TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

んー、割引券が切れた・・・

2007年05月31日 17時26分25秒 | 温泉・銭湯
 5月31日で、「らぽーれ」の半額割引券の有効期限が切れる。行く暇がなくて行けない。1000円も余分に払うのもったいないが、しょうがないか・・・。
 温泉にでも行ってゆっくりすればかぜも治るかとと思っているんだが・・・。
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正負の数の乗法

2007年05月31日 17時02分22秒 | 数学
 今度はかけざん。

教科書では「毎時4kmで歩いている人が2時間歩くと何km歩くか。」
生徒「8km」
「式は?」
4×2=8

ここで「4は+4だよね。2は+2だよね。」とやる。
「だから、(+4)×(+2)=+8 いいか?」
生徒「いいです」
「じゃあ今から-のことを考えるので、+の意味を決めるよ。」
「東へ毎時4km進むことを毎時+4kmとする。」
「+2時間はどういうこと?」
生徒「2時間後」
生徒「2時間増える」

(2時間後で収めたかったのですが、2時間増えるというのは良い意見だった。
+2の+を「増える」と解釈すると単に2時間後と考えるより+2がリアルな意味を持つように思った。)
「そうだね今10時だとするとそこから2時増えるということは2時間後だね」
と確認した。

「東に毎時4Kmの速さで2時間後は・・・・。
東に8kmのところにいる。または2時間増える(2時間たつ)と8km東に移動するから
(+4)×(+2)=+8 ですね。」
「これでいいですか?いいと思う人手を上げて。」
(全員手があがる。)



「では、この約束で
(+4)×(-2)は?」

生徒「-8」

「正解!何で?」
生徒「-2は2時間前だから、2時間前は8km西にいるから」
「よろしい」
「または、-2時間というのは2時間時間が減っているから、今10時とすると、
2時間前。つまり2時間時間が戻るということだ。」
「2時間時間が戻るということは8km西に移動する」
(実際にバックして見せる)

(+4)×(-2)=-8
「これでいいですか?いいと思う人手を上げて。」
(手があがる。中に1~2人上がらない生徒がいるが、次にいく)


「今度は(-4)×(+2)を考える。」
「-4は、毎時-4km進むっていうことだけど・・・。これはどんなこと?」
生徒「西に毎時4km進むこと。」

「すると、(-4)×(+2)は?」
生徒「-8」
「その通り!では、何で?」

生徒「西に毎時4km進んで2時間たつから西に8km進む。」

「よろしい。(-4)×(+2)=-8」
「これでいいですか?いいと思う人手を上げて。」
(手があがる。中に1~2人上がらない生徒がいるが、次にいく)

※本当はじっくりやりたいけど、周りの子が飽きてくるので、切り上げます。

「では、最後は(-4)×(-2)は?」
生徒「+8」

ここからは前と同じ説明。
 西に4km進んでいる人がいて、今から時間を2時間戻すと東に8km移動していることになる。実際に歩いて見せる。
こうして、
(+4)×(+2)=+8
(+4)×(-2)=-8
(-4)×(+2)=-8
(-4)×(-2)=+8
をまとめる。

 この説明も数直線上での説明なので、わかりにくい生徒がいる。
東を+、西を-とするのは「約束」であるから、+は得や増加
-は損、減少といったイメージからは遠いため、理解が困難なのだと思う。

そのため、別の説明も考え付いたが次回。



























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