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<Font size=2><Diary 21…>     ‘08-10-7</Font>

2008-10-07 13:44:47 | Massy's Opinion
☆僕の好きな“September In The Rain”言わずと知れたGeorge Shearingの名曲。
  雨上がりの好天には金木犀の香りがひとしを秋を感じさせる。


☆六大学野球が始まり、高校野球は秋の大会、各校の新チームの出来が興味深い。
何とも素晴らしい季節だ。
しかし、世の中は一つもこの秋を楽しませて呉れない。「事故米」の取り扱い、とか本当に酷い事が多い。中古車業界の車歴表示の問題より悪質な気がする。国会も始まったが今ひとつ議論が抽象的な気がする。

☆ママのリハビリテイションに水曜日と金曜日を取られると、正直な所遊びに行く暇が無い。好きな町歩きも9月は3回位しか出来なかった。行く場所は新橋、渋谷、神宮へ野球を見に行った帰りに、一杯飲まない時には外苑前から渋谷までブラブラ歩いてくる。

先日は青学の前の古本屋に入って見た。フト目に付いたのが、僕の友人の父上、有末精三陸軍中将の書いた「政治と軍事と人事」と言う本が目に入った。僕は最後に勤めた会社では2・26事件の永田軍務局長のご子息に8年間、片腕をして貰った。その他、著名な将軍のご子息数人と仕事を一緒にする機会があったが、今考えると、皆、「背筋が伸びた姿勢の良い人達」で文章が巧く、家庭教育の片鱗が伺える人達だった。つい1~2年前有末君にこの話をした時に「永田さんには済まない事をした」と父上が「言っていた」と言う話しを聞いた。古本屋で其の本をめくっていると目次に2・26事件の事が出ている。本も綺麗だったので買って帰ってきた。400頁に喃々とする本で未だ4分の一位しか読めていない。しかし、昔の軍人の偉かった人はつくづく「基礎学力が豊富で凄いな」と感じさせられる。

☆渋谷に大きなヤマダ電機が開店した。早速にウインドショッピングに行った。一階は携帯電話の大きな売り場、渋谷の若い人目当てだろう。新橋の東口の新店も見て来た。新橋店は何か銀座にシックリとしないように感じた。新橋北口も「キムラヤ」が撤退し、ヤマダ電機が一人勝ち、凄まじい競争をしている。この先、何処が生き残るのだろう?
企業は「規模」か「内容」か永遠の課題だろう。

僕は商売も政治も全て「人」だと思う。最近の世の中、ホールディングカンパニーとフランチャイズ方式が全盛だが、要は「店長」次第...この教育が一番難しい。「指導者を作る人」は矢張り、「家庭」に尽きるのだろう。

9月は瞬く間に終わってしまった。

☆先週のブログ「インコースを打て...読後感」に野球の友人から色々な意見を頂戴した。本論の「読後感」から「想い出話」に成ってしまったが、結構、野球を遣っていた仲間には関心を持って貰ったようだ。しかし、僕の疑問は時代が古すぎるし、名だたる強打者は皆「インコース」を打つ自分なりの工夫をしていたんだと思う。

>H.S君(野球部後輩、甲子園優勝投手)「マッサン、もっと本の中味について書いてくれないと...今度、北川君(別当さんの後輩、元近鉄)に聞いてみますよ」

>K,A君 (野球部同級生)増田 兄 読んだよ。 あの日の情景を思い出すねえ。よき時代であったなあ。
今にして、オーラス(4年の秋)で優勝できて、本当に良かったと思う。では、いずれな。   

>H,N君(野球部同級生)インコ-ス論 特になし。カツトしやすいのは外角、内角はなぜむずかしい?ボ-ルとバツトと体が狭い範囲にありすぎる。それぞれの可動管理範囲が狭い。インゴ-ス打ちの名人、山本一人、ベ-スにちかく立って、逆狙い。別当のインうち小生指摘のように右足うしろ引き、右中間へ。小生のかずすくない自慢の一席。慶應立教戦小島におさえこまれ、敗色濃厚、代打内藤、レギユラ-がかすりもしなかったインドロをきれいに振りきり、あわや右中間真っ二つのあたり、古田の超美技に阻れる。
<古いね...山本一人(南海ホークス)が出て来た。

>T,Y君(アフ友、野球文化学会員、山内研究者)
山内さんのインコース打ちは、青田さんから習ったものです。本人に最初にいわれてから、オールスター関連の文献で調べたんですが、両方ともそうでした。


☆ヤッパリ秋は寂しいな!清原、桑田が引退し、王さんも引退。幾多の名選手、名も無き選手もアマチュアーの選手も、学生選手も皆、次の働き場所を見つけるだろう。そして、現役中の自分流の努力は必ず役に立つだろう。