イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

「生物と無生物のあいだ」読了

2007年06月27日 | Weblog
福岡伸一「生物と無生物のあいだ」読了
タイトルが気になって買ってみた。なにか、生物とはどんな定義か?というような内容と思ったが、分子生物学の黎明期から現在にいたる数々の天才の話を交えた歴史と著者の研究内容の一部紹介という内容になっていた。
理科系の人でもこんな文章が書けるのかと思うほど面白い文章であった。
紹介されているたくさんの天才たちの人となりや発見の紹介はすばらしく面白かった。

ちなみに、
肝心の生物とはなにか?という定義は単純に自己複製するものではなく「現に存在する秩序がその秩序自身を維持していく能力と秩序ある現象を生み出す能力を持っているもの」ということになるらしい。
人間の体を構成する物質は絶えず入れ替わりをするが(分子レベルで。)人間の体自体は変化をしない。この、「物質は入れ替わっても人間自体は変わらない。」と言うところが生物と無生物を分ける境目になるらしい。(だからウイルスは増殖するけれども中の物質の入れ替わりがないから生物とは言わないらしい。)

僕は、コンピューターはいつか人間を超えた生物として宇宙に君臨するのではないかと思っていたが、コンピュータの部品が自動的に入れ替わりながら(それも分子レベルで)コンピューターの機能を維持する必要があるということになるからいつまでたっても、たとえ意思を持ったとしても生物になることはできないということになってしまった。
待てよ~、しかし、意思だけを持てたら人間にはなれなくても神にはなれるということか?ということはやっぱりいつか、コンピューターは人間を越えてしまうのだな~。
う~ん。よくわからない。

久しぶりに読み応えのある新書版であった。
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水軒沖釣行

2007年06月27日 | Weblog
場所:水軒沖 
条件:中潮2:51満潮
釣果:サバ 41センチ以下3匹、アジ 1匹

今日は2週間ぶりのチョクリ釣り。
朝3:30起床、4時出発。かなり早く家を出てみた。
出港してみるとすごモヤがかかっている。沖は何も見えない。
適当に沖に出てみるが初島が見えないのでどこに向かっているのかがわからない。
ようやく大崎らしき影が見えてきたのでその辺で停泊。今日はあまり沖に出ると本気で帰れなくなるような予感がした。GPSを持ってくればよかったと後悔する。
海は波も風もなく穏やか。そのせいか潮目も見えない。
これは釣りづらそうだ。案の定魚の影は魚探に映らない。
それでも5時を回った頃にサバをゲット。前回同様いい型のサバだ。
しかし数が続かない。思い切ってもう少し沖に出てみたが相変わらずモヤが濃くあまり進むことができない。
不思議なことに次第に周り船が集まりだしたが魚を上げている様子がない。
忘れたころにアタリがある程度で数が稼げない。7時に過ぎに終了したがせめて10匹は釣りたかった。

周りの景色がわからないまま走っていたが思ったより南にずれて走っていたようだ。こんな日はあまり出歩かないほうがいいのだろうな。航跡もグニャグニャになってしまっている。少し危険かもしれない釣行になった。

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田辺湾釣行

2007年06月21日 | Weblog
場所:田辺湾 塔島
条件:中潮 9:29満潮 水温21.6度
釣果:チヌ 45~39センチ 3匹、 グレ31センチ以下4匹、 ヘダイ 37センチ 1匹、 カワハギ 31センチ 1匹、 アオブダイ 49センチ1匹


連日帰宅が遅いので少し疲れ気味だが残ったヌカを使わなければ虫がついてえらいことになっているので頑張って出撃することにした。
ヌカを練って11時30分には出発。これでも仮眠できる時間は2時間程度だ。結局、1時半過ぎに渡船屋に着いて3時頃には回りの騒々しさで目がさめてしまった。一番船は3時50分に出発。4時10分には磯の上に乗っていた。早いなと思っても今日は夏至の前日。もうライトがいらないくらいに明るくなっていた。
部長に貰った竿を使ってブッコミ釣りやエギのセット、ヌカを練りとあわただしく準備をする。
エギは不発。ブッコミ釣りもエサが悪いのか何のアタリもなかった。
ダンゴを投げ始めたのは5時ごろ、海の感じはあまりよくない。潮は右へ流れ、切れた藻もたくさん流れている。アジの新子がやたらと多いが底のほうには団子を割る魚がいないようでウキが上がって来るのが遅くおまけに巻き上げる途中でこのアジがエサを追っているようだ。

流れが右左と安定しないので底を2ヒロほど切って釣っていると小さいがグレが釣れた。同じような釣り方でボラが。なんで底を切っていてボラが釣れるのか?今日は潮がおかしいのか。
ずっと続けていると7時半頃チヌが当たった。今日の最大の45㎝だ。でもどう考えてもまぐれアタリだ。
満潮時刻に近づいた時、潮は左へ流れ始め、流れ藻もいつのまにか消えてしまっていた。
とたんにアタリが出る。チヌだ。続けてチヌ。このときが時合だったようだが長くは続かない。
また潮の流れがおかしくなる。
グレがたまに釣れるがチヌは当たってこない。多分エサが底に落ち着いていないのだろう。暑さと眠気で集中力も続かない。
投げそこなった1投では30㎝を超えるカワハギが釣れてきた。これはラッキーだ。冬のカワハギならなおのことよかったが・・・。

2時の見回りの船が帰ったあとでヘダイを追加。2時半に久しぶりのチヌのようなアタリ。ものすごい引きだ。ドラグがうなりを上げる。それでも糸は切れずに少しずつだが上がってくる。水の下には黒い影。何かがわからない。タモに入った魚はアオブダイ。はじめて釣った魚だ。50㎝近くある。唇のそとにハリが掛かっていたからハリスが切れなかったようだ。
そのあとすぐにウキが一気に斜めに沈み込み竿の先まで持っていくような強烈なアタリ。ドラグが鳴って糸が出て行くがなすすべもなく道糸から切れてしまった。前のアオブダイより一回りかふた回り大きなやつだろう。
これを潮に終了。
終わって見ると多彩な釣果であった。

残り時間で貝取り。イカを釣っていた兄ちゃんからウニも食えると聞いたので今度はウニを持って帰ろう。

おだんごクラブの土さんの情報ではアオブダイはキモに毒があるらしい。
お腹からは大きなキモが出てきた。冬だったら食べていたかも知れない。
インターネットで調べるとパリトキシンと言う毒がありそれも猛毒らしい。
三重県では死亡例も・・・。
とんでもないものを食べてしまった。でもおいしかった・・・。
くわばら、くわばら。
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水軒沖釣行

2007年06月12日 | Weblog
場所:水軒沖
条件:中潮 3:04満潮
釣果:サバ 38センチ 2匹

そろそろ前半戦最後の磯釣りに行きたいところだが、どうも気乗りがしない。
最近帰りが遅いし、出船時刻が異常に早いし、すでにたまらなく暑くなってしまっているしで・・・、コレを書いているのはちょうど昼前なのだが外はどう考えても相当暑そうだ。
で、船に乗って早朝のみのチョクリ釣りに決定した。朝3時半起床、4時出発。5時につり開始。
今日は天気が穏やかだから水深50メートルのところまで来てしまった。魚探の反応はまったくなし。
しかし、釣り始めてすぐになにやらアタリがあった。しかしゴミを引っ掛けたような重さのみで上げてみるとタチウオのお腹にハリが掛ってあがってきた。
とりあえずイケスヘ放り込む。
それから約30分、今度は本当のアタリ。かなりよく引く。サバである、太っていて立派な体型だ。
その後はまたまたアタリなし。
6時を回ったのでそろそろダメかなと思い、帰りながら釣りをしようと陸に少し戻って再度仕掛けを下ろした。ここではすぐにアタリがあったがどうもタチウオらしく仕掛けがど真ん中から切れてしまった。
新しい仕掛けを下ろすと間もなくアタリ。コレも丸々と太ったサバである。
しかし、ここでも1匹のみ。
7時を回ったので今日はここで終了。

同じように釣りをしていた人もどうも調子が悪いらしく、頻繁に移動をしていた。
すれ違ったおじさんも腕を横に振っていたし。
去年は最初からかなり釣れたが今年はどうなんだろうか。

下の画像は今日の回遊ルートです。

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「開高健 旅と表現者」読了

2007年06月10日 | Weblog
 吉田春夫 「開高健 旅と表現者」読了
 はじめて作家論と言うものを読んでみた。う~ん、難しい。こんなに理屈をつけて本は読まれなければならないのだろうか。こんな読み方をしていたらぜんぜん読書が面白くないんではなかろうか。
 絶対音感を持った人はすべての音が音符に聞こえるというが、そんなものなのだろうか。
 むかし、遠藤周作が自分の文章が出題された大学受験の問題を見て、自分はこんなことを考えて文章は書いていないと言ったそうだが、開高健も本当にあのような心の変化の下に文章を書き継いでいったのだろうか。物に対する興味や執着は男の心の中には少なからずあるものだろうし、魚釣りは単に面白いだけだったかもしれないし・・・。
 しかし、開高健は「男は心の中に傷があるから魚を釣りに行くのだ。」とよく言っていて、僕の心には傷はないけどな~。と不思議に思っていたが、この人の分析によるとベトナム戦争の体験が元にあるということだが、これは確かにつじつまが合うようなきがする。ひょっとしたら、この人の分析はあながちうそではないのかもしれない。
 でも、本はもっと気軽に、面白く読むのに限るな。
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キャラメル

2007年06月10日 | Weblog
この箱の中にはあとひとつづつキャラメルが残っている。
子供が僕のために残しておいてくれたのだ。
しかし、あまりにもゲテモノすぎて食べる勇気がない・・・。
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ゴールドステッカー

2007年06月05日 | Weblog
念願の関つりゴールドステッカーを手に入れた。
これで、金、銀、銅の3種類そろったことになる。
これからもがんばろう。
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下津沖、雑賀崎沖釣行

2007年06月03日 | Weblog
場所:双子島沖→下津沖→雑賀崎沖
条件:中潮 6:14満潮
超過:キス 27センチ以下36匹

今日は日曜日なので子供を誘ってキス釣りに行こうと思ったが朝からやっている恐竜の漫画を見たいということで振られてしまった。
ひとりなので沖へ出てアジかサバを狙おうとも考えたが天気が怪しい。
うねりが出ると怖いし、この前作ったイスのすわり心地も確認したいからやっぱりキス釣りに決定。

ひとり寂しく朝5:10出発。
まずは双子島沖へ。去年よく釣れたから前回に引き続きやってきたが今日も1匹だけで終わってしまった。じつはあそこは釣れないのではないのだろうか?
次はどこに行くべきかと考えたあげく、やっぱりシモツピアーランドの東側に行くことにした。距離があるのであまり積極的に行きたいとは思わないのだが・・・。
しかし、この場所は僕を裏切らない。
到着してすぐにアタリ。それからは1投1匹のペース。それもかなり大きい。
どんどん釣れるが雨がぱらついてきたらいきなりアタリが遠のいてしまった。
キスは雨が嫌いというのは本当なのだろうか?
西の空は少し明るいのだが雨が上がると風が出てくるかも知れないので早い目に撤収。
エサが少し残っているのでダメモトの大型狙いで双子島荘の沖に投錨。
アタリは散発的だが10時をまわったころ27センチをゲット。
今日はこれでいいのだ。

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