イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

道具箱

2009年04月15日 | Weblog
前回の釣行で道具箱が壊れてしまった。
この道具箱はかれこれ30年近く使っていたのではないだろうか。
このブログを読んでくれている人のどれぐらいの人がわかってくれるかは知らないが、まだマイカルがニチイと言っていた頃、和歌山市の本町2丁目付近にもニチイがあって5階だか6階だかに釣具売場があった。その頃はロードサイドの大型釣具店などなく、釣具屋さんがカテゴリーキラーにもなっていなかったので大型商業施設には必ず釣具売場があった時代だ。長崎屋にもオークワにもあった。
そんなころにニチイで父親が買ったものだ。多分、僕が高校生だった頃にはもう、家にあったように思う。
ちなみに、同じ売場で買った玉網の柄は現役で使っている。
僕の父親はチヌ釣りは道具箱、磯のカゴやフカセはポーチに釣り具を入れていた。

それが壊れてしまった。ふたと本体がはずれてしまったのだ。修理をするにはあまりにも古くなってしまっていたので新しく購入することにしたのだが、果たして道具箱なんて売っているのだろうか?と思いながら釣り具やさんへ行ってみた。
たいがいの人はライフジャケットを道具入れ代わりにしているから、いまどき“箱”をもって磯に上がる人もないだろう。しかし、行ってみるとけっこういろいろな種類の箱が置いてある。きっと素人の方々はこんなものを使っているのだろう。
サイズも使っていたものと同じサイズがあった。28センチ×15センチは道具箱の黄金比なのかもしれない。
これでまた最低10年くらいは使えるかもしれない。
世間の人はライフジャケットに道具を詰め込んでいても僕は我が家の伝統を守って道具箱を携えて磯に上がるのだ。
コメント
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