イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2012年11月29日 | Weblog
場所:加太沖
条件:大潮 6:59満潮
潮流:7:37 上り最強3.4ノット 11:29転流
釣果:ボウズ

天気予報は雨模様だったが、曇りに変わった。波は1メートル。当初はイカだけと考えていたが、この天気では加太へ行ける。

空は雲が薄くかかっていて、月はボ~っとぼやけている。今は木星が上にくっ付いているらしい。



潮が上っているので帝国軍は友ヶ島の南岸に集結している。
僕もできるだけ北上したいのだが、敵艦のはぐれたやつが大型漁礁のすぐ北側に数隻いるので針路を阻まれている。

今日はアジを釣りたいと考えているので、オキアミ餌でスタートだ。
仕掛けを入れて10分くらいで最初のアタリがあった。しかし、これはすぐにはずれてしまった。竿がやわらかいのでかなり大きくあわせをいれなければならないようだ。

しかし、アタリはこれだけ。午前9時ごろ、少し潮がゆるくなったころを見計らって高仕掛けに変更。
潮は上りなのでどんどん帝国軍領内へ流れてゆく。気がつけば敵艦隊の間近までせまっている。急いで引き返さなければえらいことになってしまう。



高仕掛けに切り替えてもアタリはない。1度だけ真鯛ではないアタリがあったがそれだけだ。
並走して流している地デジ対応完了しているのかを心配してしまう漁船も魚を取り込んでいる様子はない。



一応、一所懸命潮の流れを読みながら漁礁の上を流しているのだがまったくダメだ。



午前11時ごろになんとかおかずだけでも確保」しようと今朝の朝刊でカワハギが絶好調という三邦丸の記事を頼りに持参していた海エビを刻んで浅場へ移動。
さあ、釣ろうかと仕掛けを探すと、???持ってくるのを忘れた・・・。
仕方がないのでガシラの仕掛けにエサをつけて下ろしてみるが、小さいのがひとつ釣れただけだ。
ほとんどがイソベラのアタリのようだが、殻だけが残ることもあったので、ハゲ針の仕掛けがあれば少しはカワハギを手にできたかもしれないと思うと情けないことだ。
ここで忍耐のエネルギーが途切れて12時で終了。


バッテリーから火花が飛び散った10月以降、どうも調子が悪い。こんなときはとことんまで堕ちてゆかなければ回復の兆しを見ることはできない。
持って行ったオキアミはほぼすべてが残ってしまったので午後からはこれを持ってあてのない釣りへ出て見た。運がよければアジが釣れるかもしれない。
道具はこだわりの1間半の延べ竿。中学時代に買った竿なのでなんと35年以上前の竿ということになる。
長さがないので釣り場は限られる。田ノ浦の浮き桟橋へ行ってみた。



アタリはちょくちょくあるのだが、食べられる魚ではない・・・。



あまりの寒さに1時間ほどで退散・・・。
またひとつ堕ちてしまった・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「岬」読了

2012年11月26日 | Weblog
中上健次 「岬」読了

中上健次は戦後生まれで始めて「岬」で芥川賞を取った作家だ。新宮市出身で大学へは行っていない。「苦役列車」の西村賢太もこんな履歴のひとだろうか。
北野武や都はるみとも交流があったらしく、この前事故で亡くなった若松孝二監督の最後の作品「千年の愉楽」はこの人の作品だ。

先日の勝浦1泊で展覧会を見たのでまだ読んでいない本を引っ張り出してきた。

4つの短編はすべて同じテーマで、主人公が自身の出自に悩みと恨みを抱きながら生きてゆく姿を描いている。あの、国道42号線の東側にこんな世界が広がっていたのだ。
恨みを持つ実の父親の姿にどんどん似てくる自分はやはり父親と同じ人間なのか、その血からは逃れられないのか、生きている環境がそうさせるのか・・・。
作家自身の出自がベースになっているだけに生々しい。
もっと読み込んでいくことが必要だ。


僕自身も自分のしゃべり方や声に父親とあまりにも似ているのに驚くことがある。
やっていることも同じで、結局魚釣りばっかりで、おまけにサラリーマンのクセに2艘も船を持っていた父親を何者?と思っていたら、僕自身も小さな船を持っていると面白いななどと思い始めて同じようなことをしようとしている。
こういうのも「血」というのだろうか。高度成長期に生きた父親は、働くことが第一が当たり前の世界だったから、釣りをすることが少々後ろめたいことだと思っているふしがあったようだが、そこだけは開き直ってしまった僕とは違うところだろうか。
僕の子供はまったく魚釣りが好きではなく育ってっしまったが、やはり僕の「血」が現れてくることはあるのだろうか。そしてそれをどう思うのだろうか。

ぼくはいまのところ、貧乏ながらではあるがこれはこれで楽しい人生だなどと思ってはいるのだが・・・。

確か、ノーマン・マクリーンだったか、「父親から学んだことで、最大のことは魚釣りだった。」と書いていたことをおぼえているが、今のところ、たしかにそうだと思う。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水軒沖釣行

2012年11月24日 | Weblog
場所:水軒沖
条件:」若潮 9:20干潮
釣果コウイカ 4匹

天気はちょっと厳しそうだが、時間がたつほど天気は安定してくるらしいから、ちょっと無理して出航。
今日はマイミクさんを伴っての4名での釣行だ。
さすがに4名乗ると船の速度が出ない。この船も3名までが限界なのかもしれない。

沖に出て見ると北東の風とはいえかなり吹いている。それでも一番のポイントである新々波止の沖へ出て見る。
やっぱり風が強い。35号のオモリでやっと底が取れる状態だ。
同行の方々も苦戦している。これでは厳しいので少し地方へ移動。
少しは楽な釣りができそうかなと思ったとき、同行の方にアタリがあったらしい。これで僕もやる気がでてきた。
午前8時ころだっただろうか、やっとアタリが出た。
しかし、アタリは少ない。アタッてるのかどうかがわからないほど弱いアタリだ。

風は治まらないし、これだけ明るくなりきってはたくさんのアタリもきたいできない。

なぜだか引っかかってきたサバフグを追加して合計4匹で終了。



排気管の修理が終わって今のところエンジンは快調に回っている。



タカシさんが置いていってくれた交換前の排気管を見てみると海水が合流するところに穴が開いており、塩ビパイプとの接続部分は熱で変形してしまっていた。
ステンレスの部分は電蝕だろうか?塩ビの部分は海水の流量が少なくなって排気をまともに受けたのが原因なのだろうか?

しかし、「交換しましたよ。」という証拠なのだろうが、これを置いていかれてもどうやって捨てればいいのだ。絶対に家庭ゴミに出すと捨ててはいけないものだということは重さでばれてしまう。
ちゃんと修理をしてくれているのは信用しているので今度は持って帰っていただきたいものだ。



さて、次はどこが壊れるか?油圧系辺りが危ない感じだ。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加太沖釣行

2012年11月16日 | Weblog
場所:加太沖
条件:中潮 8:04満潮
潮流:8:45上り3.3ノット最強 12:37転流
釣果:真鯛43センチ以下2匹 ハマチ49センチ1匹

今日は潮もいい、天気もいい。
間違いなく加太への釣行だ。
朝は若干遅くて出港は午前6時半。政治評論家の三宅久之氏が亡くなったり、衆議院が解散するとかのビッグニュースに見入っていたら家を出るのが遅くなってしまった。
珍客がいろいろあったらしく、舳先には柿の身の食べかす、艫には何かのフン?のようなものが転がっていた。
秋だ・・・
 

田倉崎沖へ到着して見ると、あまり船が出ていない。鉄板ポイントには帝国軍らしき船が出ていたので、人工漁礁付近からスタートしようとスパンカーの準備などをしていたら、どこから沸いてきたか帝国軍、自由惑星同盟入り乱れてあっという間に船団に囲まれてしまった。



上り潮に乗って帝国領内へ侵攻していく。午前8時ごろ、最初のアタリ。
一発で食いついた。新作ロッドで初の釣果だ。感度は抜群で真鯛に違和感なく食いつかせることができるようだ。(単に活性が高かっただけかもしれないが・・・)
ちょっと敵領内に入りすぎたので少し後退。次は仕掛けを下ろしている途中にハマチがヒット。新作ロッドはハマチ1匹ぐらいならなんなく上がってくる。パワーも十分だ。
魚探には相当な数の魚影が映っているが、だんだん帝国軍戦艦の攻撃が激しくなってきた。カスゴを1匹追加したところで若干潮の流れがゆるくなってきたように感じたので、夢よもう一度ということでタチウオ狙いに針路を変更。
友が島を越えて紀淡海峡に入ったが、あまりの潮流の速さにすぐに退散してしまった。
「イワシのエサがないな~。」と奥さんに話をしたら、「鮎やったらあるで。」・・・。僕のおじさんが釣ってきたもらいのもの鮎で小さなものばかり別の袋に入れて冷凍したものを出してきてくれた。
なんと高級なエサだろう。これで1匹も釣れないとは残念だ。
日が高く昇りすぎているのか、ケミホタルを忘れてきたからか、はたまたイワシじゃないとダメなのか・・・。
大体、腕は2本しかないのだから3本もロッドを持ってくること自体が間違っているのかもしれない。ここはひとつ、アホの野田首相を見習って、「一発で倒す。」の精神でいかなければならないのだろうな。

 

再び真鯛狙いの戦列に復帰をしたものの、集中力が途切れてしまって転流時刻を待たずに午前11時に終了。

エンジンの冷却系は修復されたが、今度は水の流れが良くなりすぎて排気管が持たなくなってしまったようだ。以前から少しずつ海水が漏れていた場所からダダ漏れになってきた。排気に近いところからは蒸気が出ている・・・。これには驚いた。
前回の釣行後にコーキング剤を塗りこんで見たが、まったく改善の傾向が見られない。もっとひどくなっている。
加太まで来ちゃったから帰るのももったいないので、あれこれ考えて船に載っているもので応急処置だ。
塩ビパイプにつながっているところの下に小物を釣ったときの撮影用の盤重を敷き、冷却水と排気の合流点には紙ウエスを細引きでくくりつけてなんとかしのいだ。



なんとか来年まで持ってくれと願っていたが、もう僕の手には負えない。
家に帰ってすぐにタカシさんのところへ修理のお願いに行ってきた。またまた修理代が・・・。苦悩の時はまだまだ続くのだ・・・。

その後、県立博物館に「高野山麓祈りのかたち展」を見学に行ってきた。




しかし、和歌山県は貧乏なわりには重厚な建物を作ったものだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「午後の愉しみ」読了

2012年11月09日 | Weblog
開高健対談集 「午後の愉しみ」読了

開高健の対談集だ。
釣り、食、文学、戦争・・・、師の人生のテーマのすべてが盛り込まれているような気がする。

対談の相手の作家は半分は知らない人だし、カミュもラブレーも読んだことがないのでほとんど理解できないが、こんな知的な会話ができるような人間になりたいと思う一冊だ。

この世代の作家は、やっぱり戦争というものが大きな影を落としているらしい。
極限状態で現れる本当の人間の本性を見てみたいと思うのが作家なのだろう。
僕の父親は師と同じ年の生まれだがやはり同じことを思っていたのだろうか。それとも、田舎では戦争を実感することなく終戦を迎えたのだろうか。確かに田舎では飢えも死の恐怖というものも薄いだろうから、人間の本性を見たいというところまでは届かなかったのかもしれない。
父親とはそんな会話をしたことがなかったが一度聞いてみたかったものだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加太沖釣行

2012年11月09日 | Weblog
場所:加太沖
条件:若潮7:59干潮
潮流:6:12転流 9:26下り2.0ノット最強 12:16転流
釣果:なし


今日は若潮だけれども加太へ向かった。釣りをしている時間帯はずっと流れているからいいかもしれない。
しかし、田倉崎へ到着してみると、船が全然出ていない。下りの時間なので田倉崎の南から始めようとおもったが、いつものテッパンポイントへ向かった。
当然ここにも誰もいない・・・。



不安がよぎるがとりあえずはじめてみるがやっぱりアタリはない。
潮も思ったより流れていないし、これもシルトというのだろうか、仕掛けにゴミがまとわりつく。



何度か流してもアタリはないが、チョクリの大型船ベテランバリバリやるぞ風がやってきて仕掛けを下ろし始めたのでこれは釣れるのかな?と思いきや、すぐに何処かに行ってしまった。
風も少し強くなってきたので午前10時で終了。
結局、夜明けのスーパー残り物半額惣菜天ぷら詰め合わせ148円を食べに行ったようなものだった。

エンジンの冷却系は完全に治ったようだ、2400回転の継続運転でも警報は鳴らなかった。出向前にサブタンクを見てみたらえらくクーラントが減ってしまっていたのが気になるが、これは最初にタンクが満タンになっていなかったということで理解しておこう。
しかし、海水の流れがよくなったら、今度は水が流れるマフラー兼排水管がその水圧に耐えられなくったらしく、水漏れが激しくなってきた。今まではチョロチョロ漏れていたのをウエスで受けているだけで何とかなっていたのが、港に戻ってきたらウエスはベトベトで排気管の上には塩が浮き出ていた。
再び修理では奥さんが激怒しそうなので応急処置としてコーキング剤で埋めてみたがどうなるだろう。作業をしている最中に燃料の流れるホースにも亀裂を見つけてしまった。
中古の悲しさ、今までの宿痾が一気に出てきた感じだ。
ここが正念場のような気がするが、財布と天秤にかけてみると、たじたじとなってしまうのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水軒沖釣行

2012年11月04日 | Weblog
場所:水軒沖
条件:中潮 9:37満潮
釣果:コウイカ 4匹

今日は黒江の漆器祭に行かなければならないのと、前回修理してもらった冷却系が直っているのかを確かめておかなければならないので遠出を避けて水軒沖へちょっと時期が早いがコウイカを狙いに行ってみた。
風は北々東という感じだが、結構吹いている。水軒一文字の新々波止の沖からスタート。
最初はアタリがまったくない。やっぱり早すぎたかと後悔しながら紀の川や大浦から加太へ向かって出ていくのであろうたくさんの船を羨ましげに眺めていた。
流されては戻りを2回くらい繰り返したところで待望のアタリ。それも大きい。ウルトラライトのベイトロッドが根元から曲がっている。上がってきたのは胴長20センチはあろうかという大物だ。
2匹目もそこそこのサイズだ。3匹目は相当元気で水槽に入れる前に大暴れだ。
ドバッと墨を吐いてデッキの上がえらいことになってしまった。
僕の体にも降りかかり、白髪でもないので必要ないのだが、頭にまで飛んできた。



4匹目はこれまた小さい。
風が強くなってきたので波止の南側に移動し釣りを再開。
魚探には海底にびっしりなにやら反応がでている。それに合わせるかのようにスッテに魚が当たってくる。これは一体何なのだろう?サビキを持ってくればよかった。

そうこうしているうちに根掛かり発生。間違いなく砂底のはずなのだが、やってしまった。ぐいぐい引っ張ると仕掛けがすべてなくなってしまった。
予備の仕掛けはいつも持っていないので、今日はこれで終了。
時間は午前7時半。もうちょっと長いこと釣っていたかった。

帰りはいつものとおり親戚のおじさん宅へおすそわけ。
今日は、大根、小株、小松菜、二十日大根。
いただく野菜も冬の野菜になってきた。



漆器祭りはまあ、こんなものだろう。
なぜかこの時に売っている露天の恒例2サイクルオイルは値段が倍になっていた。
国際情勢はこんなところまで影響するようだ。




今日から新しいパソコンでブログを書き始めた。
新しいOSはまったく使いにくい。
なんとか改善してくれないものだろうか?
僕にとってはXPが最高のOSだ。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

那智勝浦釣行?

2012年11月02日 | Weblog
今年も恒例の熊野一泊旅行だ。2日目の朝はこれまた恒例の朝食までの釣行。
去年、墨跡のたくさんあった那智勝浦漁港でイカを狙ってみた。
結果は当然ながらボウズであった。
漁協では朝からセリをやっていて、なかなか漁港らしい雰囲気がただよっていた。



長らく使ったリールがいよいよおかしくなってきて、逆転防止ストッパーがほぼ完全に効かなくなってきた。
買い替え時なんだろうな。


旅行のほうは今回は「にっぽん縦断 こころ旅」で火野正平がたどったルートを逆にたどるのがテーマだ。

有田川から白馬峠を越えて日高川の支流、愛川(あたいがわと読む)のお寺からの眺めをおがみ、



竜神の手前から近露経由で、番組とは全然関係のない湯の峰温泉でゆで卵を作って昼食。温泉に漬けるだけでなんともふわふわのゆで卵ができあがった。
同行の母も姉もそして私も感動してしまった。

 

七里ヶ浜ままで足を伸ばして一番北の端へ行ってみたら、そこには総檜造りの立派なトイレがあった。
う~ん、これはお金の無駄使いではないのか・・・



2日目は那智の瀧へ、ここが番組のスタート地点だ。



大規模な滝壺の復旧は進んでいるが元に戻るまではかなりかかるようだ。



元に戻すのがいいのか、それとも、これも自然の流れだからなすがままにまかせておくべきなのか・・・


熊野速玉大社では楽しみにしていた中上健次の没後20年記念イベントを見てきた。
どんな私生活をした人かはほとんど知らない人だったので、興味深く見させてもらった。



昼食は伊勢海老の天丼。伊勢海老を丸ごと1匹天丼にしてしまうとはなんとも贅沢だ。味噌汁にも半身が入っている。
なんとも贅沢だ。
これが1人前2,500円とは田中真紀子がどんなことを言っても驚かないひとでも、必ず驚かなければならないのだ。



お土産はクジラの肉。今年は幸運なことに、生の肉が売っていた。刺身にできるいいお肉だ。



人にはいろいろな考えがあるとは思うのだが、他人の文化に、何の関係もないよそものがとやかく言うのはまったく道理のいかない話だと思う。
僕たちは昔からクジラを食べてきたのだ。


結局、火野正平はどうでもよくなって、なにやら美味しいものを探し求める道中だった。




コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする