場所:加太沖
条件:長潮 7:22干潮
潮流:4:16転流 8:15 下り2.0ノット最強
釣果:カワハギ 6匹
今日は本格的に加太に行こうと考えている。しかし、今日もやっぱりお昼前には必ず家に帰っておかねばならない。手術から2日が経ち、昨夜、母親から電話があった。
傷口が裂けるとダメなので48時間は声を出してはいけないと言われていたが、そのほぼ48時間後にいきなり電話をしてきたのである。60年ほど前に仲人さんが言った、「ソ連のブルドーザーみたい・・。」というのは確かなようで体は頑強なようだ。
電話の要件は、大丈夫であることを伝えることとコルセットを届けてほしいということであった。
病院に行くと、いたるところに「面会禁止」という張り紙がしてあるが、あれはきっと建前だけだろうと思っていたので届けたついでに顔を見ておこうと考え、午後一番で病院に行こうと思ったからなのだ。
お昼に家に戻るには遅くとも午前10時には加太の海から脱出しておかねばならない。この季節、アジ、タチウオ、カワハギ、加えてもちろん真鯛と釣りたい魚はいっぱいある。タチウオを釣るためのイワシは冷蔵庫に眠ったままだしいろいろやってみたいがいくつかに絞り込まないと時間が足りない。
潮が小さい日なので一番にはタチウオを思い浮かべるがサバフグが猛威を振るっていて、350円のエサを使い切りたいという動機で700円のテンヤをロストしまくるというのはバランス的に悪いと考えてタチウオはあえなく却下。
代わりにはやっぱり肝パンのカワハギだろう。そして、田倉崎周辺で狙えるマアジの2本立てで行くことにした。ここからなら帰宅も早くなる。
朝一は前回のサワラをバラした悔しさを解消するため禁断の仕掛けを試すことにする。しかし、朝は超早く出てきたためこれではタチウオタイムではないかという感じであった。
名人もタチウオを狙いに行くようだが、「車が入れない」と愚痴をこぼしていた。明日の朝は雨模様の予報なので釣り客が今日に集中しているようで、ただでさえ増加傾向の釣り客のせいで車が入りきらず、渡船屋が駐車場への進入にストップをかけている。コロナショックで魚釣りは脚光を浴びているらしいが、ここは間違いなくそれが吉と出た場所である。
僕はバイクなので平気で入っていくが、受付を待つ釣り客が通路をふさいでしまっていて立往生してしまった。大繁盛はけっこうなことだが、自分の港の周りは静かなほうがよい。
ナブラというのは少し明るくならないと現れないのかどうかはわからないが、今日はまったくアタリがなく、そのまま加太を目指した。
まずはサビキ仕掛けでマアジを狙う。四国沖ポイントにはほとんど船がいないが魚探には反応がある。急いでスパンカーを広げ、仕掛けを下すが反応の割にはまったくアタリがない。
潮は下りなのでやっぱり友ヶ島の北に向かったほうがいいのだろうかと考えて移動を決意するが帝国軍の軍港前で気が変わってしまい、そのままカワハギ釣りに変更。
気が変わった原因はわかっている。早く帰宅しようというのもひとつだが、燃料代の高騰だ。目下のところ、毎週値段が上がっていて、とうとう20リットルで2000円の大台を突破してしまっているのだ。それも、その上がり幅が尋常じゃないほどのペースなのである。
遠くに行くほど燃料を焚くわけだから、途中でスロットルを緩めてしまうというのは当然だろう。
仕掛けを下してみるが、アタリはない。やはりまだ潮が速いのか・・。やっとアタリがあったと思ったら小さなチャリコだ。
潮は意外と速く流れているのでポイントと思しき場所を頻繁に行ったり来たりする。正確なポイントなんて全然知らないのだけれども30メートルの水深は欲しいと思うのでかけ上がりを過ぎて水深30メートルを切ったら移動という感じだ。
やっとアタリが出たのは数回の移動をおこなった時だ。今日も大きなカワハギが釣れた。その後も、きちんと底が取れて、それほど道糸が出ていなければアタリが出てくるという感じだ。ただ、この周辺は潮の流れが複雑で、おそらくは三枚潮くらいにはなっているのではないかと思うほどちょっと油断をすると糸が出てゆく。ポイントがどうのこうのというよりも、いかに正確に底を取るかというほうが大切なような気がする。おそらく、ゴロタ石の底質の場所ならこの魚はどこにでもいるのだろう。
ポツポツとアタリを取りながらやっと6匹。この時点ですでに時刻は午前9時40分。今日はエサ代を400円にアップしたので2時間半釣りを続けることができた。それだけの時間やっているのだからもうちょっと数が欲しいとも思うのだが・・。
残りの20分を再びサビキで費やしたがまったくアタリはなくそのまま終了。
家に帰って病院へ。
「面会禁止」は本物のようで、入り口でいきなりストップをかけられた。事前に病棟から許可をもらっていないと院内にも入れてくれないらしい。どうしても届けないといけないものがあるのだと言ってなんとか入院しているフロアまでたどりついたが、病室の入り口であえなく玉砕。敵の防御は鉄壁であった・・。荷物だけ預けてすぐに退散。
それでも、息子がここで働いているというのは強みで、彼は自由に病棟を行き来できるらしく、様子を見ては奥さんにメールを送ってきているらしい。傷口の腫れも大したことはなく、彼が診てきた患者と比べてもダントツに元気に見えるとか・・。大した数の患者を診ているわけではないだろうが、少しは安心できる。
その後は釣具屋へ。
スマホを持ち始めて、つい最近、やっとLINEというものをインストールしてみた。いつも行く釣具屋が、あれは何というのだろう、友達申請みたいなのをしたらお得な情報が配信されるみたいなことが書いてあったのでそういうことをやってみると、いきなり、31日までポイント10倍という案内が表示された。
もともと、マイナポイントをゲットできたら買おうと思っていたリールがあったのでペイペイに2万円チャージして釣具屋に向かったら、ペイペイではポイントは付きませんとのつたない返事。確かによく見たら、現金だけって書いてある・・。
せっかく来たので現金を出して買ったが、2万円のチャージとリール代1万8千円で僕のへそくりは完全に底を尽いてしまった・・。
スマホ決済なんてまったく使う気はなく、このリールを買うためだけにマイナンバーカードを作りペイペイをインストールしたのにこの2万5千円を何に使えばいいのか、まったく何も思い浮かばないのである・・。
条件:長潮 7:22干潮
潮流:4:16転流 8:15 下り2.0ノット最強
釣果:カワハギ 6匹
今日は本格的に加太に行こうと考えている。しかし、今日もやっぱりお昼前には必ず家に帰っておかねばならない。手術から2日が経ち、昨夜、母親から電話があった。
傷口が裂けるとダメなので48時間は声を出してはいけないと言われていたが、そのほぼ48時間後にいきなり電話をしてきたのである。60年ほど前に仲人さんが言った、「ソ連のブルドーザーみたい・・。」というのは確かなようで体は頑強なようだ。
電話の要件は、大丈夫であることを伝えることとコルセットを届けてほしいということであった。
病院に行くと、いたるところに「面会禁止」という張り紙がしてあるが、あれはきっと建前だけだろうと思っていたので届けたついでに顔を見ておこうと考え、午後一番で病院に行こうと思ったからなのだ。
お昼に家に戻るには遅くとも午前10時には加太の海から脱出しておかねばならない。この季節、アジ、タチウオ、カワハギ、加えてもちろん真鯛と釣りたい魚はいっぱいある。タチウオを釣るためのイワシは冷蔵庫に眠ったままだしいろいろやってみたいがいくつかに絞り込まないと時間が足りない。
潮が小さい日なので一番にはタチウオを思い浮かべるがサバフグが猛威を振るっていて、350円のエサを使い切りたいという動機で700円のテンヤをロストしまくるというのはバランス的に悪いと考えてタチウオはあえなく却下。
代わりにはやっぱり肝パンのカワハギだろう。そして、田倉崎周辺で狙えるマアジの2本立てで行くことにした。ここからなら帰宅も早くなる。
朝一は前回のサワラをバラした悔しさを解消するため禁断の仕掛けを試すことにする。しかし、朝は超早く出てきたためこれではタチウオタイムではないかという感じであった。
名人もタチウオを狙いに行くようだが、「車が入れない」と愚痴をこぼしていた。明日の朝は雨模様の予報なので釣り客が今日に集中しているようで、ただでさえ増加傾向の釣り客のせいで車が入りきらず、渡船屋が駐車場への進入にストップをかけている。コロナショックで魚釣りは脚光を浴びているらしいが、ここは間違いなくそれが吉と出た場所である。
僕はバイクなので平気で入っていくが、受付を待つ釣り客が通路をふさいでしまっていて立往生してしまった。大繁盛はけっこうなことだが、自分の港の周りは静かなほうがよい。
ナブラというのは少し明るくならないと現れないのかどうかはわからないが、今日はまったくアタリがなく、そのまま加太を目指した。
まずはサビキ仕掛けでマアジを狙う。四国沖ポイントにはほとんど船がいないが魚探には反応がある。急いでスパンカーを広げ、仕掛けを下すが反応の割にはまったくアタリがない。
潮は下りなのでやっぱり友ヶ島の北に向かったほうがいいのだろうかと考えて移動を決意するが帝国軍の軍港前で気が変わってしまい、そのままカワハギ釣りに変更。
気が変わった原因はわかっている。早く帰宅しようというのもひとつだが、燃料代の高騰だ。目下のところ、毎週値段が上がっていて、とうとう20リットルで2000円の大台を突破してしまっているのだ。それも、その上がり幅が尋常じゃないほどのペースなのである。
遠くに行くほど燃料を焚くわけだから、途中でスロットルを緩めてしまうというのは当然だろう。
仕掛けを下してみるが、アタリはない。やはりまだ潮が速いのか・・。やっとアタリがあったと思ったら小さなチャリコだ。
潮は意外と速く流れているのでポイントと思しき場所を頻繁に行ったり来たりする。正確なポイントなんて全然知らないのだけれども30メートルの水深は欲しいと思うのでかけ上がりを過ぎて水深30メートルを切ったら移動という感じだ。
やっとアタリが出たのは数回の移動をおこなった時だ。今日も大きなカワハギが釣れた。その後も、きちんと底が取れて、それほど道糸が出ていなければアタリが出てくるという感じだ。ただ、この周辺は潮の流れが複雑で、おそらくは三枚潮くらいにはなっているのではないかと思うほどちょっと油断をすると糸が出てゆく。ポイントがどうのこうのというよりも、いかに正確に底を取るかというほうが大切なような気がする。おそらく、ゴロタ石の底質の場所ならこの魚はどこにでもいるのだろう。
ポツポツとアタリを取りながらやっと6匹。この時点ですでに時刻は午前9時40分。今日はエサ代を400円にアップしたので2時間半釣りを続けることができた。それだけの時間やっているのだからもうちょっと数が欲しいとも思うのだが・・。
残りの20分を再びサビキで費やしたがまったくアタリはなくそのまま終了。
家に帰って病院へ。
「面会禁止」は本物のようで、入り口でいきなりストップをかけられた。事前に病棟から許可をもらっていないと院内にも入れてくれないらしい。どうしても届けないといけないものがあるのだと言ってなんとか入院しているフロアまでたどりついたが、病室の入り口であえなく玉砕。敵の防御は鉄壁であった・・。荷物だけ預けてすぐに退散。
それでも、息子がここで働いているというのは強みで、彼は自由に病棟を行き来できるらしく、様子を見ては奥さんにメールを送ってきているらしい。傷口の腫れも大したことはなく、彼が診てきた患者と比べてもダントツに元気に見えるとか・・。大した数の患者を診ているわけではないだろうが、少しは安心できる。
その後は釣具屋へ。
スマホを持ち始めて、つい最近、やっとLINEというものをインストールしてみた。いつも行く釣具屋が、あれは何というのだろう、友達申請みたいなのをしたらお得な情報が配信されるみたいなことが書いてあったのでそういうことをやってみると、いきなり、31日までポイント10倍という案内が表示された。
もともと、マイナポイントをゲットできたら買おうと思っていたリールがあったのでペイペイに2万円チャージして釣具屋に向かったら、ペイペイではポイントは付きませんとのつたない返事。確かによく見たら、現金だけって書いてある・・。
せっかく来たので現金を出して買ったが、2万円のチャージとリール代1万8千円で僕のへそくりは完全に底を尽いてしまった・・。
スマホ決済なんてまったく使う気はなく、このリールを買うためだけにマイナンバーカードを作りペイペイをインストールしたのにこの2万5千円を何に使えばいいのか、まったく何も思い浮かばないのである・・。