イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

この1年を振り返る

2006年12月31日 | Weblog
今年もあと2時間あまり。
1年を振り返って見たい。
まず、初釣りは口和深へ。
グレを1匹のみ。相変わらずグレは厳しい。

今年の大遠征は出雲崎へ。グレは1匹。一発ばらしてしまった。

その次は南部堺へ。おだんごクラブの方々に同行いただいた。
これは楽しい1日をすごさせていただいた。

春の渓流は雪の中での幻想的な釣りとなった。

春のチヌ釣りラウンドは2回目でブレイク。年なしも釣れてしまった。

その後アオリイカも獲物に加わるようになってきた。

しかしチヌは散発的で欲求不満がつのる。
秋のラウンドもチヌは満足がいくのもではなかったが、
10月の終わりには55センチのクエを釣ってしまった。
今年の最大魚だ。

秋のグレ釣りは3回釣行したが、なかなか結果は出なかった。
しかし3回目は3匹だけの釣果とはいえ、バラシ多数であったがかなりアタリが出たことがうれしかった。


船の釣りでは躍進がめざましかった。
チョクリのアジ釣り、スミイカ釣りの成果、タチウオ等あとは加太での釣りをマスターできればなんとなく形になりそうになってきた。


来年はどんな年になるのかまたまた楽しみである。


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水軒沖釣行

2006年12月30日 | Weblog
場所:水軒沖
条件:若潮 8:11干潮
釣果:スミイカ 2匹

今年最後の釣行はスミイカ釣り。
朝、中央市場に買出しに行き、午前9時に出発。
北風がかなり強いがやれないことはない。この日の釣行は儀式みたいなものだから
つれてもつれなくてもいいと思っていたのだが、今日は2匹も釣れてしまった。

12月30日に獲物を手に入れたのははじめてではないだろうか。
ここ3回、2匹の壁が越えられないが、今日、新しい方法を考えついた。仕掛けも買ってきた。
来年そうそうがんばってみるつもりだ。

今年の潮時表と来年の潮時表を入れ替えて新年を迎えよう。

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「ぱいかじ南海作戦」読了

2006年12月30日 | Weblog
椎名誠「ぱいかじ南海作戦」読了
椎名誠の本を読むのはどれくらいぶりだろうか。
新聞で文庫の新刊を見てネットで買ってみた。
エッセイかと思ったら小説だった。椎名誠のSF小説からSFを抜いたようなタッチの小説だ。
離婚と失業が同時にやってきた主人公が石垣島で海浜生活者になる物語だ。
普通に考えると「こんなことをしていてはだめだ!!」と主人公が改心して都会に戻っていくなどと言うのがオチになると思うのだが、さすがは椎名誠だ。とことんいってしまう。

僕も南の島でとことん海浜生活してみたいな~。
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「プリンシプルのない日本」読了

2006年12月28日 | Weblog
白洲次郎「プリンシプルのない日本」読了
白洲次郎関連の2冊目である。
今回は本人が書いた文章を集めたものである。
かなり細切れで読んだのと日本の現代史をまったくと言っていいほど知らないので書いていることがよくわからない。
しかし、学校の歴史の時間にはまず、この時代、戦争が始まってから終わるまで、終わってから日本が立ち直るまでを学ばなければならないと思う。
石器時代や縄文時代のことを学年の最初に学ばずにこの時代を最初に学ぶべきだ。
(そうすると僕ももう少しまともな人間になっていたかも知れない。)

ここで培われた日本人の精神がよくも悪くも今に息づいていることがわかると思う。
そして、今の人が「それでいいのか。」ということを白洲次郎のように考えるべきだと思うのである。

そうすれば今の日本が抱えているすべての問題が解決されてしまうと思うのである。

今年もばかばかしい事件や悲惨な事件がいっぱい起こった。
通勤電車の中のマナーもあったもんじゃない。(僕もだが。)
みんな、もっと、プリンシプルを持たなければ・・・。
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胃カメラ

2006年12月26日 | Weblog
ここ2週間のどの下のほうに違和感があり、今日は思い切って胃腸科を受診した。
胃カメラを飲んできたのである。
約、10年前一度検査をしたことがあるがそれ以来である。
そのときも苦しかったが今回もむちゃくちゃ苦しかった。
涙が出てきた。
結果は、のどには異常がないようだが胃のあちこちが傷んでいるという診断であった。
先生からは、最近、ストレスを感じていますか?などと、現代人らしい質問をされてしまった。これで、僕も立派なサラリーマンになれたのだ。

これを読んでくれている皆様、僕をあまりいじめないでね。
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見老津釣行

2006年12月22日 | Weblog
場所:見老津 仕事場
条件:中潮 7:42満潮 水温21度
釣果:グレ 30~37センチ 3匹

今年最後の磯釣りは見老津へ。
ここの渡船屋さんはあまりぎすぎすしていなくていい。
客も、われ先というのでもなくなんというか連帯感というか
自分だけ釣れればいいというひとがひとりもいないのがうれしい。
口和深とはちょっと違う。

今日の仕事場ははじめて上がる磯である。
名前が面白いの北西風には強そうなので選んでみた。
磯に上がるとうねりがすごい。この磯は東の先端がいいようだが、波が東映映画のオープニングのようだ。
しかし、サラシや潮目があちこちでできている。
しぶきを避けて船付きで釣り始める。

磯際を流しているとアタリ。
朝一の魚はタカノハダイ。これはまずい。戦意喪失である。
そのあとはサンノジ。これまた戦意喪失。
でも、がんばり続けると午前9時半ごろ大きなアタリが・・・。
ハリスは1.7号、簡単に切れてしまった。
すぐにまたアタリ。これもハリス切れ。
2号に換えたあとすぐまたアタリ。グレだ。
タモで掬おうとしたがうねりがひどくそれに巻き込まれてタモを落としてしまった。
えらいことをしてしまった。が、偶然船頭さん登場。無事タモは回収。
その後、12時にまた時合。が、すべてバラシ。
1時と2時に1匹づつ追加。
都合6回のバラシ。これは多すぎる。大きすぎてやむ終えないアタリは2回だけだった。
あとは取れていたかもしれない。
しかし、少しだけだが潮の流れを読みながら釣りを続けることができたように思う。
今年最後の磯釣りとしては満足としておこう。
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水軒沖釣行

2006年12月19日 | Weblog
場所:水軒沖
条件:大潮 6:10満潮
釣果:スミイカ 2匹

今日も磯釣りを忘れてイカ釣りへ。完全にはまってしまっている。
今年のうちにコツをつかみとってしまおうという魂胆でもある。
前回より少し早く7時半に出発。
途中CDをレンタルして8時に出港。

今日も海は澄んでいる。港の出口の橋の下も底まで見える。
この時期は毎年こんなに水が澄んでいるのだろうか。

今日は旧波止の一番北付近からスタート。
前回と同じくすぐに1匹目がヒット。
でもあとが続かない。東からの風が強く少しでも風の影になる地の一文字の
際に移動。しかしまた底引き網がやってきた。
しかたがないので双子島の沖に移動したがあたりはなし。
天気がどんどんよくなり暖かくなってきたのでのんびり釣りを続けた。
と、10時をまわってまさかのアタリ。ねばってよかった。
結局今日も2匹で終わってしまった。

ずっとピンクのスッテを使っているが、あれだけ海の中が明るいともっと暗い色を使わないとダメなんだろうな。
今度は新しいスッテで挑んでみようと思う。
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水軒沖釣行

2006年12月15日 | Weblog
場所:水軒沖
条件:長潮 7:54干潮
釣果:スミイカ 2匹

今日も天気がいいのでイカ釣りへ。
はまってしまっている。
まずは沖の一文字へ。到着してすぐに1匹釣り上げた。
今日も絶好調と思いきやあとが出ない。前日までかなり雨が降っていたので紀ノ川から水が出ているのかと思い地の一文字の沖へ移動。北風が吹いていないからどこでもやれそうだ。
ここでも到着してすぐに1匹ゲット。調子がいいぞと思っていたら今度は底引き網の船が迫ってくる。
しょうがないので今度は大島の西側へ。またまた小さいが1匹ゲット。とまたまた底引き網の船が・・・。
今日はジプシーのようだ。
もう、堤防の沿岸はすべて底引き網の餌食になってしまったようだ。
もとへ戻る気力もなく納竿とした。
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水軒沖釣行

2006年12月08日 | Weblog
場所:水軒沖
条件:中潮 9:10満潮
釣果:スミイカ 9匹

前日の雨が気に入らなかったが、またまたイカ釣りに。
思ったよりも風が強い。波はないのだが船がどんどん流されてゆく。
15号のオモリでは釣りにならない。しょうがないので30号のオモリに変更。アタリが取りづらくなるだろうがしょうがない。
最初のうちはまったくアタリがない。この前はやっぱりまぐれかと意気消沈していたが30分くらいしてからだろうか、アタリが出た。大事に取り込むとそれからはアタリが続出。竿の先でもアタリがわかるようになってきた。
30号のオモリでも十分釣れる。
それから1時間あまりはとぎれなくアタリが続いた。
結局2時間と少しで9匹も釣れてしまった。今日は十分だ。

風が強くてどうなることかと思ったが、こんな日でもイカは釣れるのだということがわかったのがうれしい。
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「風の男 白洲次郎」読了

2006年12月04日 | Weblog
青柳恵介「風の男 白洲次郎」読了

このブログを読んでくれているひとで、どのくらいの人がこの人のことを知っているだろう。
書いている本人もついこの前までこんな人を知らなかった。まず、この人を知ったのは深夜のテレビでだった。明石家さんまがホストとしてこの人を紹介していた。
この人はどんな人かと言うと、戦後、占領下で終戦連絡事務局でGHQとの交渉約をし、その中で日本国憲法の成立を見届け、またその後通産省の設立の仕事をし、サンフランシスコ講和条約には吉田茂の随員を務めたという、いわば戦後の日本の基礎をつくり、間近で見た裏方のような人なのである。
なのに政治家でも官僚でもなく、一民間人なのである。坂本竜馬のような人なのだ。
そしてこの人が魅力的なのは自分の信念を持ち、それを崩すことなく一生を送った人であるからだ。
若い頃をイギリスですごし、貴族のプライドというものをそこで身につけ、日本やアメリカの重要人物とも親交が厚かったようである。
憲法改正や北朝鮮、アメリカとの関係が取りざたされる中でクローズアップされてきたようである。

身長が180センチを越え、おしゃれな人でもあったそうだ、80歳を過ぎてもポルシェ911に乗っていたというのも格好がいい。
この本にはこの人のいろいろなエピソードが綴られているのだが、それのどれもが一貫した哲学のもとに行動されているのが痛快でもあり魅力的だ。
この人はよくprincipleという言葉をよくつかったそうだ。どんなことがあっても揺らがない、譲ることのできない自分の筋、哲学という意味らしい。そしてこの本には出てこないがnoblesse obligeという言葉もよく口にしたようだ。高貴なる者(身分の高い者)の果たすべき重責という意味だが、自分のなすべきことが何であるかということを自覚して生きた人でもある。
僕には到底、真似はできないがほんのすこしでも見習いたいものだ。
まさにダンディズムである。
もう少しこの人に関する本を読んでみようと思う。
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