TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

勉強法

2011年10月06日 16時55分12秒 | 日記
 補充教室で、「英語教えて」と声をかけたのは、いつも図書室で見る生徒。どんな英語かと思えば長文読解。そこで、長文を読みながら日本語に訳してみせた。ここでふと、「答えある?」と聞くと、あるとのこと。さっそく解答を見ると、長文の全文訳が載っているではないか。「全文訳を先ず読んで、それから長文を読むと良いよ」と言った。長文読解が苦手な生徒はおそらく、文法も良く分かってない、単語も分からないことが多いはず。まずは答えを見て考えることを教えた。
 次に数学。これも、解き方が分からないときはすぐに答えを見るようにと教えた。将棋の勉強法と同じ。分からないのに無理に考えても分からないのだから、解答を見て「考え方」を知るのが近道。
 私も、高校入試や大学入試の問題は何とか自分で考えて解くことができるが、大学院入試の問題となると歯が立たないから、まず答えを見る。そうするとその問題の解き方や問題を解くための発想を知ることができる。事実力や知識がないうちは解答を良く読みことが勉強の近道になる。
コメント
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