TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

「いきの構造」の図2

2020年09月08日 01時01分31秒 | 日記

図はもう一つあった。
この図。


この図は、前述の六面体を半分にしたものだ。


マンガが江戸時代になっているので、
「ろ」は原文の「O」、「い」が「P」となる。

以下原文

#「いき」の構造
さらに読んで行くと、図が必要な箇所に出くわす。
この図もマンガで判った。

「 「さび」とは、 O、上品、地味のつくる三角形と、 P、意気、渋味のつくる三角形とを両端面に有する三角※[#「※」は「つちへん +壽」、 46-2]の名称である。わが大和民族の趣味上の特色は、この三角※[#「※」は「つちへん +壽」、読みは「ちゅう」、 46-2]が三角※[#「※」は「つちへん +壽」、読みは「ちゅう」、 46-2]の形で現勢的に存在する点にある。  「雅」は、上品と地味と渋味との作る三角形を底面とし、 Oを頂点とする四面体のうちに求むべきものである。」

—『「いき」の構造』九鬼 周造著





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