TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

平行線の平行線は・・・「は」と「が」

2014年05月07日 08時36分59秒 | 数学

「平行線の平行線は平行線」を証明するとき

図で、l //m 、m// n とする。これが仮定。このときl//n であることを証明せよ。


ここで証明のときに使う文章で「」と「」に注意したい。

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2直線が平行線であることを示すには、その2直線と交わる直線をひいて、
同位角や錯角が等しいことを言えば良い。
l、m、n に交わる直線を引き、図のような同位角を ∠a、∠b、∠c とする。


l//m で、平行線の同位角等しいから、∠a=∠b  
m//n で、平行線の同位角等しいから、∠b=∠c  

したがって、∠a=∠c

これより、同位角等しいから、 l//n  
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「は」を使う時
平行線の同位角等しいから、∠a=∠b
を使うときはそのあとに、 の前にある主語
「平行線の同位角」の内容が記号などで具体的に述べられる。
ここでは、∠a=∠b がそれである。

「平行線の同位角は等しいから」という一般的な性質が図に即して具体的に述べられている。
こういうときには を使っている。

では、 はどういうときに使われるのか。

つづく
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