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<Font size=3 ><世情 雑感...>    ‘10-6-29</Font>

2010-06-29 08:03:15 | Massy's Opinion

☆選挙 
愈々、選挙が公示された。各党の政策を見ても、今一つ「ピーンと来ない」前回の政権交代を見ると、国民は長い自民党の体制に飽き飽きして民主党に票を入れたような感じがする。又、鳩山政権の期間も鳩山さんの物知らずさが露呈してしまったようだ。マスコミも「支持率論議」を一斉に取上げている。もう少し50年も続いて来た「社会体制を替えるのだから、時間が掛かる」と民主党の動向を見る姿勢も必要だと思う。街宣車が今日回ってきた。自民党比例区の「保坂さんぞう」さんだ。前回、自民都連の公認順位で新人に追い越されて落選した人である。


最近よく「国民の目線で」とか言われるが、産業は、一次産業、二次産業、三次産業と「企業目線」で考えられて、第三次産業には中々目が向かず、川の流れの川下に商人は置かれてしまう。僕は商人の生まれだから余計にそう考えるのかもしれない。
メーカーの「優越的地位の乱用」や「消費者保護」は50年前から比べれば格段に変わってきた。しかし、いい例を上げれば、自動車販売業は自動車産業の大きな括りの中で議論されてしまい、セールスの活動なんかには目が向かない。だから僕は、「士、農、工、商」の序列を変えよう。「異質だけど対等」にする為に、「勉強しよう」と言って来た。まあ、産業のレベルアップだ。此れが僕の組合活動をやった一つの理由でもある。



又、当時は「資本主義社会だ。共産主義社会だ」と言う議論もあったし、日産のストライキの様な激動の時代であった。今は、世界的に資本主義社会の運営体制が、一党独裁か、民主主義かと言う違いだけの世界に成っている。それにしても、ゴーンに8億を越える報酬を取られて、日産の整理された人たちはどんな感じを持たれて居るんだろう。労働組合も何かのコメントがあっても良いのでは...



さて、「保坂さんぞう」候補に話を戻すが、彼は、上野の生まれで僕の住まいの方に街宣車で回ってきたのは始めてである。地域の案内は「木梨もりよし」元杉並区議さん。街宣の途中で我が家を訪ねてくれた。実は、僕が労組委員長の時の仲間である。田淵哲也先生が引退して、「自動車販売整備の業界」出身者は居なくなってしまった。実際に「自動車ディーラーの第一線は税金の取立て代行業者」の様である。「労使は鏡」と言うが自動車産業の地盤沈下は此処にも現れている。直島経産大臣は自動車界出であるが、本当の販売業界出ではない。そうだ、「保坂」が出るのなら、ヤッパリ自民は嫌だが「人物を買って比例は保坂にしよう」考えた。幸い、「選挙区と比例区」がある。「選挙区は民主にいれよう」と選挙の態度を決めた。それにしても消費税だけでは争点の乏しい選挙である。モット大きな「此れからは資本主義の中でどんな社会を作るのか?」ビジョンが無い野党も仕様が無い。「任期途中で辞任をしている候補」は国民の事など考えている筈が無い。 国民も本気で考えて、行動しよう。



☆大相撲 野球賭博問題
本当にひどいな。「良し」「悪し」が解らないのは一番いけない。「悪い」と知りつつやるのは「まだいい」なぜならそんな悪い事はしないから...「悪いと知りつつやるのはモット悪いと言う人も居るだろう。僕は「性善説」。不祥事だらけの相撲界。この際名古屋場所は中止全親方辞任時間が掛かっても新しい執行体制を組むべきだ。一部の力士を処分しても仲間の中に「不信感」が残るだけ...よく八百長相撲の話が論議の中に出てこないなあと思う。閉鎖的な社会起こりがちな問題だが、あの大きな体であの格好で何処で遊ぶの?仲間内で遊べば賭け事になる。野球賭博に関係ないのは野球を知らない「外国人力士」だけか?