イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2024年12月01日 | 2024釣り

場所:加太沖
条件:大潮6:40満潮
潮流:7:24上り3.4ノット最強 11:26転流
釣果:真鯛7匹 ハマチ2匹

「カムカムエブリバディ」の再放送が始まった。



そしてこのドラマを観ていると前半はおはぎを後半は大判焼きを食べたくなってくるというのはこのドラマを観ているすべての人の想いなのではないだろうか。だから今日はいつものスーパーから別のスーパーに迂回してわざわざおはぎを買い求めた。



この朝ドラは確かに素晴らしかった。ネット記事では、2000年以降の朝ドラ史上No.1の呼び声高いこのドラマを「おむすび」の放送期間にわざわざ当ててきたというのは橋本環奈を見限ったのではないかと書かれていた。確かに「おむすび」は秀作とは程遠いし、毎回登場する今後の注目株の俳優もいまだ現れない。唯一は磯村アメリだけれども、いかんせんまだ8歳。彼女がビールのコマーシャルに登場する頃には僕はすでにこの世にはいないと思うと観るたびに虚しさのほうが募ってくる。とはいっても、決して駄作ではないと思う。まあ、凡作という程度だろうし、「カムカムエブリバディ」が再放送されたのは来年が放送事業が始まって100年という節目であるからにすぎないはずである。
そして、2000年以降の朝ドラ史上、いや、すべての朝ドラ史上No.1は紛れもなく「あまちゃん」なのであるからそれを超えられることは決してないのだから制作しているひとたちはそこまで悲観することはない。ただ、おはぎが食べたくなるだけなのである。
それよりも僕はこの再放送を見ながらものすごいことを発見してしまった。それは、このドラマには、英語のほかにもうひとつのキーアイテムとして映画が出てくる。どうして映画なのか、それは、英語の“英”と映画の“映”を掛け合わせているのだということだった。(あくまでも私見の域を出ないのであるが・・)そういうことに気がついて、ひとりほくそ笑んでいたのである。

そして今日、そのおはぎの神様が僕に好釣果をもたらしてくれたのであった。せっかく買ったおはぎをバイクのカゴに置き忘れて船を出してしまい、それを取りに戻るため15分ほどの時間をロスしてしまった。
それがポイント選択に大きな影響をもたらしたのである。

まったく話は変わるが、夜明け前の寒さに耐えられなくなった。日が昇ると暑くて仕方がなくなると思いながらも防寒着を着ずにはいられない。




当初、潮流が最強速度を迎えまでは四国ポイントでサビキをやってみるつもりであったが時間をロスした焦りからここをやり過ごし少し先の船団の中から高仕掛けを始めることにした。



ここでは魚探の反応もアタリもなくどうしてここにたくさんの船が集まっているのかわからないが、もう少し待つと魚が回遊してくるかもしれないと思いつつもやはり最初の時間のロスの焦りと、今日は二枚潮ではないというところからここを見切って第二テッパンポイントへ移動したということが奏功したのである。



ここではアタリがすぐにあり立て続けに2匹釣り上げた。その後もこのポイントにあるふたつのシモリの間を通すとアタリが出続ける。魚も正直なもので、シモリを離れるとアタリが少なくなる。先々週にも出会ったこの船のオーナーもここがお気に入りらしいがこの人の操船技術は僕のかなり上をいっている。



このポイントをほとんど動かず釣りを続けている。こういうことができればもっと釣果が上がるのだろうがどうも僕には無理なようだ。
最初は僕とこの船の2隻だけだったが僕たちが竿を曲げているのを見られてしまったか、こんなに接近するほど船が集まってきた。



困ったものだ。それでもアタリは続き、時にはドラグが止まらないほどの魚がやってきたこともあった。この魚たちには水深以上の道糸を引き出されてしまい根掛かりの後、仕掛けと引き換えにハマチ1匹であったが、ひょっとしたらメジロクラスが引っ掛かっていたのかもしれない。

最初のアタリから2時間半あまり、今日は本当によくアタリがあったし、型はどれもまずまずであった。しかし、潮が緩んでくるとアタリがあっても鉤に乗らないことが多くなった。これを克服することができればもっと釣果があがるかもしれないと思うが、これ以上釣っても魚の処理に苦労するだけだからこのくらいでちょうどよいのかもしれないとも思うのである。
アタリも少なくなり、これだけ釣ったら十分なので午前10時に終了。

今日の恩人はもうひとりいる。その人は菊新丸さんだ。昨日、仕掛け用のパッケージを買いに行く途中、和歌山城のお堀の向こうに客待ちをしている菊新丸さんの後姿をみつけた(客待ちをしているからといって決して怪しい商売をしているわけではないというのを断っておく)。立ち話をしながら、明日行きます。カワハギと真鯛狙いですと言うと、カワハギは全然釣れていないと教えてくれた。潮は真鯛狙いに最適なのもあって、高仕掛けメインで計画を立て直したのであった。
シルバーのビニールといい、今日の釣行へのアドバイスといい、今年の秋のラウンドは菊さんに助けられている。昨日は同時に新たなテクニックも教えてくれた。今回はその必要もないほどアタリがあったが、このテクニックもいつかは役に立ってくれると思う。
僕ももう少し進化できそうである。

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2 コメント

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Unknown (ハルト)
2024-12-07 18:42:01
お疲れ様でした。
寒くなりましたねー、秋の良い時期が短いですね❣️
確かに朝は寒いんですが、だんだん暖かくなって、
船で服を脱いでますわ。
釣果拝見しましたが、大爆釣ですね😊
羨ましい限りですー、私も週末予定してましたが風が強いんで
諦めました、残念😢です。
もう早いもので師走ですねー、お正月の鯛を狙いたいのですが😅
イルグイ号さんは、もう大丈夫ですね❣️
来週は天気☀️良ければ良いんですが、また海上でお会いしましょう❣️
それでは、風邪など引かれません様にお身体ご自愛くださいませ。
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Unknown (イレグイ号)
2024-12-07 19:13:45
ハルトさん、いつもコメントありがとうございます。

僕も次の日が出勤だとあまり行きたくはないのですが、翌日は休みを取っていたし天気がよかったので行ってしまいました。
今までで一番じゃないかと思うほどアタリが多くて、行った甲斐がありました。
ハルトさんもお正月の鯛を目指して頑張ってください!
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