場所:田辺湾 カグラ
条件:大潮5:22満潮
釣果:ヘダイ2匹 アイゴ1匹
今日は久しぶりの磯釣りだ。気がつけば半年以上磯の上に立っていない。
平日だが、強引に休みを取って出発だ。道具の準備も長らくやっていないので手間取ってしまう。あれを入れたか、これを入れたか、何度も確認をして車に乗り込んだが、磯の上に立っていざエギングを始めようとしたら竿がない・・・。やっぱりやってしまった。チヌ釣り本体の道具はひとまとめにして保管しているのだがその他の道具はいろいろなところから集めてこなければならないのでこんなことになってしまった。夜が明けてくるまで暇で仕方がない。
午前6時近くになってやっと浮きが見える程度に明るくなってきた。早速だんごを放り込むとアタリがたくさんある。アジが釣れてくる。これはタコ釣りのえさとしてキープ。どんどんアジが釣れてくるので今度は困ってしまう。エサトリとしては最低の部類に入るのでこれではチヌどころではない。
生きたアジが手に入ったということはイカを釣らねば・・・。竿がないので予備のチヌ竿に浮き釣り仕掛けをセットして放り込んでおいた。
午前8時半になる少し前、やっとまともなアタリ。ヘダイが釣れた。イケスに入れるのもなんだからすぐに〆てクーラーに放り込んで何気なくイカの仕掛けを見やるとものすごい勢いで竿が曲がっている。災い転じて福となす。イカが掛ったぞと喜んで竿に向かうとスプールから糸がものすごい勢いで出続けている。もう半分以上なくなっていた。急いで竿を手にしてドラグを締めるが勢いは止らない。これはイカではないぞ、沖へ走っているからきっと青物だ。ほぼすべての道糸が出てしまったので無理にスプールに手を掛け止めてみたがあっけなくハリスが飛んでしまった。う~んこんな所にもすごい大物がいるもんだ。もう20年以上何度となくこの磯に来ているがまだまだ知らないことだらけだ。
このときが時合だったのかその後はアジばかり。だんごは底まで降りないし、降りてもオキアミは秒殺だ、エサを取られるというよりも蒸発してしまっているような感じだ。
午後3時を回ってボラとヘダイを追加して終了。
久々のチヌ釣りにしては悲しい釣果で終わってしまった。
阪和自動車道の下り斜線が2車線になっていた。釣り人的には上り車線を先に工事をしてくれと思うが勝手な事情なのだろうか。最近はずぼらをして行きも帰りも高速道路を利用してしまう。人間はやっぱり楽なほう、単純な方へといってしまう動物のようだ。
「マネジメント 基本と原則」には“何を売りたいかではなく、顧客が何を欲しいか”を考えなければならないと書かれていたが、その顧客は楽な方、単純な方へ向かっていってしまうものなら悲しい限りだ。だからユニクロや松屋が流行るのが必然的になるのだろうが、はたしてこれが本当の世の中の姿でいいのだろうか?高速を使うと楽ちんで田辺まで行けるが、道中の峠道を駆け抜ける楽しみはなくなってしまう。
磯で釣れるかどうかわからない魚を待っているよりも釣堀で真鯛を確実に釣ったほうがおもしろいのだろうか?10秒で出てくる牛丼には作った人のこだわりはあるのだろうか?
僕も人に偉そうなことは言えたものではないが、“過程”というものはもっとを大事にされなければならないと思うのだが・・・。
条件:大潮5:22満潮
釣果:ヘダイ2匹 アイゴ1匹
今日は久しぶりの磯釣りだ。気がつけば半年以上磯の上に立っていない。
平日だが、強引に休みを取って出発だ。道具の準備も長らくやっていないので手間取ってしまう。あれを入れたか、これを入れたか、何度も確認をして車に乗り込んだが、磯の上に立っていざエギングを始めようとしたら竿がない・・・。やっぱりやってしまった。チヌ釣り本体の道具はひとまとめにして保管しているのだがその他の道具はいろいろなところから集めてこなければならないのでこんなことになってしまった。夜が明けてくるまで暇で仕方がない。
午前6時近くになってやっと浮きが見える程度に明るくなってきた。早速だんごを放り込むとアタリがたくさんある。アジが釣れてくる。これはタコ釣りのえさとしてキープ。どんどんアジが釣れてくるので今度は困ってしまう。エサトリとしては最低の部類に入るのでこれではチヌどころではない。
生きたアジが手に入ったということはイカを釣らねば・・・。竿がないので予備のチヌ竿に浮き釣り仕掛けをセットして放り込んでおいた。
午前8時半になる少し前、やっとまともなアタリ。ヘダイが釣れた。イケスに入れるのもなんだからすぐに〆てクーラーに放り込んで何気なくイカの仕掛けを見やるとものすごい勢いで竿が曲がっている。災い転じて福となす。イカが掛ったぞと喜んで竿に向かうとスプールから糸がものすごい勢いで出続けている。もう半分以上なくなっていた。急いで竿を手にしてドラグを締めるが勢いは止らない。これはイカではないぞ、沖へ走っているからきっと青物だ。ほぼすべての道糸が出てしまったので無理にスプールに手を掛け止めてみたがあっけなくハリスが飛んでしまった。う~んこんな所にもすごい大物がいるもんだ。もう20年以上何度となくこの磯に来ているがまだまだ知らないことだらけだ。
このときが時合だったのかその後はアジばかり。だんごは底まで降りないし、降りてもオキアミは秒殺だ、エサを取られるというよりも蒸発してしまっているような感じだ。
午後3時を回ってボラとヘダイを追加して終了。
久々のチヌ釣りにしては悲しい釣果で終わってしまった。
阪和自動車道の下り斜線が2車線になっていた。釣り人的には上り車線を先に工事をしてくれと思うが勝手な事情なのだろうか。最近はずぼらをして行きも帰りも高速道路を利用してしまう。人間はやっぱり楽なほう、単純な方へといってしまう動物のようだ。
「マネジメント 基本と原則」には“何を売りたいかではなく、顧客が何を欲しいか”を考えなければならないと書かれていたが、その顧客は楽な方、単純な方へ向かっていってしまうものなら悲しい限りだ。だからユニクロや松屋が流行るのが必然的になるのだろうが、はたしてこれが本当の世の中の姿でいいのだろうか?高速を使うと楽ちんで田辺まで行けるが、道中の峠道を駆け抜ける楽しみはなくなってしまう。
磯で釣れるかどうかわからない魚を待っているよりも釣堀で真鯛を確実に釣ったほうがおもしろいのだろうか?10秒で出てくる牛丼には作った人のこだわりはあるのだろうか?
僕も人に偉そうなことは言えたものではないが、“過程”というものはもっとを大事にされなければならないと思うのだが・・・。