イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

合格した・・・

2015年03月10日 | Weblog
今日はうれしいことがあった。
息子が大学に合格した。

親父は1年浪人の末、四苦八苦しながらの合格であったが、息子は現役一発合格だった。
わが息子ながら天晴れだ。父親は魚釣りにうつつを抜かしていただけだが廻りの家族たちの支えの賜物だろう。もちろん本人の努力が一番だが。

思いおこせば12年前、僕の思いつきで私立の小学校に入れてみようと決めたとき、奥さんに脳腫瘍が見つかった。塾通いもままなくなりあきらめようとしたとき、母親が還暦を過ぎていたにもかかわらず、「私が送り迎えするから塾に行かせる。」と言ってくれた。真夏の暑い日中に自転車の後ろに乗せて通い続けてくれた。これが1回目の幸運だった。受験までに何とか退院し、カツラを被っての面接に臨んでくれた奥さんの生命力が2回目の幸運。それからは奥さんと本人と友達と先生の導きでいろいろな経験を積めたことが3回目の幸運だ。
4回目の幸運があったとしたら、あまりにもストイックに魚釣りに向き合う父親をみて育った息子はそれに怖気づき、魚釣りに夢中にならなかったことではなかったのだろうか。
これはこれで、「一生幸せになりたければ釣りを覚えなさい。」という言葉を聖書の一節のように信じている僕にとっては不運なことではあるのだが・・・。


受験会場に向かう後姿はあまりにも頼りないと思ったが、大きな希望をつかみ取った。



人の命を預かる仕事だ、悩むことも苦しむこともあるだろう。そんなときは今度こそ魚釣りを教えてやろう。そのときからでも遅くはない。身長も腕相撲も学力もはるかに負けてしまったが、釣りの腕前を超えるのにはまだまだ時間が必要だぞ。


奥さんに、「受験番号を間違っているんじゃないだろな?」と念を押してみたが、給料日と結婚記念日と同じ番号だから間違うはずがない。と言った。そうだったんだ、この番号はきっと僕達にとって幸運の番号だったのかもしれない。
そういえば二次試験の前に釣り上げた大きな真鯛もその奇瑞であったのかもしれない。



5回目の幸運、この真鯛にも感謝だ。

コメント (6)
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