何とお囃子にも転調があることを発見。
ただしあくまでも仮説だ。
笛の指使いで
○○○ ○○○● というのがある。
(左手)(右手)
数字の譜だと「七」「7」。つまり「シ」なのだが、この音はあまり使われずに
○●○ ○○○● が使われる。
これは「7」のフラットにあたる。
また、●○● ●●●● これは「0」と表記されて音はシのフラットになる。
つまり笛で、シが吹かれずにシのフラットが吹かれることがある。
西洋音階ではシのフラットが使われれば、ヘ調に移調したことになる。
重松流の教則本に「ねんねこ」といのがある。
その笛の譜はこうだ
「ねーんねん ころーりーよー」
♩ ♩♩ ♪♩♬♬
3ー32 *35320六
ここで0に注目。
このまま読むと
ミーミレ *ミソーミレシ♭ラである。
ではこれをヘ調と思って読むと
シーシラ シレーシラファミとなる。
で実際に譜の最後は
「坊やは良い子だ ねんねしな」のところは
五ー六五六 *256 3206 五六六0六二五六
西洋式に読めば
ソーラソラ レソラ ミレシ♭ラ ソララシ♭ラレソラ
(音楽の授業などで習ったメロディーと若干違うところがある)
ところが、日本には
陽旋法 レミソラドレ レドラソミレ
陰旋法 ミファラシレミ ミドシラファミ
というのがある。
「坊やは良い子だ ねんねしな」のところは
ソーラソラ レソラ ミレシ♭ラ ソララシ♭ラレソラ
であるが、どちらだろう?
「日本音階はレかミで終わる」と習った。
レなら陽、ミなら陰だが、上の階名(ドレミ・・・)を見る限りではどちらでもない。
ところが、シにフラットがついていることに着目して、
これをヘ調(正確にはニ短調)に読み替えると
レーミレ ラレミ シラファミ レミミファミラレミ となる。これで陰旋法と判る。
つまり笛は転調をして陰旋法を実現しているようだ。
これは重松流祭囃子の例だが、実は箕輪囃子にも同じような転調が現れると思われる。
つづく

ただしあくまでも仮説だ。
笛の指使いで
○○○ ○○○● というのがある。
(左手)(右手)
数字の譜だと「七」「7」。つまり「シ」なのだが、この音はあまり使われずに
○●○ ○○○● が使われる。
これは「7」のフラットにあたる。
また、●○● ●●●● これは「0」と表記されて音はシのフラットになる。
つまり笛で、シが吹かれずにシのフラットが吹かれることがある。
西洋音階ではシのフラットが使われれば、ヘ調に移調したことになる。
重松流の教則本に「ねんねこ」といのがある。
その笛の譜はこうだ
「ねーんねん ころーりーよー」
♩ ♩♩ ♪♩♬♬
3ー32 *35320六
ここで0に注目。
このまま読むと
ミーミレ *ミソーミレシ♭ラである。
ではこれをヘ調と思って読むと
シーシラ シレーシラファミとなる。
で実際に譜の最後は
「坊やは良い子だ ねんねしな」のところは
五ー六五六 *256 3206 五六六0六二五六
西洋式に読めば
ソーラソラ レソラ ミレシ♭ラ ソララシ♭ラレソラ
(音楽の授業などで習ったメロディーと若干違うところがある)
ところが、日本には
陽旋法 レミソラドレ レドラソミレ
陰旋法 ミファラシレミ ミドシラファミ
というのがある。
「坊やは良い子だ ねんねしな」のところは
ソーラソラ レソラ ミレシ♭ラ ソララシ♭ラレソラ
であるが、どちらだろう?
「日本音階はレかミで終わる」と習った。
レなら陽、ミなら陰だが、上の階名(ドレミ・・・)を見る限りではどちらでもない。
ところが、シにフラットがついていることに着目して、
これをヘ調(正確にはニ短調)に読み替えると
レーミレ ラレミ シラファミ レミミファミラレミ となる。これで陰旋法と判る。

つまり笛は転調をして陰旋法を実現しているようだ。
これは重松流祭囃子の例だが、実は箕輪囃子にも同じような転調が現れると思われる。
つづく