イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

田ノ浦釣行

2011年02月26日 | Weblog
場所:田ノ浦
条件小潮5:19干潮
釣果:ボウズ

もともとは田辺に行く予定にしていたが、無理に土曜日に行く必要がなくなったので年に1回行っている近場のフカセでのチヌ釣りに行ってきた。南紀への釣行の際に集魚剤を買い置きしておいて乗っ込み前のチヌを近場で狙おうというものだ。
本命場所は海南の関電波止だが、ビール(といっても発泡酒だが)を飲みながらの釣りではテトラの上は危険きわまりないので今回は田ノ浦にしてみた。どちらかというと、ビール(といっても発泡酒だが)を飲むことと買ってしまった集魚剤の消化のための釣行だ。

家を早めに出てまずは近所の24時間営業のスーパーへ。おつまみの半額の惣菜を目指して売り場に行ってみたが、ざんねんながら売り切れ。結局何も買わずに田ノ浦へ直行。楽しみがなくなった。
釣りの方はというと、夜明けすぐに2匹のメバルを釣ってその後ウミタナゴがきて終わり。
寒いだけの釣行であった。

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瀬戸渡船

2011年02月22日 | Weblog
以前に一度だけ訪れたことのある安指の瀬戸渡船の船頭が亡くなったという記事が新聞に出ていた。
釣り客を磯に渡すときに後ろから波を受けて転覆したらしい。
船頭さんは朝からおかみさんにトーストを焼いてもらって食べていたのを覚えている。トーストとコーヒーとはなんとモダンな爺さんとばあさんだろう、そしてなんと仲がよくてかわいいご夫婦だろうと思った。そういえば、予約の電話を入れたときには、「おいでおいで!!。船は6時20分ぐらいやけどコーヒー入れたげるから5時半ごろおいで、場所わからんかったらあかんから電気つけといたげるわ!!」となんともおもしろくて元気な案内だった。船も老船頭と同じくボロボロながら味のある船だった。
ちょうど出向を命じられた直後で、このあとどうなるのだろう(今でも同じ精神状態が続いているが・・・)かと不安な日々を過ごしていたころの釣行だったので、気さくなおかみさんと朴訥な船頭さんの姿がよけいに暖かく感じたものだ。

かなり浅くてシモリも多そうな場所だったのでベテランの船頭さんでもどうにもならなかったのだろう。
船も大破したのか、破片が磯に張り付いている写真が掲載されていた。船頭さん以外は全員助かったということだったので、これは船頭さんの意地で他の人を巻き添えにしなかったのだろうと思う。

おかみさんはさぞ、悲しみに暮れているのだろうと思うとなんともこっちも悲しくなってくる。
ご冥福をお祈りします。
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加太沖釣行

2011年02月20日 | Weblog
場所:加太沖
条件:中潮7:38 満潮
潮流:8:34上り2.4ノット11:53転流
釣果:真鯛40センチ以下2匹

昨日はくだらない業務で出勤していたので今日の釣行になった。
北風は思ったより強く、潮の流れも思ったよりかなり強かった。
7時すぎにハリダシ近辺から釣り始めたが、道糸がどんどん流されていく。これは釣りにくい。船もどんどん流されていくので移動を繰り返さなければならない。周りの船も同じような状況らしく、移動を繰り返している。水温も下がっているのかアタリは全然ない。これは潮がゆるくなるまでは無理だと思い、とりあえずガシラでも釣ろうかと田倉崎に近づいたが、こっちもすごい潮の流れで釣りにならない。八方塞がりでまたもとの位置に戻って鯛釣りを再開した。午前10時半頃だったのだが、ちょうどこの頃になんとなく潮の流れがゆるくなってきたような感じがしてきたな、と思ったとたんに最初のアタリがあった。慎重にリールを巻き上げると皮一枚でなんとか取り込みに成功。ボウズはなくなった。今日はもうダメだと思っていただけにうれしい1匹だ。
まったく、時間通りにアタッてきた。
このときが時合いだったようで、アタリが連発。合計4回のアタリで2匹を取り込むことができた。勝率5割。僕にしては上出来だ。
このあとは船が流されてポイントを見失ったのか、時合いが過ぎたのか全然アタリがなくなって、気合もなくなったので今日はこれで終了。

かなり密集した船団の中で釣りをしていたが、後ろで怒鳴り声がしたかと思うと、数10センチの近くまで漁師の船が接近してきた。スパンカーのロープが接触したようだった。こいつは意図的に近づいてきたようだ。ひとの後ろから近づいて恫喝するなどなんとも卑怯なやつだ。ぼくは趣味で釣りをしているだけなのでどけろ言われれば場所を移動する用意はできている。しかし、こんなやり方は少し間違えれば海難事故につながるのではないか。ましてや、ここは一般に開放されているとされている海域だ。まったくシーシェパードのようにたちが悪い。

中国人とシーシェパードと加太の漁師と化粧をすることにしか脳みそを働かさないバカ少女はこの世から抹殺されなければならないのだ。
コメント (5)
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「東京島」読了

2011年02月18日 | Weblog
桐野夏生 「東京島」読了
ずっと前、BE-PALにこの本が紹介されていたが、アウトドアとは程遠い内容だ。
無人島に流された人々が壊れながらもたくましく生きてゆく物語だ。

いまどき、こんなに人に発見されないような島が存在するのかどうか知らないが、こんな日本で生活するよりもひょっとして快適なのかのしれない。利益がどうのこうのと叱られることもなく、雪で止まった電車の中でとなりのおっさんの臭い息に悩まされることもないだろう。風呂に入れない自分の体臭のほうがまだ我慢できるかもしれない。

もう、うそ丸出しの物語だが、おもしろい。
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「生誕80年 大阪が生んだ開高健展」訪問

2011年02月14日 | Weblog
なんばパークスで開催されている「生誕80年 大阪が生んだ開高健展」に行ってきた。
師の出身大学である大阪市立大学創立130年の記念のイベントということだ。
ちょっとだけ退社時間をフライングして急いでなんばへ急行した。
大阪出身の師だが、大阪府でこのような展覧会が開かれるのは初めてということだ。これはちょっと寂しい。
確か、5年前に京都伊勢丹でやっていたことは記憶しているが、このときは、知ったのが最終日だったのでどうしようもなかった。
展示内容は直筆の原稿や書簡、私物では釣具やベトナム取材で使ったものなど。
書簡の文字は几帳面そのものでまるで罫線が引かれているがごとくの文字の書き方だったのが印象的だった。もうひとつ印象的だったのが、天王寺高校の同窓生の一人の言葉で、敗戦のラジオ放送を聴いたとき、師は涙を流した。とあった。そういえば、何かのエッセイで「いざとなれば爆弾を抱えて敵の戦車に突っ込む覚悟はできていた。」というようなことを書いていたような気がするが、師は戦争に対してどのような思いを抱いていたのだろうか。それともやっぱり狂気の時代だったということなのだろうか。

展示されている著書の半分以上は僕も所有しているものだった。われながらよく集めたものだと思う。協力してくれた元同僚には感謝だ。

即売コーナーには有名なジッポーのレプリカや色紙が売られていたが、これは再度訪問したいと思っている茅ヶ崎の開高健記念館での楽しみにとっておいた。(と、いうか、単にお金がなかっただけなのだが・・・)
かわりに、「輝ける闇」で素蛾との別れの前にバーで“私”が飲んだコアントローというお酒を買ってきた。
そんなお酒を飲むような資格があるとは思わないが、記念としてとっておこうと思う。


帰りは思わぬ雪で帰宅が大幅に遅れた。
いつものことだが、JRには困ったものだ。
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ロッドビルディングプロジェクト始動。

2011年02月13日 | Weblog
中古の釣具屋さんで船竿のグリップを見つけた。348円。
掛かった魚をばらしてばかりいるので、ここはひとつ、竿を作ってみようと思い立った。T.M.Revolutionは愛をどうこう言うのを冬のせいにしたが、僕は魚がつれないのを腕のせいではなく竿のせいにしてしまったのだ。

大してお金をかけるほどの余裕がないのでブランクは1000円で買ってきた。グラスむき出しなのでコーティングをしなけばならないのだが、高級なウレタンスプレーなどを買うことはできないので以前に船の補修に使った塗料を筆で塗ってみた。品質的には強度は確かだろうがさすがに筆で塗ってしまうとものすごくムラができる。おまけに脱脂をせずに塗り始めたので目も当てられなくなってしまった。現在、乾燥中。
今後の予定ではガイドのセットは2000円ほどで探し、ガイドを巻くスレッドはミシン糸、スレッドのコーティング剤は母親が趣味で使ってしるカシュー塗料。なんとも貧乏ロッドだ。
3000円以内で仕上げるつもりだが、どうなることやら・・・・。
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お気に入りのインポート

2011年02月12日 | Weblog
壊れたパソコンの復旧作業を続けている。
すべてのアプリケーションはもとより、エクスプローラーのお気に入りもアウトルックのアドレス帳もすべて消えてしまっている。幸いなことにサブで使っているパソコンにお気に入りとアドレス帳があるのでインポートしようとしたら・・・。

アドレス帳はすぐに成功したのだが、お気に入りがどうしてもインポートできない。
インターネットで調べてみると、お気に入りをメールで送るとファイルのタグに“!-- saved from url=(0022)http://internet.e-mail --”というような文字が書き込まれてエラーになるらしい。タグを書き出してこの文字列を削除してやったらすんなり成功してしまった。

インターネットというのはえらいというか、すごい。
夕べ、エジプトの大統領がとうとう辞任に追い込まれたらしいが、これもインターネットのなせる技であったとのこと。フェイスブックでつながった人たちのパワーに独裁者が追い込まれたらしい。
しかし、何でも、誰とでもつながってしまうというのはある意味恐ろしくなってくる。諸刃の剣というのだろうか。

ムーミンに出てくるキャラクターでニョロニョロというのがある。小腸の柔盲突起にエラと目玉を付けたようなやつだが、彼らは一人が思ったことがすぐに全員に伝わって情報を共有できる能力を持っているらしい。生体インターネットのような生物だ。
アニメの中では平和的に生きていたが、はたして現実の世界の中ではどうなのだろう?確かに、道具は使いようなのだろうが・・・。

しかし、僕の試練はまだまだ続く。
メディアプレイヤーはいまだに音楽データを認識してくれないし、オフィイスソフトもインストールできていない。画像の加工もままならない。
人生もこんな感じで再セットアップができればいいな~。などと考えていたが、これはこれは面倒だということもよくわかった。
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雪景色

2011年02月11日 | Weblog
3連休は雪景色。
釣りどころではない。
3日間は家で缶詰だ。
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「となりのクレーマー」読了

2011年02月08日 | Weblog
関根眞一 「となりのクレーマー」読了
僕も仕事柄クレーム対応は少なからずやってきた。幸いなことに、とんでもない相手に出くわすことがなく今までくることができた。それでも、ヤ○ザの愛人に香水を届けるために御坊市をさまよったり、黒滝村の山奥で対峙した相手は指が一本なかったたりしたことはあった。

最近のニュースで、学校の先生がクレーマー?の保護者を訴えたというのがあったが、これはよくわかる。たまにとんでもない人がいる。僕も寂しい人に当たって、叱られているのか世間話の相手をさせられているのかわからないということがあり、絶対この人は趣味でクレームを言っているなという人には何人にも出会った。うちの子供は言い出したらきかないからとあきらめてくれと親に説得されたこともあった。
自分を基準に考えると、すべてのひとは皆おかしいと思えるものだがそれでも???と言う人を山ほど見てきた。社会が混沌とすればするほどこんな人がもっと増えてくるのだろう。

この本の内容は著者の経験談が70%以上で構成されている。サブタイトルの“「苦情を言う人」と交渉術”はほんのわずかしかない。ここで書いてしまうとこの人の本業があがったりになるのはわかるが、こんな編集ばかりしていると余計に新書の売れ行きが悪くなってしまうぞ。
と、書いている僕も立派なクレーマーの一人だ。
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雪の高野山

2011年02月06日 | Weblog
高野山へ行ってきた。
なんともきれいな雪景色。

早春の日差しと雪のコントラストは最高だ。

吹きぬける風は春の渓流で感じる風とまったく同じだった。

もう、2年間も日高川へは行っていない。

ことしは行きたいな。
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