TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

推理小説

2010年05月25日 21時16分42秒 | 日記
 退職後の楽しみは図書館に通い本を読むこと。今は西村京太郎の推理小説を読んでいる。もう8冊くらい読んだかも・・・。読んでみて判ったこと。1冊まるまるが一つの作品のものは読みごたえがあるが、1冊に何作品のものは、一つ一つの作品をみると、推理が甘かったりすること。

 いずれにしても、読み応えがある作品は、読者にも推理させ、楽しませてくれるのだが、そうでないものは、結構強引に推理を進めていたりして、「こんな推理でいいのか」と思うことがある。刑事の推理する場面にも飛躍があったりして、納得がいかないこともある。
 例えば、主人公が終盤で犯人が向かう先を予想することがよくある。場所がちゃんと判って当たる。犯人が次の殺人を犯す一歩手前で捕まるなんて、娯楽作品だからまあいいかとも思った。ここら辺りはサスペンスドラマも同じ。どうもたくさん読んでみると、結構推理に穴があるなと思った。

 それでも西村作品は旅があり鉄道あり、温泉ありで十分に楽しませてくれる。サスペンスドラマを見るときも、小説で紹介された犯罪の手法が役に立つ。図書館にある西村作品を片っ端から読んでみたいと思った。

 ただ、推理小説は松本清張が一番か。ちょっと山村美紗の作品を読んでみようかとも思う。まだ推理小説初心者なのに、西村さんごめんなさい。

コメント
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