津本 陽「雑賀六字の城」読了
雑賀一族と織田信長の戦いの小説だ。
舞台の後半は僕の住んでいた町の周辺だ。聞いたことのある地名がよく出てくる。
和歌川が戦いの最前線になっていて、そうすると僕が今住んでいるこの場所は織田側の陣地があったことになるのだろうか。それも最前線だったのだろう。
このような戦いがあったのは事実なわけで、死ねば極楽にいけると信じて戦ったひとの中に僕の先祖もいたのだろうか?
うまく生き延びてくれたからぼくはここにいるのは間違いがないのだが、僕のご先祖様だったら戦いに加わらずにひとりどこかで隠れていたのではないだろうか。
なんでもかまわないから生きているだけでまるもうけなのだ。
雑賀一族と織田信長の戦いの小説だ。
舞台の後半は僕の住んでいた町の周辺だ。聞いたことのある地名がよく出てくる。
和歌川が戦いの最前線になっていて、そうすると僕が今住んでいるこの場所は織田側の陣地があったことになるのだろうか。それも最前線だったのだろう。
このような戦いがあったのは事実なわけで、死ねば極楽にいけると信じて戦ったひとの中に僕の先祖もいたのだろうか?
うまく生き延びてくれたからぼくはここにいるのは間違いがないのだが、僕のご先祖様だったら戦いに加わらずにひとりどこかで隠れていたのではないだろうか。
なんでもかまわないから生きているだけでまるもうけなのだ。