TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

面積迷路で数学2

2013年08月30日 01時00分50秒 | 数学

 面積迷路第1集100番の問題。


中学校の数学で何とか解いてみよう。
求める?の面積を文字xで表す。右上の欠けた部分を補って、全体を長方形
にし、右上の影の部分の面積をy平方cmとする。


長方形の上側に着目し
左側の面積は 32
右側は 34+y

左の面積と右の面積の比は 下側の x:45 に等しいから

32:(34+y) = x:45

これより、
x(34+y)=32×45 ・・・(1)

また、長方形全体の面積は 11×14=154 だから
32+34+y+x+45=154

これより、
x+y=43 ・・・(2)

(2)から y=43-x を(1)に代入すると

 x(34+43-x)=32×45

x(77-x)=32×45

32+45=77 に 注意して32×45はそのままにして式を整理すると

 77x-x^2-32×45=0 (x^2はxの2乗のことと約束する)
 
 x^2-77x+32×45=0

(x-32)(x-45)=0

したがって、  x=32, x=45
このとき、この順に y=11, y=-2
よってx=45,y=-2 は不適であるから

 x=32, y=11

したがって、x=32

答え 32平方cm

これが中学校の数学を使った解法であるが、
小学校の算数ではどうやって解くのだろうか?

つづく




コメント
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