Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

小走リ考

2008-11-06 19:33:10 | 考えの切れ端
小走りの情けなさ。
テケテケテケテケ、テンと、小走りで転ぶ。この情けなさったらない。
歩いて転ぶよりも、走って転ぶよりも、小走りで転ぶことの醜さ、
かっこわるさって感じませんか。
転ぶ以前に、小走りそのものがかっこわるかったりする。

これって、生き方にもいえることだと思うんですね。
小走り的な生き方ってあるでしょう。
たとえば、長澤まさみにはまった僕とか。
長澤まさみを傍観して、なかなかいいなと思うくらいが、歩いている状態。
長澤まさみが好きでしょうがなくて、出版物やら映像作品やらを買いあさり、
それなりの行動をとりはじめるのが、走っている状態。
小走りになると、どっちつかずの距離感でありながら、好きだ好きだとのたまう状態。
ね、かっこわるいでしょ。

小走りって、そのときの心構えがどこか空っぽな感じなんだと思います。
歩くという地道さ、走るという集中力それがない。
それがなくて、なぜか足を動かされる状態が小走り。
何かに動かされているんですな。ちょっと自分がないような感じ。
だから、転ぶと余計に、「なにやってんだ」ってふうに笑われる。

ま、でも、そんな小走りの人を
あたたかく見守れる社会になったら面白そうですけどね。

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