今年もあとわずか、この1年を振り返ってみる。
本年のボウズの回数は16回。60回の釣行で狙っていた獲物が釣れずにほかの魚が釣れた回数を加えると3回に1回はボウズということになる。そう思うとなんとも悲しい結果だ。ちなみに英語でボウズのことをスカンクと言うそうだ。
毎年同じではあるけれども、紀ノ川河口のスズキ狙いは厳しい。行けども行けどもスズキが釣れない。なんとかシーズンの最後にものすごく小さいけれども1匹を釣り上げることができたのはなんとも幸運であった。
次に磯釣りだが、これはかなり好調であった。
田辺には2度出撃し、それなりに釣果を得て、秋には初の初島釣行でグレは釣れなかったものの、脂の乗ったチヌを釣ることができた。
しかし、まあ、田辺の釣行で同じ磯に乗った釣り人から、「おっちゃん」と呼ばれたのはショックだった。まだまだ若手だと思っていたけれども他人が見ると普通に「おっちゃん」になってしまっているらしい。
頼むから心の中で思っていても口には出さないでくれ・・・。
そして磯の釣りでは道具がどんどん劣化してゆく。長く使い続けているのもあるけれども、行ったとしても年に1回か2回。樹脂製の物は使い続けなければ劣化が早い。今さら新しいものを買いそろえてゆくのはもったいなく、紀州釣り用のバッカンは代用品を考えたが、
ウキケースやソフトクーラーとなると考えてしまう。
もう、磯釣りを引退しなさいということだろうか。しかし、しぶとくも劣化した磯竿のグリップはうまく修復できた。まだまだだ。
船の釣りはどうだろう。前半は厳しく、夏以降は洲本のタチウオはダメだったものの、
水軒沖のタチウオや真鯛(今のところ)はそこそこいけたのではないだろうか。これもまあ、僕の隣に係留をはじめたN氏にはまったくかなわないけれども・・。
チョクリ釣りもあんまり釣っていない。けっこう釣ったのはこの2回くらい。
あとは貧果がばかりだった。
キスも厳しかった。こんな状態がもう何年も続いている。再び盛り返すのはいつになるだろうか・・・。
コウイカも今のところかなり厳しい。
新しい釣りも体験した。
初島の飲ませ釣りはあっけなく針をのばされたが、来年はもう一度挑戦してみよう。
ヒコーキのツバスも面白い。
季節が進むごとに大きくなっていくのだ。
そして行動範囲も広くなった。
初島の沖ノ島。加太でも北は非武装ポイントから南は大和碓ポイント。引き出しは少し多くなった。
タイラバもN氏の導きでステージが上がった。
(N氏の愛艇)
来年はもっと洗練することができればいいのだが、タイラバはどうも釣れる気がいまだにしない。まだ高仕掛けのほうが優位にあるような気がする。疑似餌はまず釣れると思い込むことが大切だ。そこまで到達するにはもっと時間がかかりそうだ。アユ釣りというのはすでにトーナメンターのほうが職漁師よりはるかに釣る数が多くなってしまっているそうだ。それは仕掛けに投資する額の違いにも要因があり、漁師が1メートル何千円もする金属糸や数十万円もする竿を使っていては割りに合わないのだ。それに倣うとタイラバもしかりなのだろうか?。コストの問題もあるだろうが、漁師は乱獲を防ぐために究極を目指さないのかもしれない。そんな持続性も考えられてのことならば、僕は高仕掛けの方を極めたいと思うのは時代についていけないことの言い訳になってしまうのだろうか・・・。
ギミックには新しいものが加わった。長らく乗り続けた原チャリを乗りかえた。
→ →
荷物の積載量は大幅に増え、快適になった。積載量が増えても魚の分量は全然変わらないのではあるけれども・・。
そして、今年のベストショットはそのギミックに関するものだ。
これはいつもお世話になっているちからさんと同時に船を上架したときの画像であるが、船のメーカーも同じで乗っているバイクも同じ。というか、バイクについてはまったくちからさんをコピーしてしまったのだ。
こんな感じで撮影するとなんとなく、出撃を待っている戦隊ヒーローの秘密基地に見えないだろうか。ふたりとも絶対におっちゃんと呼ばれてしまう年齢なのだが、こんな遊びが普通にできてしまうのはうれしくもありありがたくもある。
今年は台風にも悩まされた。10月にふたつの大きな台風が襲来し、2回とも会社から家に帰れないという事態に陥ってしまった。家族の助けというものが幻想であるということを思い知り、流木を3回も引っ掛け、船の状態は今、すこぶる悪い。次回上架したときに顔面蒼白にならなければいいのだが・・・。
さて、来年は一体どんな年になるのだろうか。釣果は二の次、とにかく安全第一でいきたいものだ。
そして来年の最大の目標は大物を手にすることではなく、今年見つけた、まだ誰にも盗られたことがないのかもしれないこのタラノメにアクセスすることなのだ!
薄くなってしまった潮時表を捨て、2017年の潮流表をデスクトップから削除し来年に備えよう。
本年のボウズの回数は16回。60回の釣行で狙っていた獲物が釣れずにほかの魚が釣れた回数を加えると3回に1回はボウズということになる。そう思うとなんとも悲しい結果だ。ちなみに英語でボウズのことをスカンクと言うそうだ。
毎年同じではあるけれども、紀ノ川河口のスズキ狙いは厳しい。行けども行けどもスズキが釣れない。なんとかシーズンの最後にものすごく小さいけれども1匹を釣り上げることができたのはなんとも幸運であった。
次に磯釣りだが、これはかなり好調であった。
田辺には2度出撃し、それなりに釣果を得て、秋には初の初島釣行でグレは釣れなかったものの、脂の乗ったチヌを釣ることができた。
しかし、まあ、田辺の釣行で同じ磯に乗った釣り人から、「おっちゃん」と呼ばれたのはショックだった。まだまだ若手だと思っていたけれども他人が見ると普通に「おっちゃん」になってしまっているらしい。
頼むから心の中で思っていても口には出さないでくれ・・・。
そして磯の釣りでは道具がどんどん劣化してゆく。長く使い続けているのもあるけれども、行ったとしても年に1回か2回。樹脂製の物は使い続けなければ劣化が早い。今さら新しいものを買いそろえてゆくのはもったいなく、紀州釣り用のバッカンは代用品を考えたが、
ウキケースやソフトクーラーとなると考えてしまう。
もう、磯釣りを引退しなさいということだろうか。しかし、しぶとくも劣化した磯竿のグリップはうまく修復できた。まだまだだ。
船の釣りはどうだろう。前半は厳しく、夏以降は洲本のタチウオはダメだったものの、
水軒沖のタチウオや真鯛(今のところ)はそこそこいけたのではないだろうか。これもまあ、僕の隣に係留をはじめたN氏にはまったくかなわないけれども・・。
チョクリ釣りもあんまり釣っていない。けっこう釣ったのはこの2回くらい。
あとは貧果がばかりだった。
キスも厳しかった。こんな状態がもう何年も続いている。再び盛り返すのはいつになるだろうか・・・。
コウイカも今のところかなり厳しい。
新しい釣りも体験した。
初島の飲ませ釣りはあっけなく針をのばされたが、来年はもう一度挑戦してみよう。
ヒコーキのツバスも面白い。
季節が進むごとに大きくなっていくのだ。
そして行動範囲も広くなった。
初島の沖ノ島。加太でも北は非武装ポイントから南は大和碓ポイント。引き出しは少し多くなった。
タイラバもN氏の導きでステージが上がった。
(N氏の愛艇)
来年はもっと洗練することができればいいのだが、タイラバはどうも釣れる気がいまだにしない。まだ高仕掛けのほうが優位にあるような気がする。疑似餌はまず釣れると思い込むことが大切だ。そこまで到達するにはもっと時間がかかりそうだ。アユ釣りというのはすでにトーナメンターのほうが職漁師よりはるかに釣る数が多くなってしまっているそうだ。それは仕掛けに投資する額の違いにも要因があり、漁師が1メートル何千円もする金属糸や数十万円もする竿を使っていては割りに合わないのだ。それに倣うとタイラバもしかりなのだろうか?。コストの問題もあるだろうが、漁師は乱獲を防ぐために究極を目指さないのかもしれない。そんな持続性も考えられてのことならば、僕は高仕掛けの方を極めたいと思うのは時代についていけないことの言い訳になってしまうのだろうか・・・。
ギミックには新しいものが加わった。長らく乗り続けた原チャリを乗りかえた。
→ →
荷物の積載量は大幅に増え、快適になった。積載量が増えても魚の分量は全然変わらないのではあるけれども・・。
そして、今年のベストショットはそのギミックに関するものだ。
これはいつもお世話になっているちからさんと同時に船を上架したときの画像であるが、船のメーカーも同じで乗っているバイクも同じ。というか、バイクについてはまったくちからさんをコピーしてしまったのだ。
こんな感じで撮影するとなんとなく、出撃を待っている戦隊ヒーローの秘密基地に見えないだろうか。ふたりとも絶対におっちゃんと呼ばれてしまう年齢なのだが、こんな遊びが普通にできてしまうのはうれしくもありありがたくもある。
今年は台風にも悩まされた。10月にふたつの大きな台風が襲来し、2回とも会社から家に帰れないという事態に陥ってしまった。家族の助けというものが幻想であるということを思い知り、流木を3回も引っ掛け、船の状態は今、すこぶる悪い。次回上架したときに顔面蒼白にならなければいいのだが・・・。
さて、来年は一体どんな年になるのだろうか。釣果は二の次、とにかく安全第一でいきたいものだ。
そして来年の最大の目標は大物を手にすることではなく、今年見つけた、まだ誰にも盗られたことがないのかもしれないこのタラノメにアクセスすることなのだ!
薄くなってしまった潮時表を捨て、2017年の潮流表をデスクトップから削除し来年に備えよう。