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TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

物語6

2008年05月29日 18時40分18秒 | 物語
前号までのあらすじ

 ジュータンは音もなく、ふわふわと浮き上がり、お城の方へと向かった。
が、
 「あぁぁ、これは・・・」と大先生は声を上げた。
                        (物語6へつづく)

 「あぁぁ、これは・・・」
 お城へ向かったジュータンが突然急降下したのだ。
 「大先生、申し訳ございません。どうもうまく動かないのです。」
 「動かないと言うのはどうしてなのですか?」
 「どうも、私の意志が通じないようで・・・。」

 ジュータンはこの男の「意志」で動いているらしい。ふわふわと浮かんでいるかと思うと突然、急降下、急上昇を繰り返す。

 「何とか、なりませんかぁぁぁ。」
 「しっかり私につかまっていてください。うぅーん!」
大先生は男の体にしがみついた。男は何かを念じていた。

 「観自在菩薩行深般若波羅蜜多時、照見五蘊皆空、度一切苦厄。舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。受・想・行・識亦復如是。・・・・」 「般若心経を念じて何とかなりますか?」

 「とりあえず何か念じませんと。どうも調子が悪いな・・・。舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。是故空中、無色、無受・想・行・識、無・・・」
 「雑念があるとうまく動いてくれないようなのです、大先生。」
 
 「わかりました。とにかく早くお城へ・・・」

・・・・・・・・・

 こうして何とか二人はお城へたどりついた。

               物語7へ続く
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将棋部の指導

2008年05月29日 17時18分41秒 | 将棋
 将棋部の顧問として、たかだか5級くらいの棋力で、生徒と対戦し指導している。私自身は将棋ソフトと対戦しているので、早指し。その癖が出て、生徒と将棋を指すときも早指し。生徒の立場を考えると、考えてやっと指したのにすぐに指されてしまうので、あせるようだ。そこでわざと指すのを遅くしてみた。自分がゆっくり指すと、生徒も落ち着くようである。また、私もそれまでの指し手を、ちょっとだけ思い出すことができそうだ。

 将棋のプロや、将棋の強い人たちは、最初からの手をすべて再現できる。私にはそれができない。もう少し訓練をつまないといけないらしい。
 それにしても、全くの初心者に近い生徒に将棋をどうやって教えたらいいのだろうか。
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