イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2015年10月30日 | 2015釣り
場所:加太沖
条件:中潮 8:06満潮
潮流:8:41上り3.0ノット最強 12:26転流
釣果:マルアジ 3匹

今日は天気がいいし波も穏やか、潮も朝のうちは上り潮でいい感じだ。潮流の最強時刻が早いので後半は青イソメでアジを狙おうというプランで出撃した。

朝はもうかなり寒くなってきた。カッパの上下を着ているが指先まで冷たい。次の釣行は手袋が必要なのかもしれない。



第2テッパンポイントとそこから南に向かってかなりの船が出ている。まずは真鯛を釣りたいと考えているのであまり沖に出ずにスタート。



すぐにはアタリはないだろう。たぶん7時半を回ってからだと思うので焦らずに仕掛けを流してゆく。
午前8時を回っても真鯛らしきアタリはない。
沖の船が気になってきた。あっちはアジが釣れているのだろうか?
それと、大型漁礁にも密集している船団があり、これも気になる。
まったくの勘で大型漁礁に行ってみた。ここは船と船がぶつかりそうなほどの距離で釣りをしている。そこまで入り込める自信がないので少し離れたところで青イソメをつけた仕掛けを下してみた。
こっちはアタリがないが周りの船はかなり魚を上げている。遠くからでは何を釣っているのかわからない。徐々に間合いを詰めてゆくと、はやりアジを上げている。しかし、どうしてこんなに釣れるスピードが違うのだ。というか、こっちは全くアタリさえもないのだ。一応、エサをつけているのだからいくらかアタリがあってもよさそうなものだ。やっと2匹を釣り上げたが、あの人たちはどんな釣り方をしているのか知りたくてもっと間合いを詰めて観察してみる。エサを付けている気配がなくて、かなり底の方を狙っていることがわかった。ならば僕もチョクリの仕掛けに変更してみたが、アタリは2回だけで獲れたのは1匹だけ。潮が止まり忍耐力も切れてしまって午前11時に終了。



この海域にいた船は全部漁師の船だったが、そこまで差が出ると完全にヘコんでしまう。加太の釣り船のホームページを見たらかなりの数の真鯛があがっていた。同じ海域で同じ時刻に釣りをしていた船もあっただろう。
はやりヘコんでしまう・・・。今まで何をしてきたのか・・・。
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水軒沖釣行

2015年10月26日 | 2015釣り
場所:水軒沖
条件:大潮 5:01満潮
釣果:ボウズ

昨日は木枯らし1号が吹いた。朝の気温はグッと下がり北風も強くなった。
早朝は風が残りそうなので今日は小船を駆ってアオリイカとクチを狙いに出てみた。前回採りに行った自然薯を使ってクチでハンペンを作ってやろうという魂胆だったのだがどちらもまったくダメだった。

気温は低いが水温はまだまだ高いので島や船、水際の構造物が浮き上がって見えている。この時期独特の光景だ。

 

双子島周りでエギを投げるもまったくの不発。雑賀崎の沖でクチを狙うも今日はバッチ網の船が大量に出ていて邪魔者のようにあしらわれてしまう。



水軒一文字沖に移動するもやはりアタリはない。

海水にはスラッジが多くこれが原因か、それとも昨日の木枯らし1号の影響か・・・。



情報では雑賀崎の底引き網もこの海域で跋扈しているそうで、まったくいい釣果には恵まれていないそうだ。


泣きっ面に蜂で、帰港する途中大きな音がして急に速度が出なくなってしまった。エンジンは回るものの推進力が出ない。ギアが滑っているようだ。
まったく修理のあてがない。
移動しようにも動くことはできないし元々なんとかお金をかけず維持をしなければならないのがこの船の宿命だ。これはこまったことになってしまった。
前回のビニールの巻き込みといい、どうも調子が悪い。これが最後ということにしてほしいものだ・・・。

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洲本沖釣行

2015年10月19日 | 2015釣り
場所:洲本沖
条件:小潮 10:23満潮
釣果:タチウオ 5匹

今日も小潮回りなので洲本沖へタチウオ狙いだ。前回はパッとしなかったので今日こそはと意気込んでこの日を待っていたが、午後1時までに出勤しなければならなくなってしまった。洲本沖に滞在できるのは午前10までだ。
会社の同僚も同乗するので少しでも長い時間釣りをしたいと思い午前5時15分に出港。しかしながら船の調子がどうもおかしい。スロットルを上げると船体が異常に振動する。
同僚が持っていたヘッドライトでスクリューを見てみるとどうもなにかが絡まっている。暗くて確かなことがわからないが、エンジンの不調でなければ大丈夫だろうと微速で洲本沖を目指す。北港釣り公園に差しかかったころにようやく水面下が見えるくらいになったので改めて見てみるとやはり何かが絡まっている。こんな時のためにと作ってあった鎌で探ると大量のビニールが引っかかってきた。ナイロン袋にしては大きすぎるし、養生シートのようなものではなく、一体何に使われていたものだろうか、困ったものだ。たぶん離岸した時にはすでに絡まっていたのだろう。大事なくてよかった。それからは全速で洲本沖へ。



ことのほか波が高く、本線航路を慎重に抜けて午前6時半頃にポイントに到着。
早速同僚が1匹釣り上げた。もう一人の同僚もヒットさせた。こちらにはアタリがない。こんな展開はどうもまずい。焦りだけが先行する。アタリはあるもののうまくフッキングさせられない。
焦りが焦りを呼んでまったくどうにもならない。リミットもあるので余計に焦ってしまう。
せっかく考案したアシストフックもうまく働かない。大きく合わせるとワイヤーに絡まってしまう。まあ、いままで幾多の人々がいろいろな策を講じてきたのだからこんな方法もすでに試されているだろう。世間に知れ渡っていないということはやはり意味がないということだろう。下手な考え休むに似たりだ。



午前9時頃まではそれなりにアタリはあったがその後は潮止まりに差しかかったのかアタリがまったくなくなった。リミット時刻に僕と同僚のひとりが連続でヒット。
ロスタイム15分までがんばったがあえなく終了。多分、また、このくらいの時刻からアタリが出始めるのかもしれないと思うと残念でならない。しかし、僕も悲しいかなサラリーマンだ。気持ちは別として体はそこにいなければならない。

顔を洗ってひげも剃って身だしなみを整えたつもりだが、顔が塩辛い。まったくこんな場所には似つかわしくない人間だ。



男は仕事を選び間違えると不幸極まりないというが、僕もその一人なのかもしれない。



そして、今日一番釣った同僚はエサの調達に非常に努力したらしい。コネを駆使して、刺身にできるほどのイワシを店頭で塩して冷凍までさせてもってきたらしい。それも大きな型ぞろいだ。
食いが渋っているときはエサの鮮度でも差が出てしまうのかもしれない。
コネがほしい・・。





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水軒沖釣行

2015年10月12日 | 2015釣り
場所:水軒沖
条件:大潮 5:49満潮
釣果:ボウズ

さて、今日はどこへ行こうかと思案。少しだけ会社に顔を出さなければならないので加太は無理だ。できれば大きいほうの船で行きたい。タチウオはどうかと思ったがあまり釣れる感じがしない。
情報では水軒沖でまたマルアジが釣れているらしいというのでそこを目指してみようと考えた。

天気はすこぶる良いが寒い、そして波が高い。



仕掛けを下してみたがアタリがない。一度だけ食いあげるアタリがあったがハリを取られたのでマルアジではなくてタチウオかサゴシだったのだろう。
もともと出勤前のひととき、海の上でゆっくりプカプカ浮いていたいというノープランに近い釣行だったので午前7時を待たずに忍耐力がなくなってしまった。
プカプカ浮いていようにも波が荒くて落ち着かない・・・。

今日のミッションはもうひとつ。
前の休みに沈めておいたカニのカゴの回収だ。
3個仕掛けていたはずなのだが1個足りない。   盗まれた・・・。
一番目立つウキのカゴが盗まれていた。
悔しい・・・。
このカゴを買ったとき、もう作る人がいないから手に入らないよと言われていたほど貴重なカゴだったのに。
せめて盗むのは中身だけにしておけよ。


最近はボートパークができたり大浦の係留場所も外部から人が入ってきたりで治安が悪くなってきたようだ。知り合いばかりだと顔が差すのでこんなことはできないはずだ。
そしてまったく気にしていなかったが、3連休だったものだから船の往来も多かったに違いない。
しかし、普通ならあんな場所を経由して沖に出る奴はいないはずだ。よほどたちの悪いやつに違いない。
やはりこの国には道徳がなくなってしまったようだ。
僕のカゴを盗んだ奴よ、このブログを読んでいたら頼むから遭難してくれ。報いを受けてくれ。そうでないとこの国の道徳は復活しない。

僕はカニがどうも苦手なのだが、母親は早速茹でてむしゃむしゃ食っていた。久々のトビツキは美味しかったらしい。





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洲本沖釣行

2015年10月06日 | 2015釣り
場所:洲本沖
条件:小潮7:06干潮
潮流:6:33下り2.2ノット最強 9:55転流
釣果:タチウオ 9匹


いやはや疲れた。よく考えたら、3日連続で休日加太方面への釣行だ。本当はあまり行きたくなかったのだが月末に調子に乗って同僚に10月の休みを教えてしまいおまけに前回の好釣果を自慢しまくったものだから行かないわけには行かなくなったのだ。
本当は会社に行ってちょとだけ仕事をしなければならなっかのだが・・・。明日の出勤が気が重い。
そして同僚のひとりはものすごくアグレッシブでタチウオを釣ってから真鯛をやりたいと言うのだ。嫌ですというと相手の気を悪くするが、経験上あれこれを狙ってまともな釣りをしたことがない。それに家に帰ってお昼ご飯を食べる主義の僕には無理なスケジュールだ。なんとかこれを回避するすべはないものかと思案をしながら今日を迎えてしまった。

朝3:50に目覚まし時計は確かに鳴ったのだが無意識に止めてしまってそのまま寝入ってしまった。ハッと意識を取り戻したのは午前4時20分。午前5時には港に行って同僚を待っていてあげなければならないので今日もウ○コを出せずに出発。

中の瀬戸を越えるころまでは予報に反して非常に順調な航海だったが、



本線航路に差しかかったころには予報通りに北風が強い。速度を落としながらポイントにやっと到着。波も高くて船はかなり揺れている。

前回と同じ場所からのスタート。
アタリはすぐにやってきた。たしかにハリには掛かっていたがが途中でバラシ。バラしたとはいえ、幸先がいいではないか・・・。
しかし、そのあとは泣かず飛ばず。アタリはあるもののなかなかハリに乗らない。アタリはかなりあるのだがことごとく外れる。その間、同僚たちは順調にタチウオを釣り上げている。完全に負けている。
よく見ると巻き上げながら誘っているのではなくて完全にテンヤを止めて待っている。こんな渋い日は誘うより待っているほうがいいのかもしれない。僕も真似をしてみると2匹連続でヒット。これもひとつのメソッドか。
潮止まりに近づくにつれてもっとアタリが遠のく。普通ならこれで諦めてさっさと退散するのだが、せっかく同僚が乗ってくれているので潮が動き始めるまで延長戦だ。
午前11頃に少し浅い場所に移動。そこで再びアタリのラッシュだ。しかしこれもすぐにおさまってしまって正午に終了。
同僚はこれから真鯛行きますかと言うが、こっちはもうヘトヘトだ。勘弁してもらって帰港。

今日は大漁かもと思い新しいクーラーを持ってきたが、イマイチのデビュー戦になってしまった。敗因の第1はこのうぬぼれにあったのかもしれない。


帰り道、本線航路に豪華客船。調べてみると飛鳥Ⅱらしい。最近この船をよく見る。きっと繁盛しているんだろう。外国人観光客か、はたまた日本人のお金持ちが乗っているのか、この国は平和だ。



ボロ船とのコントラストがいい感じだろう。

いつもの航行ルートの途中にある一文字の新々波止の先っちょに灯台が設置されていた。ここの景色も少しずつ変わってきたが工事ももうすぐ終了のようだ。



帰りにはいつものスーパーでアイスクリームを調達。この季節になるといつも探すのが生の筋子だ。出来上がりの醤油漬けを買うより自分で作るほうが何倍も美味しい。あのサラサラ感とプチプチ感は売っているものでは味わえない。
大きい筋子を買って1/3はすぐに食べ、残りはお正月まで冷凍保存する。



我が家のお正月の準備はイクラの醤油漬け作りから始まるのだ。



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加太沖釣行

2015年10月03日 | 2015釣り
場所:加太沖
条件:中潮 10:01満潮
潮流:6:44転流 10:39 上り2.7ノット最強
釣果:ボウズ


今日はなぜか真鯛を釣りたい。夏が終わってからまだ真鯛にお目にかかっていない。ぎりぎりの中潮で、しかも昨日の早朝までの嵐も去ってくれた。

朝はとりあえず保険で紀ノ川沖でタチウオの仕掛けを引っぱってみたが、今日もダメだ。あきらめて釣り公園のほうへ向けて進み始めた時にやっとアタリが出てなんとか1匹だけ確保。
今の仕掛けが悪いのか、人は移り変われど自然はそんなに移り変わることはないだろう。どうしていままで喰っていた仕掛けがダメになったのだろう。わからない。

周りはすっかり明るくなってしまったので加太を目指して進路を変更。



田倉崎から友ヶ島にかけて、帝国軍の艦船が1艘しかいない。土曜日だいうのに・・・。これはきっと沖ノ島の向こうに集結しているに違いないと思って西の端、通称フェザーン回廊から侵入。
やはりいた。ポイント名でいうとコマサキあたりだ。



ぼくもあそこに行きたいが、どうも殺気を感じる。近づくとすぐにロックオンされそうだ。
僕は同盟軍がちょっとだけ散開しているコイズキのちょっと北側周辺からスタート。
これから潮が動き始める時刻だが、小さいながらいきなりアタリが出た。すぐに離されたがしばらくして大きなアタリ。間違いなく真鯛だ。3回ほど大きく竿を絞り込まれたのでこれはいけると思いきや、あえなくバラシ。もう少し食わせる時間を与えるべきだった。
帝国軍は潮が動き始めるにつれ島の際から沖へ出てコイズキ方向に移動してくる。こんな潮の時はこんな艦隊運動をするというのは参考になる。しかし、その根拠がわからないと応用がきかない。何事もロジックが大切だ。
間合いを詰めながら帝国艦隊に近づこうとしていたら、向こうから近づいてくることになってしまった。



その後はアタリらしきものはなく、潮が速くなるにつれ仕掛けを安定させられなくなってきた。
次のアタリは午前9時ごろ。オモリが底に着くか着かないかというときに急に持ち上げるようなアタリだった。たぶん10メートル以上一気に食いあげてきた。その後今度は一気に横に走り枝素を切られてしまった。
引きの強さと4号のフロロを切ってしまうところから想像して、ちょっと大きめのサゴシだったのではないだろうか。
3度目のアタリはそろそろやめちゃおうという時だった。典型的な真鯛のアタリ。こんどはゆっくり食わせてもう大丈夫だと思ったが、掛かりが浅かったか残念ながらこれもバラシ。
この時点で潮止まり。最後に残っていた帝国艦船も帰投の準備をしている。



僕もこれで終了。

天気はさわやかな秋晴れだが、どうもモヤモヤが晴れない釣行であった。



前回アジが釣れたポイントでは今日もチョクリをやっている船が出ていた。そして、よくかんがえたら中潮とはいえもう小潮に近い。
遠くに見えるタチウオポイントはかなりの船が出ている。



あまりにも真鯛にこだわりすぎたのが今日の敗因か。もう少し冷静に作戦を立てなければダメなのだろう。
僕のポリシーはその時に釣れる魚を一番簡単な方法で釣れるだけ釣るというものだ。ひとつの魚にこだわれるほどの腕など持っていなかったのだ・・・。


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加太沖釣行

2015年09月29日 | 2015釣り
場所:加太沖
条件:大潮 6:42満潮
潮流:7:32上り2.3ノット最強 10:55 転流
釣果:マアジ3匹 マルアジ多数

いよいよ本格的な秋の釣りのはじまりだ。
今朝は寝過ごしてウ○コもせずに家を飛び出し、午前5時ぎりぎりに港に到着。夜明けは遅くなったものの、今朝の月はスーパームーン。まん丸で明るくて大きい。まだまだ暗いはずだが付近の景色はほんのりと明るく見える。



今日の潮では釣れる時間が短い。急いで準備し午前5時20分に出港。鉄鋼団地でもタチウオが釣れているらしく電気ウキが並んでいる。こんなときはタチウオに切られて漂流している電気ウキがときたま浮かんでいる。
今日もひとつ見つけてしまった。これを集めて中古の釣具屋さんに持っていくといくらかになったりする。僕にはウキを拾った日には魚が釣れないというジンクスがあるのだがこの誘惑には勝てない。タモで掬ってみると長い糸がついている。たぐり寄せるとタチウオががくっついていた。これは幸先がいいのか、それとも・・・。
多分、あの護岸で竿を出している誰かのウキであったのだろう。「あのやろう、俺のウキを盗りやがって!!」と悔しい思いをした方。ごめんなさい。



田倉崎の沖に到着すると東の空はきれいな朝焼け、西の空は沈みかけたスーパームーンだ。台風のうねりが入っているのでちょっと気持ち悪いが、高仕掛けをセットしてスタートだ。

 

釣り始めて魚探を眺めると水面下10メートルくらいにかなり反応がある。これはきっとアジだと感じて舳先でチョクリ仕掛けをおろすことにした。今日はこれが正解だった。
仕掛けをおろして道糸にひっかける前に魚が掛かった。加太用のチョクリ仕掛けなので短い、多分水深5メートルほどで食ってきた。いい感じだ。それもいい型のマアジだ。これは刺身にするとどんな魚よりも美味しいのだ。関アジ?そんなものは足元にも及ばないのだ。(食べたことはないけれども・・・)



このチョクリ仕掛けで今日の獲物の約3分の1を釣り上げることになった。なんでも用意をしておくべきだ。
高仕掛けにもマルアジが食いついてきたので手持ちの高仕掛けもアジ狙いに変更だ。これもアジが釣れるかもしれないと思い準備てきた青イソメに交換。これも正解だった。連発ではないがコンスタントにアタリが出る。ほとんどはマルアジだが、型はすこぶるよい。きっとこれも脂ノリノリだろう。

午前8時を過ぎて北風が強くなってきた。潮は少しづつ弱くなり上り潮だが風に押されて南に流されはじめた。釣りづらくなるとアタリも遠のく。300円分のエサも使い切ったので午前9時半に終了。
真鯛はなかったものの、今日はこれで満足だ。風が強くなる前に撤収とした。


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洲本沖釣行

2015年09月21日 | 2015釣り
場所:洲本沖
条件:小潮 12:05満潮
潮流:6:12 2.3ノット 下り最強 9:41転流
釣果:タチウオ 21匹

今日の休日は久々にいい天気だ。かねてから予定していた洲本への釣行だ。船底塗装を終わってから実に1ヶ月も遠征ができなかった。
しかし、今日はすこぶるいい天気だ。こんな日に整備の終わりたての船に乗ってクルージングしていると、あぁ、船をもっていてよかったとつくづく思ってしまう。
高校生のときに習った元素の周期表の暗記法がついつい口から出てくる。「スイヘイリ~ベボクノフネ~・・・」なんて・・。




洲本沖へは夜明けからでも十分間に合うのだが、水軒の沖でタチウオを引っ張ろうと夜明け前に出港。
新々波止の南側を引いてみるがまったくアタリがない。やっと1匹獲っただけだ。小潮が悪いのか、それとも昨日から停泊している豪華客船の光害のせいなのか、またまた僕の仕掛けが悪いのか・・・。



すぐに見切りをつけて洲本沖へまっしぐら。
帝国領内を通り抜け、イセルローン回廊へ。下り潮は最強に近い。船足が一気におちてしまう。いつもながら通過するときは緊張してしまう。




去年調子がよかった場所からスタート。200kHzの僕の魚探では水深を捕らえられないが、たぶん90メートル前後だろうか。早速イワシをセットして仕掛けを下し、スパンカーのロープの調整をしていると竿の先にアタリが出ているではないか。思い切り合わせを入れると早速魚が乗った。今日は調子がいい。ずっとアタリが続く。この時間、下り潮の速度と北風で押し流される船の速度がほぼリンクしている。こんな潮がきっといいのだろう。アタリはずっと続いている。盗み取られるエサがない。型は小さいが必ずタチウオに置き換わる。
その後もアタリはずっと続き、しかも型が少しずつよくなってきた。僕の小さなクーラーの蓋が閉まりづらくなってくる。エサも底を尽き午前9時半に最後のエサを使い切ってしまった。
このまま帰ったのでは後ろ髪を引かれるので最後に釣ったタチウオのしっぽを切ってテンヤにセット。アタリはあるものもすぐに放してしまいなかなかフッキングしない。この釣り方ではアシストフックが必要ななようだ。
とりあえず1匹追加したが、電動リールを使わない水深100メートルあまりの釣りで僕の左腕も悲鳴を上げている。ここが引き時と午前10時に終了。


タチウオ狙いの船はそこそいるものの、去年の日曜日ほどの密度ではない。渡船屋の同級生も言っていたが、結局分散するのだそうだ。連休中に2回来る人は相当少ないそうで、商売としてはどうかなというところらしい。
海上の荒波よりも家族の逆風のほうが世間では抗いにくいようだ。シルバーウイーク唯一の休みでも無視をし続けてくれる僕の奥さんは大したものだ・・・。




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水軒沖釣行

2015年09月13日 | 2015釣り
場所:水軒沖
条件:大潮 6:03満潮
釣果:タチウオ 5匹

今日の休みは久々の好天だ。しかし、また出勤しなければならない。今月は合計4日間休日出勤になってしまった。次の17日も来客だというので午後から出勤なのだ。
ということで加太に行きたかったのだが夜明け前だけのタチウオだけの釣行で我慢という日になってしまった。

台風の影響が心配だったが、昨日、外回りの同僚に紀ノ川の様子を見てきてほしいとメールを送るとすぐに連絡が入り釣行決断の一助になった。しかし、仕事中にこんなことを頼んでよいものだろうか?貴重な人材を私用に使ってしまった。

午前4時45分出港。水軒一文字の切れ目を抜けて少し北に上って仕掛けを下すと今回も潜航板に取り付ける前にアタリが出た。おお。今日こそはイケるのかとアタリがあった付近を探ってみるがこれっきり。仕掛けを引っぱったまま紀ノ川沖へ。
ぽつぽつというほどもアタリはなく、アタるだけですぐに外れてしまうし、結局午前6時までに合計5匹。深いところはどうかと思い、潜航板に150号の錘をつけて沈めてみたりもしたがまったく反応なし。
ここ3年ほど大した釣果に恵まれていない。僕はこのタチウオの仕掛けには一家言もっているほど自信を持っていたつもりだが、環境の変化に適応しなくなっってしまったのか(環境が変化しているとも思えないのだが・・・)、慣れがでてきてしまっているのか、なぜだか釣れなくなってしまった。ここにもイノベーションが必要な場面があるのだが、仕事と同様、そんなイノベーションを作り出せるわけもなく、当分のあいだ悶々としたタチウオ釣りをしのがなければならないだろう。

いつもは地上を向いて降りてくるはずの天使のはしごも今日はなぜだか空を向いている。これを見てしまった僕はきっと神様にも見放されてしまっているのかもしれない・・・。


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水軒沖釣行

2015年09月10日 | 2015釣り
場所:水軒沖
条件:中潮 4:10満潮
釣果:クチ 1匹

船を整備してからなかなか釣りに出られない。
今日の天気も二転三転、曇りに変わったので加太へ行こうと考えたのだが・・・。

潮の転流時刻は午前7時前、ゴミがたくさん浮いていると聞いていたので、夜明けを待って出港。
案の定、港の中はゴミでいっぱい。それをよけながら一文字を抜け、紀ノ川河口に近づいていくとどんどん水が濁ってくる。



北西の風も強く、これはダメだと北上を断念。
濁っていると虫エサだと考えて青イソメを買っていたのでそのまま帰るのはもったいない。その場にとどまってクチを釣ってみようと仕掛けを下してみた。
そしてすぐにアタリ。エソがくっついていた。しばらくしてまたアタリ。今度はクチだ。おお、こんなに濁っていても釣れるんだ。期待が持てると思ったのはここまで。あとはまったくアタリなし。
双子島の陰に入ると濁りもましだったが、風に流されるだけでアタリなし。



午前8時半まで頑張ったがここで忍耐が尽きてしまった。


初島の沖ノ島はるか沖では明らかに集中豪雨と思われる雲と水の幕。



東のほうでは分厚い雲の上にギラリと輝く太陽。



こんな極端な空模様の日はやっぱり釣りに出てはいけなかったのではないだろうか。
紀ノ川や水軒方面からも北に向かった船が数隻あったが、いけないことをしているのではないだろうか。

極めつけは、スクリューにゴミが絡みついてしまった。




港に入ったときだと思うが、せっかく塗ったペラクリンとプラドールZの塗膜がはがれてしまったではないか。
悔しい、悔しい。やっぱり釣りに行ってはいけない日であった。

紀ノ川は完全なカフェオレ色。沖の潮との境目がくっきり見える。あの数隻はこの境目の先を目指していたのだろうか・・・。僕には遠すぎる。




今日の天気を見越して釣りには行けないと判断した同僚は船底を塗装するために愛艇を上架していた。それが正しい今日の過ごし方なのだろう。僕も小船の塗装をすればよかった。





預言者は、「死ぬとは、風の中に裸で立ち、太陽に溶け込むことでなくなんだろう。」と述べているが、釣行については心のままに任せていると、風の中に裸で立って太陽に溶け込むことができずに海水の中に溶け込んでしまうかもしれない。
もっと冷静に判断をしなければ・・・。
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