、この二人のように目立つコスチュームを着た若者達が数え切れないほど参加しており、おとぎの国に迷い込んだような錯覚さへ覚えるほどだ。
奇抜なヘアーメイクもたくさん見受けられ、いったい誰がこのスタイリングを手がけているのだろうと驚かされる。
今年のフェスティバルも昨年同様サプライズがあり、日本の若者の間で有名な美容室のチェーン店(あえて店名は記さない)が、ポップスタイルのへメイクのデモンストレーションを行った。

この後、希望者達は新しいトレンドのヘアーアレンジやメイクを試したり、美しいコスチュームの試着を楽しんだ。
会場を後にした参加者達は、それぞれ商品を手に満面の笑みを浮かべて帰っていった。
一番のお土産は日本のポップカルチャーショーを実際に目にして味わった様々な感動だろう。
ロシアの若者達は、こうしたイベントがこの先も毎年行われ、日本のトレンドの先端が紹介されることを期待している。

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11月24日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

11月20,21日にモスクワの日本大使館で行われたポップカルチャーフェスティバル2010(1)

2010-12-17 | ラジオ
一風、変わったフアッションに身を包み注目を浴び、周りの賞賛を得たい人は多くの人々が望むところだ。
そうしたフアッションのアイデアは本や雑誌、映画からとられることはよくあるが、そこに登場する本物のヒーロー達を間近で目にし、身に着けるコスチュームやメーキャップを観察したり、一緒に写真撮影をする機会は滅多に無いものだ。
ところが自分のオリジナルのイメージを生み出そうと言う意欲は、本物と直に触れ合うことで生まれてくるものだ。

日本の映画や鮮やかなムード、独特の音楽スタイルの虜となっているロシア人ファンたちが待ちに待った『ジャパン・ポップカルチャーフェスティバル』が先週末、モスクワの日本大使館の主催で開かれた。
この試みは今年で2回目となる。
会場となったモスクワの映画館35ミリメートルでは、独創的なフアッションで若者が集う原宿が再現され、バーチャルアイドル歌手・初音ミクが東京で行うコンサートの様子が生中継で流された。

このフェスティバルの組織者の一人、在ロシア日本大使館の大西第一書記官は、催しの出来に付いて次のように感想を述べている。
「今年が2回目で日本の(?)を紹介するフェスティバルだが、去年は一日だけだったが、今年は非常に皆様からリクエストがあったので二日間に拡大して行っている。非常にこのモスクワこの街で、今日ここにいらっしゃっているようなコスプレの方や、いろんなアニメの衣装の方、非常に面白い日本の文化を再考してくださる方が沢山いらっしゃるのに非常に嬉しく思う。
今日のコスプレショーに参加してる方は、皆さんロシア人の方です。ただ日本人も皆さんに(?)ている」
大西第一書記官は、このように話している。

コスプレする社会―サブカルチャーの身体文化


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(?)は周りの音にかき消され聴き取れず
11月20,21日にモスクワの日本大使館で行われたポップカルチャーフェスティバル2010(2)へ続く

11月24日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

核紛争の瀬戸際に立つ朝鮮半島

2010-12-16 | ラジオ
アメリカのブレア前国家情報長官は13日、韓国は北朝鮮に対抗して定期的な国境警備活動の枠外で、軍事作戦を実施する準備があるとの声明を表した。
同時にアメリカと韓国が北朝鮮からの防衛のために、協力拡大委員会を創設したとのニュースが入った。

アメリカはNATO加盟国以外の国との間で、初めてこのような委員会を創設することになった。
これはアメリカが韓国に対し、北朝鮮からの攻撃を受ける際に、通常の攻撃兵器やミサイル防衛を供給するだけでなく、戦略的核兵器も供給できることも意味している。さらにこの委員会の枠内でアメリカと韓国は、北朝鮮の核兵器や大量破壊兵器プログラムへの対抗策を策定してゆくことになる。

朝鮮半島の緊張は目に見えて高まった。しかも韓国紙「朝鮮日報」の報道によると、北朝鮮には濃縮ウランを製造する秘密の施設が3、4ヵ所あると言うことだ。
これによって年間、核兵器8個から10個分にあたる濃縮ウランが製造可能だ。
これより先、北朝鮮は寧辺にあるウラン濃縮施設を公開していた。
ロシアのラブロフ外相は13日、モスクワで北朝鮮のウィチュン外相と会談した際に、ロシアはこの問題に大きな懸念を示しているとの声明を表した。 

これら全てが朝鮮半島での軍事行動再発の可能性を高める、新しいファクターとなっている。しかもこの地域の核紛争の危険性は非常に高まった。
ロシア科学アカデミー東方(正しくは「東洋」じゃないの???)研究所のモシャコフ研究員は、次のような見解を示している。
「これは相互プロセスであることを理解することが重要だ。これは北朝鮮側だけの問題ではなく、韓国での情勢の結果でもあるのだ。
韓国では紛争を武力で解決しようと主張する人々が政権に近寄っている。イ・ミョンバク大統領は保守派の代表者の一人だ。大統領はより厳しい立場をとってゆくべきだとの声明を表している。さらに大統領は朝鮮半島の統一は、北朝鮮の消滅であるとの見解を示している」
研究員は、このように述べた。

15日モスクワでは、韓国外務次官との緊急会合が開かれる。ここでロシア側は朝鮮半島の政治的緊張の高まりに、懸念を表明することになっている。
中心の議題の一つが、6ヵ国協議の早期再開に関する問題だ。13日モスクワで開かれた北朝鮮外相との会合から判断するに、北朝鮮には6ヵ国協議に参加する用意があると見られる。
このようにして北朝鮮は12月初旬に、中国との会談後に初めて明かした自国の立場を再確認した。6ヵ国協議の再開が、今後の大規模な軍事紛争勃発を回避できる唯一の策であることは一目瞭然だ。軍事紛争が勃発すれば、11月23日に起こったような砲撃だけでは済まなくなるかも知れない。

12月14日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

ロシアの憲法記念日によせて

2010-12-15 | ラジオ
新しいロシア国家の基礎となる憲法が制定されてから丁度17年となるが、12月12日はロシア全国で、憲法記念日が祝われている。
憲法が制定されたのはロシアが困難な時期を迎えていたときだった。憲法制定を左右する国民投票は、1993年9月から10月にかけてエリツィン大統領側と、その反対派の間で起こった事件が終結した直後に行われた。
まさにロシアと言う国が分裂と内戦の瀬戸際に立ち、混乱が全国化するかどうかという時期に当たっていた訳だ。

憲法起草メンバーの一人であったチェニッチ氏(たぶんこれでいいと思うのだが)は、ロシアの声からのインタビューのなかで、しっかりとした市民的平和と社会政治的安定化の希望を持って、憲法が制定されたと述べている。
「モスクワで起こった議会砲撃の音が鳴り響くなかで、憲法が制定された言っても過言でも無いだろう。
そのことは憲法の起草作業にも影響を与えた。社会は内戦の瀬戸際に立っていた。
しかし国民投票で憲法が承認されたことによって、どうにかその危険性を回避することが出来たのだ。そのような状況では起草された憲法は最高のものだった。憲法は生活の基礎を規定する重要なものだ。大統領への権力の集中によって、当時懸念されていたリスクを回避することが出来たのだ」

また続けて93年憲法は人間、および人間の権利と自由を優先課題とし、国家がこれらの基本価値を遵守することを定めた点において、それ以前の憲法とは全く違っているということを指摘している。
「ロシア連邦憲法には世界の民主主義の基本となる原則が、第一章および第二章で定められている。
それは立憲制の原則と人と市民の権利と自由というものだ。それらの条文は国際機関の優れた法律家たちから非常に高い評価を得ている」

17年間の開に憲法改正が行われたのは一度だけだ。2年前に大統領の任期が6年に、議員の任期が5年にそれぞれ延長された。
大半の政治家と法律家達は未だに、憲法のなかで示されている考えが完全に実践されているとは考えてはいない。
市民の社会的、経済的そして政治的権利の保護のための仕組みが出来上がっているとは言えないからだ。
また立法。行政、司法という3件の関係においても、またそれぞれの政治政党間の関係においても課題は残っている。
いわばまだまだ(???))を持った憲法であると言える。

社会(???)の結果によればロシア国民の四分の三が、憲法記念日を記憶していると述べている。
一方で残り四分の一は、憲法が実際的役割を果たしていないと考えている。
また同じく四分の一の人々が、憲法は国家秩序を維持するためのものであると考えている一方で、三分の一は市民の権利と自由を保障することが重要だと考えていることが明らかとなっている。

(???)は男性アナウンサーの不明瞭な言葉で聴き取れず

12月12日放送 ロシアの声・週間ラジオ展望