場所:初島沖
条件:長潮 9:00干潮
釣果:ハマチ 2匹
10年以上ぶりに新品の釣竿を買ったのだが、入念に下見をしたはずなのに硬さを間違えて買ってきてしまった。
本でも食品でも一番前に並んでいるものは買わないようにしているのでこの竿もひとつ後ろに並んでいるやつをレジに持っていったら一番手柔らかいものだった。多分あまりにも竿の種類が多いので商品としてはひとずつしか置いていないのだろう。そんなことも知らないほど久しぶりの買い物だった。再び釣具屋に舞い戻って求めていたものに交換してもらった。
しかし、このクオリティで実売価格がベトナム製とはいえ税込みで1万円しないというのは驚異的な値段としか言いようがない。自分で作れるものは自分で作ろうと考えていままで何本かの竿を作ってきたが、部品を買うだけでも5000円以上はかかる。それを考えたら買うほうが安いではないかと思ってしまう。くだんの間違えて買った竿は高仕掛けを操るにはちょうどよさそうだった。次はこれだな。
ダイワもシマノも実売がこれくらいのものががいくつか出ているけれども、今まではこの価格帯というのは下位メーカが出すプライスラインだった。それが気が付けば下位メーカーのこれくらいの価格帯の商品が釣具屋さんから消えていた。僕が最後に船竿を買った頃はアルファタックルとか、聞いたことがないメーカーの商品がそこそこ出ていたけれども今では3000円くらいまでの超格安ロッドしか見つからなかった。2大メーカーはこれらのメーカーの追い上げを恐れてこういう価格帯の商品を強化してきたのだろうか。
もともと、乗合船であれ船に乗ってまで釣りをしようという人たちはそれなりにお金を使う人たちが多いはずだから本当の売れ筋商品はこれの2倍以上というところだろうが、世間の感覚から逸脱している僕にはうれしい価格だ。少しずつ時代は変わっているのかもしれない。
しかし、竿の番手を間違えたこともっそうだが、最近、よく、いろいろなことを間違えたりしくじったり忘れたりする。
タイラバのシンカーを買っていたのを忘れていて20個以上も買い足したり、港に持って行かなければならないものを忘れてしまうのは常の事。スパンカーのロープをセットする手順も半月ほどさわっていなければどれから先にほどいてゆくかを忘れてしまう。図書館に本を返しに行って肝心の返す本を持って行くのを忘れてしまったこともある。すでにボケが始まっているのだろうか。と、いうより、最近は何もかもやる気がなくなってしまっていて思考停止に陥っているのだろうと自分では分析している。僕の目の中には光が無くなっている。
ということで、今日はそのニューロッドのデビュー戦だ。
加太ではどこに行っていいのかわからないので今日も初島を目指した。
海は穏やか、油を流したようというのはきっとこういう状態をいうのだろう。
しかしながら、まったく釣れていないのか、船が1艘もない。そしてそのとおり、魚探にはまったくベイトの反応がない。これはまずい。デビュー前に引退ということになってしまいそうだ。
タイラバを落としながらベイトの到来を待つが一向に見えない。
今日もボウズだ。これで7月は3日のチョクリでの釣果だけになってしまう。なんとも今の僕の状態にお似合いだと思いながら、今日のブログのネタは「空の写真集」にしようとカメラのレンズを上に向けていると、ときおり魚がボイルし始めた。これはボラかいなと思いながら眺めていると、ひれの形までくっきり見えた。これは絶対ボラではない。スズキかハマチだろう。キャスティングの用意はないので禁断の仕掛けを取りだす。
そして流し始めた途端にアタリ。しかし小さい。30センチあるかないかのサイズだ。僕が見た影はこんな大きさではない。ときたま見えるボイルの方向に狙いを定めボイルが消えてしまわないようにその横を通り過ぎるといきなりアタリ。今度は大きい。ヒットした瞬間、デッキの上を2メートルほどあとずさりしてしまった。上がってきたのは60センチはゆうにありそうなハマチだ。そしてすぐにまたアタリ。今度も同じようなサイズだ。4匹目はツバス。そのあとは海をかき回しすぎたか、ボイルが消えてしまった。午前8時半。雲が消えて太陽が顔を覗かせると暑くてたまらなくなる。叔父さんの家に持って行く分もできたのでそのまま終了。
ボウズでなくて本当によかった・・。
そしてボウズの時のための、「空の写真集」。多分、今日、この時に梅雨が明けたのだと思う。
条件:長潮 9:00干潮
釣果:ハマチ 2匹
10年以上ぶりに新品の釣竿を買ったのだが、入念に下見をしたはずなのに硬さを間違えて買ってきてしまった。
本でも食品でも一番前に並んでいるものは買わないようにしているのでこの竿もひとつ後ろに並んでいるやつをレジに持っていったら一番手柔らかいものだった。多分あまりにも竿の種類が多いので商品としてはひとずつしか置いていないのだろう。そんなことも知らないほど久しぶりの買い物だった。再び釣具屋に舞い戻って求めていたものに交換してもらった。
しかし、このクオリティで実売価格がベトナム製とはいえ税込みで1万円しないというのは驚異的な値段としか言いようがない。自分で作れるものは自分で作ろうと考えていままで何本かの竿を作ってきたが、部品を買うだけでも5000円以上はかかる。それを考えたら買うほうが安いではないかと思ってしまう。くだんの間違えて買った竿は高仕掛けを操るにはちょうどよさそうだった。次はこれだな。
ダイワもシマノも実売がこれくらいのものががいくつか出ているけれども、今まではこの価格帯というのは下位メーカが出すプライスラインだった。それが気が付けば下位メーカーのこれくらいの価格帯の商品が釣具屋さんから消えていた。僕が最後に船竿を買った頃はアルファタックルとか、聞いたことがないメーカーの商品がそこそこ出ていたけれども今では3000円くらいまでの超格安ロッドしか見つからなかった。2大メーカーはこれらのメーカーの追い上げを恐れてこういう価格帯の商品を強化してきたのだろうか。
もともと、乗合船であれ船に乗ってまで釣りをしようという人たちはそれなりにお金を使う人たちが多いはずだから本当の売れ筋商品はこれの2倍以上というところだろうが、世間の感覚から逸脱している僕にはうれしい価格だ。少しずつ時代は変わっているのかもしれない。
しかし、竿の番手を間違えたこともっそうだが、最近、よく、いろいろなことを間違えたりしくじったり忘れたりする。
タイラバのシンカーを買っていたのを忘れていて20個以上も買い足したり、港に持って行かなければならないものを忘れてしまうのは常の事。スパンカーのロープをセットする手順も半月ほどさわっていなければどれから先にほどいてゆくかを忘れてしまう。図書館に本を返しに行って肝心の返す本を持って行くのを忘れてしまったこともある。すでにボケが始まっているのだろうか。と、いうより、最近は何もかもやる気がなくなってしまっていて思考停止に陥っているのだろうと自分では分析している。僕の目の中には光が無くなっている。
ということで、今日はそのニューロッドのデビュー戦だ。
加太ではどこに行っていいのかわからないので今日も初島を目指した。
海は穏やか、油を流したようというのはきっとこういう状態をいうのだろう。
しかしながら、まったく釣れていないのか、船が1艘もない。そしてそのとおり、魚探にはまったくベイトの反応がない。これはまずい。デビュー前に引退ということになってしまいそうだ。
タイラバを落としながらベイトの到来を待つが一向に見えない。
今日もボウズだ。これで7月は3日のチョクリでの釣果だけになってしまう。なんとも今の僕の状態にお似合いだと思いながら、今日のブログのネタは「空の写真集」にしようとカメラのレンズを上に向けていると、ときおり魚がボイルし始めた。これはボラかいなと思いながら眺めていると、ひれの形までくっきり見えた。これは絶対ボラではない。スズキかハマチだろう。キャスティングの用意はないので禁断の仕掛けを取りだす。
そして流し始めた途端にアタリ。しかし小さい。30センチあるかないかのサイズだ。僕が見た影はこんな大きさではない。ときたま見えるボイルの方向に狙いを定めボイルが消えてしまわないようにその横を通り過ぎるといきなりアタリ。今度は大きい。ヒットした瞬間、デッキの上を2メートルほどあとずさりしてしまった。上がってきたのは60センチはゆうにありそうなハマチだ。そしてすぐにまたアタリ。今度も同じようなサイズだ。4匹目はツバス。そのあとは海をかき回しすぎたか、ボイルが消えてしまった。午前8時半。雲が消えて太陽が顔を覗かせると暑くてたまらなくなる。叔父さんの家に持って行く分もできたのでそのまま終了。
ボウズでなくて本当によかった・・。
そしてボウズの時のための、「空の写真集」。多分、今日、この時に梅雨が明けたのだと思う。