イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

水軒沖釣行

2007年01月12日 | Weblog
場所:水軒沖
条件:小潮11:30満潮
釣果:スミイカ 2匹

今日は寒い。寒いけど風がない。風がないから釣りに行きたくなってしまう。
朝6時半におきて暮れの胃の検査の結果をすばやく聞きにいってそのまま港へ直行。
デッキが霜で真っ白になっていた。気温は何度くらいなのだろうか?
しかし、東からの風だから海は本当に穏やかだ。
釣り始めてしばらく、スッテをグリーンに換えてから最初のあたり。
かなり大きい、胴体の大きさが20センチ近くありそうだ。
何度かスッテをひったくっていくアタリがあるが乗らない。水も澄んでいるから見破られているんだろうか。
それでもあと1匹追加することができた。
手袋を忘れたせいでとても寒い。
ガマンができずに10時半に納竿とした。

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「かえっていく場所」読了

2007年01月12日 | Weblog
椎名誠 「かえっていく場所」読了
前回のぱいかじ南海作戦のついでに買っておいた本だ。
内容を知らずに買ったのだが岳物語から続く私小説のシリーズであった。
後半3分の一くらいのところにワールドトレードセンターのテロのシーンが出てくる。この時期に書かれたということは彼が56才前後に書かれたものだということになる。
彼の本を始めて読んだのはもう20年以上も前のことだと思う。焚き火の前でのどんちゃんさわぎなんかの話を書いた昭和軽薄体と呼ばれる彼の文章が面白く、どんどん読み進んでいったのだが、菜の花物語やこの本ではそれとはまるで違う、何かゆったりした、それでいてしっかりした文章がしみじみしみてくる。
考えてみればこの人も歳をとってしまったものだとつくづく感じてしまう。
今では還暦を越えているのだから・・・。
もちろん、その分自分も歳をとってしまっているのだが。だからこの本のよさのようなものもわかることができるのだとも思う。
そしてこの人は家族を含めてよい歳のとり方をしているのだろうな。
ひさしぶりにいい本を読んだという印象がのこった。
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