Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

『Twenteen』

2018-12-31 19:55:43 | 読書。
読書。
『Twenteen』 早見あかり 撮影:木寺紀雄
を眺めた。

先ごろ結婚された女優早見あかりさんの写真集。
もう四年近く前に出たものですが、
このたびぱらりとめくってみました。
元ももいろクローバーのサブリーダーで、
その当時から彼女を好きな人もたくさんいらっしゃるでしょうね。

どこか特別な娘のように僕には見えていました。
それでいて、親戚の子のような親近感を持ってしまうし、
同年代に自分が戻るような感覚で彼女を見つめてしまう。
そういう、時空を超えてくるような存在感を彼女から受けるのですが、
どうでしょう?

本写真集に書いてありますが、
子どものころから目立ちたがり屋で、
学級委員などを進んで引き受けてきたくせに、
競争は大嫌いなので、
高校進学の折には、
芸能コースではなく普通科に進んだそうです。
また、「頑固なくせに、意外にガラスのハート」だそうです。

印象としては、ももクロ出身らしく、
面白いところがあって、
笑いをとれる人で、
あっけらかんとしてそう。

でも、これまでの経歴からしても、
自分で自分の人生を生きていこうという気持ちの強さがありますよね。
それゆえに、自分でした決断に、
自分で苦悩してしまう繊細さも持ち合わせているかもしれない。
けしてバランスはよくないかもしれないけれど、
そうだとすると、まっすぐさゆえにそうなってしまうのだろうと、
ページを繰りながら考えました。

ここからは妄想世界にはいりますが、
たとえば知り合いに早見あかりさんがいたとしたら、
お互いがお互いの味方になれるような信頼関係を築ければ、
無二の親友か恋人か伴侶になれそうなタイプ。
でも、そうなった場合、つまり、
一人で生きてきた中で、
今後相手のことも考えながら人生を歩んでいくことになったら
(実際、彼女はご結婚されて夫になる人ができたわけです)、
これまでのような人生の決断がもっと重い扉として
目の前に立ちはだかると思うのです。
でも、彼女のことだから、
時間をかけてでもその扉を押しあけ、
そうすることで、人間的な深みを強めていき、
歳を重ねるごとにどんどん魅力的な人物・女性になっていくのでは、
と願望も含めて思いました。


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