Opinion!
☆コンビニ戦争
浜田山に新しくセブンイレブンがオープンした。駅前のメインストリートのはずれ、元駐車場である。これで、ローソン、ファミマ、セブンイレブン、西友が出揃い、駅の真ん前のダイクの跡地に成城石井が建設中、エスカマーレもあるし、イイダもある。
周囲の人口は増加しているが、誠に激戦区である。此の他にドラッグストアーがぱぱす,セイジョーと出ていて何処が儲かっているのか?解らない。奥様方に言わせるとそれぞれの店に微妙な違いがあると言う。此の他にはマッサージ屋、パン屋、ヘアーサロンがひしめいている。
☆其々の店が自分の特色を出そうとしている。僕は、自分の仕事の経験からつい習い性となっていて、どの店が、「如何いう狙いで店舗展開をしているのか?」プロデューサー・サイドで見てしまう。
立て看板に書かれている文字一つ一つから店長の性格、知的レベル、やる気度等を感じてしまう。まあ、麻雀で相手の手の内を考えるのと同じである。
先日、A3サイズのある書類の原稿をコピーするのに、A4サイズに縮小しないと、自分のプリンターではコピー出来ないので、縮小する為に大きなコピー機の置いてあるローソンへ行った。幸い、あたらしいコピー機が置かれていた。僕は、使い方もよく解らないので、店の人に聞いて見ることにした。25坪位の店で店員は比較的年配の「スキンヘッドのおじさん」と見るからに「若い草食系」の二人がレジの前にいる。さて、「どちらに聞いて見ようか?」と考えた末に、スキンヘッドのおじさんに「すいません。コピーの使い方解らないんだけど教えて呉れません?」と恐る恐る聞いて見た。今時コピー機の使い方を知らない人は、コンビニに来ないだろう。嫌な顔をされるかと思ったら「ハイハイ、ちょっとお待ちください」と軽やかな返事。「ホット安心して待つ」とカウンターを回って出てきた。「これ,A4に縮小したんだけれど...」「何枚ですか?」「4枚です」僅か40円。サササッとスイッチを押しコピーしてくれた。「この機械新しいですね?綺麗にコピー出来ますね。コンビ二も取扱い商品は多いし、めまぐるしく新しくなるし...商品知識を覚えるの大変でしょう」「いや大丈夫ですよ。自分の店ですからね」と得意そうな顔で答えた。
☆さて、最近コンビニ系の出店競争も一段落した感じがするし、飲食チエーン店も震災以来食材の問題も含めて出店競争に歯止めが掛かって居るのだろう。フランチャイズシステムもフランチャイズで出店する人が少なくなり、直営方式が増えている様だ。従って、家主の理解があれば「賃借契約は10年」と言うようなケースが増えている様だ。投資の回収が短期では出来ないからである。その昔、親父が自動車部品屋をやって居た時、暇さえあれば商品棚の整理をやって居て、『よく「在庫は儲けのカス」じゃなくては駄目だ』と言っていたが、親父が死んだ後、当時の専務によく「親父はこう言って居たよ」と言っても中々在庫整理はやってくれなかった。良く、喧嘩したものである。その事を思い出しながら、「自分で遣ること」と「遣らされること」の違いを、僅か40円のコピーに嫌な顔をしないで手を割いてくれるスキンヘッド店長の「やる気」を感じさせられた。今、多くのチエーン店が海外を含めて拡大競争をしているが、幾ら優秀なマニュアルが出来ていても、素晴らしい評価体系が出来ていても店長を教育することは非常に難しいことである。そして、これからの競争は、今までより更に「店長のやる気」次第に成ってくる。
☆コンビニ戦争
浜田山に新しくセブンイレブンがオープンした。駅前のメインストリートのはずれ、元駐車場である。これで、ローソン、ファミマ、セブンイレブン、西友が出揃い、駅の真ん前のダイクの跡地に成城石井が建設中、エスカマーレもあるし、イイダもある。
周囲の人口は増加しているが、誠に激戦区である。此の他にドラッグストアーがぱぱす,セイジョーと出ていて何処が儲かっているのか?解らない。奥様方に言わせるとそれぞれの店に微妙な違いがあると言う。此の他にはマッサージ屋、パン屋、ヘアーサロンがひしめいている。
☆其々の店が自分の特色を出そうとしている。僕は、自分の仕事の経験からつい習い性となっていて、どの店が、「如何いう狙いで店舗展開をしているのか?」プロデューサー・サイドで見てしまう。
立て看板に書かれている文字一つ一つから店長の性格、知的レベル、やる気度等を感じてしまう。まあ、麻雀で相手の手の内を考えるのと同じである。
先日、A3サイズのある書類の原稿をコピーするのに、A4サイズに縮小しないと、自分のプリンターではコピー出来ないので、縮小する為に大きなコピー機の置いてあるローソンへ行った。幸い、あたらしいコピー機が置かれていた。僕は、使い方もよく解らないので、店の人に聞いて見ることにした。25坪位の店で店員は比較的年配の「スキンヘッドのおじさん」と見るからに「若い草食系」の二人がレジの前にいる。さて、「どちらに聞いて見ようか?」と考えた末に、スキンヘッドのおじさんに「すいません。コピーの使い方解らないんだけど教えて呉れません?」と恐る恐る聞いて見た。今時コピー機の使い方を知らない人は、コンビニに来ないだろう。嫌な顔をされるかと思ったら「ハイハイ、ちょっとお待ちください」と軽やかな返事。「ホット安心して待つ」とカウンターを回って出てきた。「これ,A4に縮小したんだけれど...」「何枚ですか?」「4枚です」僅か40円。サササッとスイッチを押しコピーしてくれた。「この機械新しいですね?綺麗にコピー出来ますね。コンビ二も取扱い商品は多いし、めまぐるしく新しくなるし...商品知識を覚えるの大変でしょう」「いや大丈夫ですよ。自分の店ですからね」と得意そうな顔で答えた。
☆さて、最近コンビニ系の出店競争も一段落した感じがするし、飲食チエーン店も震災以来食材の問題も含めて出店競争に歯止めが掛かって居るのだろう。フランチャイズシステムもフランチャイズで出店する人が少なくなり、直営方式が増えている様だ。従って、家主の理解があれば「賃借契約は10年」と言うようなケースが増えている様だ。投資の回収が短期では出来ないからである。その昔、親父が自動車部品屋をやって居た時、暇さえあれば商品棚の整理をやって居て、『よく「在庫は儲けのカス」じゃなくては駄目だ』と言っていたが、親父が死んだ後、当時の専務によく「親父はこう言って居たよ」と言っても中々在庫整理はやってくれなかった。良く、喧嘩したものである。その事を思い出しながら、「自分で遣ること」と「遣らされること」の違いを、僅か40円のコピーに嫌な顔をしないで手を割いてくれるスキンヘッド店長の「やる気」を感じさせられた。今、多くのチエーン店が海外を含めて拡大競争をしているが、幾ら優秀なマニュアルが出来ていても、素晴らしい評価体系が出来ていても店長を教育することは非常に難しいことである。そして、これからの競争は、今までより更に「店長のやる気」次第に成ってくる。