イランのブシェール原子力発電所では12日、稼動式典が執り行われた。ブシェール原発の建設にはロシアの専門家たちが出席した。
稼動式典にはロシアのシマトコ・エネルギー相、ロシア原子力企業ロスアトムのキリエンコ社長、またイラン原子力機関のダヴァニ責任者、イランのナムジュー・エネルギー相らが出(???)した。
ブシェール原発は世界にも類を見ない施設だ。この原発は1975年にドイツの企業が建設を始めたが1979年のイラン革命、その後に発生したイラン・イラク戦争により作業が停止、契約破棄となった。
その後1995年にロシアとイランによって、ブシェール原発第1エネルギーブロックの建設に関する合意に調印がなされ、1998年にロシアの原子力関連企業アトムストロイエクスポルトとの建設完了に関する契約が締結された。
ブシェール原発の出力は1000メガワット。現在の出力は40パーセントだが、2、3ヵ月後には全出力運転される予定だ。
ロシアとイランの専門家たちはすでにブシェール原発での経験を、イラン国内における別の原発建設で利用する可能性を提起している。
ロシアの声のザハロフ特派員は、イランの名高い政治学者ベヘシチプロム氏とブシェールで対談した。
ザハロフ特派員はベヘシチプロム氏に、多くの人がブシェール原発をロシアとイランの協力のシンボルであると述べているが、そのような見解を支持しますかと質問した。
ベヘシチプロム氏は次のように答えた。
「私はこの主張に100%同意する。実際にブシェール原発は両国関係における極めて重要な1ページだ。原発が建設された(?)期間にわたり、両国の専門家たちは見事な相互協力を行った。
イランはその結果、平和目的で原子力エネルギーを発展するための技術基盤を獲得し、国民の電力需要を自力で獲得する方向に、重要な一歩を踏み出した。
私はロシア側もこのプロジェクトから確かな利益を得たと考えている。ロシアはこの比類なき施設を無事に稼動させ、原子力エネルギー分野における、技術的に最も複雑な問題を解決することが可能であることを証明した。
この経験はイランの今後のエネルギー網の発展においても、利用することが可能でしょう」
ベヘシチプロム氏は、このように話している。
ブシェール原発の稼動後もロシアの原子力専門たちは、いわゆる保険として数年にわたり現地に残(???)。
両国はブシェール原発におけるロシアの専門いたちの数、および責任を次第に少なくする計画(???)。
2,3年後には特別に養成されたイランの原子力専門たちに、原発の管理が委ねられる。イラン側が原発の稼動に対して完全な責任を負えるとの意思を表明した時、ブシェール原発の管理は完全にイランへと移譲される(???)。
※(???)は女性アナウンサーの声が全く出ていないため聴こえない
※(?)は何と言っているか不明
9月13日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
稼動式典にはロシアのシマトコ・エネルギー相、ロシア原子力企業ロスアトムのキリエンコ社長、またイラン原子力機関のダヴァニ責任者、イランのナムジュー・エネルギー相らが出(???)した。
ブシェール原発は世界にも類を見ない施設だ。この原発は1975年にドイツの企業が建設を始めたが1979年のイラン革命、その後に発生したイラン・イラク戦争により作業が停止、契約破棄となった。
その後1995年にロシアとイランによって、ブシェール原発第1エネルギーブロックの建設に関する合意に調印がなされ、1998年にロシアの原子力関連企業アトムストロイエクスポルトとの建設完了に関する契約が締結された。
ブシェール原発の出力は1000メガワット。現在の出力は40パーセントだが、2、3ヵ月後には全出力運転される予定だ。
ロシアとイランの専門家たちはすでにブシェール原発での経験を、イラン国内における別の原発建設で利用する可能性を提起している。
ロシアの声のザハロフ特派員は、イランの名高い政治学者ベヘシチプロム氏とブシェールで対談した。
ザハロフ特派員はベヘシチプロム氏に、多くの人がブシェール原発をロシアとイランの協力のシンボルであると述べているが、そのような見解を支持しますかと質問した。
ベヘシチプロム氏は次のように答えた。
「私はこの主張に100%同意する。実際にブシェール原発は両国関係における極めて重要な1ページだ。原発が建設された(?)期間にわたり、両国の専門家たちは見事な相互協力を行った。
イランはその結果、平和目的で原子力エネルギーを発展するための技術基盤を獲得し、国民の電力需要を自力で獲得する方向に、重要な一歩を踏み出した。
私はロシア側もこのプロジェクトから確かな利益を得たと考えている。ロシアはこの比類なき施設を無事に稼動させ、原子力エネルギー分野における、技術的に最も複雑な問題を解決することが可能であることを証明した。
この経験はイランの今後のエネルギー網の発展においても、利用することが可能でしょう」
ベヘシチプロム氏は、このように話している。
ブシェール原発の稼動後もロシアの原子力専門たちは、いわゆる保険として数年にわたり現地に残(???)。
両国はブシェール原発におけるロシアの専門いたちの数、および責任を次第に少なくする計画(???)。
2,3年後には特別に養成されたイランの原子力専門たちに、原発の管理が委ねられる。イラン側が原発の稼動に対して完全な責任を負えるとの意思を表明した時、ブシェール原発の管理は完全にイランへと移譲される(???)。
※(???)は女性アナウンサーの声が全く出ていないため聴こえない
※(?)は何と言っているか不明
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9月13日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル