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2011-04-19 07:32:24 | Massy's Opinion
新規開店中華料理やとライブ・ハウス

先週、ライブ・ハウスの事を書いたが、あれから続けてネットを見て居て、気を引かれるサイトに当たった。
僕の古い知り合いで、Swing系の女性シンガー大矢江美さんが、六本木レーヌビル、“Club t“と言う店に出演のスケジュールが出ていて、メンバーがチョット変わっていた。お店も彼女は、初めてだろうし、僕も知らない。ネットで調べると、「東京タワーを見下ろす素晴らしい夜景云々...」その日のタイトルは”Latin Dance Night”でメンバーは
・柳沢信之(G,Vo)昔、Jazz、今はBossaNovaの弾き語りで有名。
・ペドロ梅村(Per,)ペドロ&カプリシャスのリーダー 高橋麻梨子の生みの親。
・Takeru(P)僕は初めて。
・女性Vocal 萩尾しの、川島智子、大矢江美。である。



スィングがレパトリーの、大矢さんが柳沢さんやペドロと組むことは40年来(昨年40週記念パーティーを京王プラザで開いた)聞いたことがない。「一体、何をやるんだろ?」
又、「この不景気に新しい店が出来たのかな?見てみたいな」と言う興味が湧いた。



丁度、夕方に虎の門で用事があるし、2月急に閉店した楼外楼の沈 君が「新橋に酸辣家と言う小さい店、を出した」と言う案内が来ていたし「そうだ、顔を出して夕食をして、六本木へ回ろう」と言う気になった。早速、ママを誘うと直ぐ、「OK」の返事で、新橋駅の機関車の前で待ち合わせ。時間が余り、45分位あの周辺をぶらついて、ビクトリアでコーヒーを飲み時間を潰した。新橋駅前も随分変わった。ガード下のパチンコ屋も無くなり、烏森口のキムラヤがパチンコ屋になった。ビクトリアのコーヒーも値上がり...兎に角、駅前で居酒屋の客引きが競争している。昔の熱海や箱根湯本の旅館の客引きみたいである。黙って見て居ると面白い。値段の交渉は小さい声でしている。多分「飲み物、フリーにしましょう」とかやっているのだろう。




さて、“Club t”はレーヌビル4F「確かあそこだったよな」とロアビルの横を入る。30年位前、そこのビルのオーナーが「ライブハウスをやりたい」と言うことで、三保敬太郎君のプランで“Scotch House 25”と言う店を開いたことがある。当時は三保君の現役、人気絶頂の時代、開店から3年位は、毎晩大入り満員、あのビルの看板の店だった。そんなことを思い出しながら4Fの”Club t”に入る。客は先客一組と我々だけ...そのうちにバンドメンバーと女性3人が入ってくる。大矢さん、僕らを見つけるなり驚いて、「ママ、お久しぶり、お元気そうね...」と会話が始まる。店も空いていたし会話がなずむ。
>メール打ってみるものね。Massyが来るとは思はなかったわ
<いや、メンバーが面白いので、僕は急に来たくなったんだよ。どうして、柳沢さんやペドロと組んだの?
>いつもSwingばかりでは、面白くないしね。川島さんに誘われたの...
<柳沢さんズーット昔、ホテルオークラのスターライトランジで聞いたことがあるし、あの頃は、ペドロ&カプリシャスは確か前野さんが女性ボーカルだったよね。それから芋ネイちゃん見たいな高橋麻梨子に変わったんだよね。僕はその頃、よくあそこへ行っていたからね。いや今日の組み合わせをどうしても見たかったの...



それからステージが始まった。女性ボーカルは年の順か、萩尾、川島、大矢の順で3曲ずつ、スタンダードの曲をサンバ、ボサノバのリズムに変えて歌う。曲目は殆ど周知の「バードランドの子守歌」ばかり。大矢さん流石に年季の入ったステージ振りで伴奏の柳沢、ペドロも盛り上がる。50分遣って休憩で第2ステージ。今度は皆、乗って来て、ペドロが歌い始めた。演奏の仲間も聞いたことがないと言っていたし、ラテンの曲だったが巧かった。第1ステージ、第2ステージともラストは柳沢さんの歌。これも良かった。何時の間にか店もいっぱい。
<大矢さん、すごく面白かったよ。若い子はスタンダードを無理にラテンに挑戦している感じだったけど...
>そう、今の若い子は皆好奇心が強いのか?すごく勉強しているは...若い子とコラボしないと取り残されてしまうわ。
<どんな勉強して居るの?野球やっている高校生も昔は一日100本位の素振りを今は1000本位、素振りするものね。此の店良い店だね。
>前は女の子がいるクラブだったらしい。ライブにして3年目位らしいは。月に1回位は出ると思うは...
<又、メール呉れる。今日はこれで帰るから。



兎に角、出演者がノッテいて、久しぶりに面白いライブだった。沈君の「酸辣家」も10坪足らずの小さい店だが色々考えていて、「Good Taste, Good Price、 Good Volume」  急に思いついた、新橋、六本木探訪。中身が濃かった。