Amazonはありがたい。絶版になった良い状態の古本が手に入る。今回手に入れたのは
「相掛かり入門」(毎日コミュニケーションズ)
こちらは絶版かどうかわからないが、書店になかった。以前古本屋で「相掛かり入門2」を手に入れた。読んでみたら続編だったことが分かって、基礎編の「相掛かり入門」をさがした。将棋部を開設してから思うのは、「相掛かり」は将棋の基本なのだが、私は振り飛車党で、もっぱら飛車を振っている。それでは、生徒を教えられないので、居飛車の研究が必要になったというわけだ。読んでみると、なるほど将棋の基本満載の良書である。
「教室に電卓を!」(一松信著 海鳴社 1980)これは絶版。数学の選択で電卓を使う授業をやろうと思ったときに、思いついて、出版社に問い合わせたところ、絶版だと言われた。この本のシリーズは、全部で3冊。その1巻目であった。私は2巻と3巻を出版社から直接購入していた。
実は、選択の授業のヒントになるかと思って、買おうとしたことも理由のひとつだが、円周率の計算に、「ガウス・ルジャンドルの方法」というのがあり、そのことがこの本の2巻目に詳しく載っているというので買ったのだ。で、第1巻はどういうのかな~、と思って、神田の古本屋に行ったのだが、なくてあきらめていた。図書館にはあるんだが、まさか売ってはくれないし・・・。
今回、長崎県の古書店が登録されていて、そこから送られてきた。1980円。ネットで別のところで検索すると4000円だって。お得なお買い物だった。ちなみにこの本の定価は1300円。希少価値の本である。
一松信先生とは、理科大の数学教育講座でお目にかかったことがある。もう15年以上前であろうか、この本が出たというので話題の人であった。
私は講座で先生に「電卓に頼る結果、計算力など失われる能力があると思うが、その結果は数学的な思考力や能力を低下させることにはならないか」というようなことで質問したところ、「本質的な質問だ。しかし、電卓を使って学習した結果、得られる能力もあるはずです」と答えて下さったことを覚えている。
その後先生を日数教の秋田大会の会場でお見かけしたり、次の年の千葉の幕張で行われたICME 9(数学教育世界会議)の会場でもお見かけしたと思う。先生は「数学検定」の創設者の一人でもある。
17日、土曜日にネットで注文したら、20日火曜日に届いた。欲しかった本が手に入ったので嬉しい。
「相掛かり入門」(毎日コミュニケーションズ)
こちらは絶版かどうかわからないが、書店になかった。以前古本屋で「相掛かり入門2」を手に入れた。読んでみたら続編だったことが分かって、基礎編の「相掛かり入門」をさがした。将棋部を開設してから思うのは、「相掛かり」は将棋の基本なのだが、私は振り飛車党で、もっぱら飛車を振っている。それでは、生徒を教えられないので、居飛車の研究が必要になったというわけだ。読んでみると、なるほど将棋の基本満載の良書である。
「教室に電卓を!」(一松信著 海鳴社 1980)これは絶版。数学の選択で電卓を使う授業をやろうと思ったときに、思いついて、出版社に問い合わせたところ、絶版だと言われた。この本のシリーズは、全部で3冊。その1巻目であった。私は2巻と3巻を出版社から直接購入していた。
実は、選択の授業のヒントになるかと思って、買おうとしたことも理由のひとつだが、円周率の計算に、「ガウス・ルジャンドルの方法」というのがあり、そのことがこの本の2巻目に詳しく載っているというので買ったのだ。で、第1巻はどういうのかな~、と思って、神田の古本屋に行ったのだが、なくてあきらめていた。図書館にはあるんだが、まさか売ってはくれないし・・・。
今回、長崎県の古書店が登録されていて、そこから送られてきた。1980円。ネットで別のところで検索すると4000円だって。お得なお買い物だった。ちなみにこの本の定価は1300円。希少価値の本である。
一松信先生とは、理科大の数学教育講座でお目にかかったことがある。もう15年以上前であろうか、この本が出たというので話題の人であった。
私は講座で先生に「電卓に頼る結果、計算力など失われる能力があると思うが、その結果は数学的な思考力や能力を低下させることにはならないか」というようなことで質問したところ、「本質的な質問だ。しかし、電卓を使って学習した結果、得られる能力もあるはずです」と答えて下さったことを覚えている。
その後先生を日数教の秋田大会の会場でお見かけしたり、次の年の千葉の幕張で行われたICME 9(数学教育世界会議)の会場でもお見かけしたと思う。先生は「数学検定」の創設者の一人でもある。
17日、土曜日にネットで注文したら、20日火曜日に届いた。欲しかった本が手に入ったので嬉しい。