Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

『アバター』

2010-01-12 15:50:38 | 映画
行きつけの映画館が3Dに対応していなかったので、
通常版の『アバター』を観てきました。

久しぶりに、すごく楽しめる娯楽大作を観たなぁという感じ。
緻密で、オリジナリティがあって、
神秘的な世界観の上に築かれた心躍る物語。

ストーリーの展開の仕方、伏線の張り方、
各場面での時間の割き方などに偏ったところがなく、
見ていて非常にバランスが良いです。
だからといって物語の力に欠けるわけでもなく、
観ていてぐいぐい引きこまれました。
突飛な話でもなぜか説得力がある感じもしました。
いや、おとぎ話を聴いているときのような納得の仕方を
したのかなとも思えます。とにかく、すんなり観ることができました。

ナヴィ族のヒロイン・ネイティリがかわいかったですねぇ。
異形の異星人の女ですよ?
予告編を観たときには、この民族に感情移入するのは難しいな
って思っていたんですよ?
それが映画を観てみたら、姿・形の違和感って消えるものですね。
まぁ、体のラインなんかはきれいだし、顔だって、馴れてしまえば
猫みたいなものなのかもしれない。
でも、そういった外見よりも、何を話しどんな考え方や価値観を
しているのかっていうところに興味が行って好きになるんだろうなぁ。
そうはいいながら、スター・トレックのクリンゴンの女だったら無理ですけどね。

内容には触れませんが、かなり楽しめる作品になっている『アバター』です。
3D版だったらもっと楽しめちゃうんだろうか。
なんか、迫力満点で心臓に悪そうだ。
メンズデーではあったのですが、平日でも、僕の行きつけの映画館は
なかなかの客の入りでした。注目度が高いし、その注目度に応えられる
映画ではないでしょうか。

最近は泣ける映画じゃなくても、面白い映画や良い映画に出会うと、
涙腺がゆるむようになってきました。
これも歳のせいなんでしょうか。
Comments (5)
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