場所:加太沖
条件:大潮6:27満潮
潮流:7:05上り3.2ノット最強 11:00転流
釣果:真鯛2匹 マアジ3匹 イサキ1匹
菊新丸さんの話では銀色シートが有効なのは1年のうちで3週間ほどらしいのでそろそろ有効期限切れになるのだが今日も銀色シートの効果が炸裂した。
9連休最後の釣行は加太だ。天気はかなり怪しく、午前11時には降りだしてくるということだ。まあ、それだけの時間があれば一勝負できるので十分だ。
しかし、雲は厚く垂れ込めているので夜が明けてこない。
松田聖子の名曲の歌詞に、『夜明けの来ない 夜は無いさ あなたがぽつり言う・・』というのがあるが、実は夜明けの来ない夜というのはあるのではないかと思えてくるほどであった。午前5時半に出港すれば紀ノ川河口に差し掛かる頃には明るくなってくるだろうと思っていたら田倉崎に差し掛かる頃でもこの暗さだ。
こんなに暗くては釣りにならないんじゃないかと思えるほどなのでとりあえず四国ポイントでサビキをしながら明るくなるのを待とうと考えていたが、そこは確かに夜明けの来ない夜は無い。スパンカーのセットをしているあいだにかなり明るくなってきたので当初の予定通りテッパンポイントに行くことにした。
今日もビニールは鈴鹿ピンクと銀色シートで始める。銀色シートは貴重なので1日に使う枚数は5枚に限定しようと思っている。菊新丸のご厚意で追加をいただいたとはいえ、もう世の中には存在しないとなるともったいなくて使えなくなる。基本が貧乏性なので高価で貴重なものを使うことができない。バス釣りをしていた頃にも、3000円くらいするルアーを買ったのはいいが結局使わずに中古の釣具屋にタダ同然で売っぱらってしまったということもあった。そういう意味では道具は使わねばもったいないのではあるが貧乏性というのはそれができないのである。
最初のアタリははやり銀色シートに来た。40センチほどの真鯛だ。
次も銀色シートにマアジが掛かった。
まだタチウオパターンは健在のようである。
普通なら1匹釣ったら取り替えるビニールであるが、これまたもったいないので少し指でしごいて使い続ける。それでもマアジが掛かってくる。とにかく1日5枚の限定品なのである。
しかし、サゴシが喰ってきたか、浅いところにさまよい込んだタチウオか、幹糸から仕掛けを切られてしまった。貴重な銀色シートを1枚を残して失ってしまった。う~ん、残念。疑似餌というのはそれが釣れると信じることができるかどうかというのが釣果に直結すると思っているのでどうしたことかと考え込んでいると、道具箱の中に白いビニールが入っていることを思い出した。もう、10年くらい前に、和歌山市のゴミ袋が入っているパッケージを切り出して作ったものだ。白色はオレンジやピンクよりも銀色に近いのではないかと思い疑似餌の疑似餌として使ってみることにした。
そしてこれも当たった。最初はイサキ、次には今日の最大、50センチ少し超えの真鯛だ。
これもタチウオの稚魚に見えるのだろうか。
今日は鉤には乗らないけれどもけっこうアタリが続いたのだが、転流時刻のはるか前、午前9時を過ぎた頃にはなぜかほとんど潮が動かなくなりアタリも途絶えてしまった。そこそこ魚も釣れたので午前9時半に終了。
せっかくの連休なのにちょっと帰るのが早すぎかなと思ったが、港に入ってくる頃には小雨を通り越して本降りの一歩手前という感じであった。ちょうどよい帰投時刻という感じであったのだ。
結局、ピンクのビニールに喰ってきたのはマアジが1匹だけであった。喰いちぎられたり先っちょだけ齧られていたのも銀色シートだった。これは間違いなく選択的に銀色を喰っていると考えても間違いではないだろう。
ビニールの長さが関係しているのかとも考えたが、白色は10センチのものを使っていたのでいつものやつに比べて1センチしか違わない。大きさが関係しているというものでもないと考えていいだろう。
魚釣りも保守的であり続けるというのはよくないのかもしれないと考えさせられる釣行であったのだ。
私も1日違いで、日曜行って来ました。
鯛、チダイ、ツバス、イサキと私にしては結構釣れましたよ😀
私は最近ビニールじゃなくてオレンジとグリーンのモジャでやったてますが 銀色のテープ気になりますねー❣️
人間、もう買えない貴重な限定品に弱いですからねー。
やっぱりお魚もカラー見てるんですねー
太刀魚ベイトに見えるのかな?
今日は急に寒く明日はもっと寒くなる予報です。
お体に気をつけて、一杯お魚釣りましょう。
それでは失礼致します。
日曜日、行かれていたのですね~。多彩な釣果お見事です。いつも行くガソリンスタンドの爺さんからも、明日はいい天気なのに行かないの?と言われました…
おっしゃる通り、銀色のシートはヴィンテージカーみたいなもので手に入らなくなるとますます貴重に思えてきます。効果はこの期間限定らしいですが、どこまで続くか試してみたいと思っています。