TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

確率実験

2011年10月10日 14時27分09秒 | 数学
 さいころを何回も投げる実験をした。パソコンで乱数を発生させて模擬実験はしたことがあるが、さいころを何回も投げる実験は初めて。
使ったサイコロは1の目が大きいタイプ。


 サイコロの1の目はなぜ大きいのか。

1の目が他の目と同じタイプはこれ。


 こちらだと、1の目の面が重くなるので6の目が出やすいと考えられる。どの面の目もうまく彫って面の重さが同じになるようにという配慮だが、
写真の1の目が大きなサイコロの場合、2の目と4の目の大きさがあまり変わらないから、均一ではないような。

 実際に実験をしてみた。さいころを2100回投げた。
1の目の出た回数 390回
2の目の出た回数 324回
3の目の出た回数 363回
4の目の出た回数 325回
5の目の出た回数 337回
6の目の出た回数 361回

 2100÷6=350 だから、このサイコロは1の目が出やすいようだ。2100回だからまだ誤差があるだろうが・・・。
1の目が大きすぎて1の目の面が軽かったのかも知れない。統計的にはどうなのか、推定と検定を勉強して調べてみたい。
次は、1の目が普通の目のサイコロで実験する予定。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする