サイモン・コンウェイ・モリス 木下智子/訳 「カンブリア紀の怪物たち 進化はなぜ大爆発したか」読了
前回の本に引き続き、カンブリア紀の化石の話だ。著者は「ワンダフル・ライフ」の中にも出てくる古生物学者だ。
スティーヴン・ジェイ・グールドは生物の進化というのは爆発的にいろいろなデザインが発生した中から「悲運多数死」をくぐりぬけたものだけが現在に生き残ったということで、たとえ人間といえども場面が少しずれていればここには存在しなかったという考えだが、モリスのほうは、地球という環境でで生き残っていける生物はどんな筋道をたどるかは別として最初から決まっていた。と言う主張をしている。海で生活する動物は流線型の体を持つのは必然で、動物を捕らえて食べる動物には必ず大きな牙が生えてくるということだ。
どちらが正しいかなどと言うことは凡人の僕にはわからないが、人間は幸運と偶然でここに存在してるというストーリーのほうがうれしいと思う。
グルードはエディアカラの時代からカンブリア紀の境目でいろいろなデザインの生物が突然ある意味、脈絡もなく発生して悲運多数死によって滅んでいったと考えている。僕も、モンスターエンジンがやっているような「メンフィス」と「メンフェンティス」が暇をもてあました神々の遊びで、「わしはエビの頭にゴカイをくっつけてやったぞ。」「私はなんかわからんが、そのへんにあったホースに目玉を5個も付けてやったぞ。」などと言いながら次から次にいろんな生物を海に放ったのだと考えるほうが面白いとおもうのだ。
オチはどこにあるのかは知らないが、「メンフェンティス」のほうは自分の思いどおりにならないと地球を破壊しようとする悪い癖があるそうで、やっぱり「人間は最近、面白いことをやらなくなったから地球ごと破壊してしまってやろう。」と言ってポンッと壊してしまうというのがオチだろうか・・・。ポンッというのは北○鮮の核兵器だったりして・・・。
前回の本に引き続き、カンブリア紀の化石の話だ。著者は「ワンダフル・ライフ」の中にも出てくる古生物学者だ。
スティーヴン・ジェイ・グールドは生物の進化というのは爆発的にいろいろなデザインが発生した中から「悲運多数死」をくぐりぬけたものだけが現在に生き残ったということで、たとえ人間といえども場面が少しずれていればここには存在しなかったという考えだが、モリスのほうは、地球という環境でで生き残っていける生物はどんな筋道をたどるかは別として最初から決まっていた。と言う主張をしている。海で生活する動物は流線型の体を持つのは必然で、動物を捕らえて食べる動物には必ず大きな牙が生えてくるということだ。
どちらが正しいかなどと言うことは凡人の僕にはわからないが、人間は幸運と偶然でここに存在してるというストーリーのほうがうれしいと思う。
グルードはエディアカラの時代からカンブリア紀の境目でいろいろなデザインの生物が突然ある意味、脈絡もなく発生して悲運多数死によって滅んでいったと考えている。僕も、モンスターエンジンがやっているような「メンフィス」と「メンフェンティス」が暇をもてあました神々の遊びで、「わしはエビの頭にゴカイをくっつけてやったぞ。」「私はなんかわからんが、そのへんにあったホースに目玉を5個も付けてやったぞ。」などと言いながら次から次にいろんな生物を海に放ったのだと考えるほうが面白いとおもうのだ。
オチはどこにあるのかは知らないが、「メンフェンティス」のほうは自分の思いどおりにならないと地球を破壊しようとする悪い癖があるそうで、やっぱり「人間は最近、面白いことをやらなくなったから地球ごと破壊してしまってやろう。」と言ってポンッと壊してしまうというのがオチだろうか・・・。ポンッというのは北○鮮の核兵器だったりして・・・。