TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

因数分解をめぐって5

2014年06月29日 09時41分28秒 | 数学


数あての指導 x^2+4x+3=(x )(x )
で、納得しない生徒の多くは、
公式1の展開公式 (x+a)(x+b)=x^2+(a+b)x+ab
がなっとく出来ていない。

この生徒多くは(x+2)(x+5)などの展開を x^2+5x+2x+10と一度4つの項に
展開してからx^2+7x+10 としている場合がほとんどである。

そこに立ち戻って、因数分解を指導すると良い。

まずは (a+b)(c+d) を展開させる。
 ac+ad+bc+bd

つぎに、これを元に戻して(a+b)(c+d)にするにはどうするかを考えさせる。
たぶんできないので

(a+b)(c+d)にもどって、

(a+b)(c+d)=???????=ac+ad+bc+bd
????????の式を考えさせる。
そして教科書に一度戻るのだ。教科書の説明を納得するまで読んでもらう。
ここで大切なのは「置く」という用語。

つづく


コメント
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