イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

水軒一文字釣行

2024年11月09日 | 2024釣り

場所:水軒一文字
条件:小潮:19:40干潮
釣果:小アジ29匹

ギャルの掟のその1は、『仲間が呼んだらすぐ駆けつける』だそうだ。Nさんから今日は夜釣りに行くぞという招集が掛かっていた。今日の遠出をあきらめたのはこういう理由もあった。誘ってくれるうちがハナだ。ダブルヘッダーはしんどいが行くのである。

聞くと、30センチクラスのアジがバンバン釣れるらしい。午後4時半集合で水軒一文字新々波止へ。ここからの夕焼けはいつもきれいだ。



今朝の大物をもう一度とタチウオのワインド仕掛けとサビキを準備。アジは緑のサビキがいいというので今回は新作のサビキを作ってみた。



ワインドは数投しただけですぐに飽きてしまいサビキに集中。午後5時半過ぎくらいからだろうか、少しずつアタリが出はじめた。それからエサがなくなる午後7時半までずっとアタリは続いた。あまりたくさん持って帰ると処理が大変なので途中からは大きいものだけを取り込んでほかは放流していたが、それでも30匹近くもあったのである。
肝心の型はというと20センチクラスばかりで30センチクラスというのはまったくなかった。しかし、Nさんの仕掛けには30センチとまではいかないが時々25センチほどの大物が掛かってきていた。3メートルほどしか離れていない釣り座なのにこの違いというのはやはり市販のサビキと自作のサビキの違いだろうか・・。それとも釣り上げる数の違いが大物に当たる確率を上げているのだろうか・・。Nさんは多分僕の倍ほどを釣り上げていた。釣り上げた魚はとりあえず防波堤に放り上げておいてすぐにサビキを落としておいてアジを締めているあいだにアジが掛かっているというローテーションだ。僕のクーラーボックスにはそれがないので釣るたびに魚を締めてそれからサビキを落とすというローテーションだ。
まあ、これ以上釣っても結局あとがしんどいだけなのでこれで十分というところはある。
Nさんはどれだけ釣っても向かいの旅館に持っていっていくときちんと盛りつけられて返ってくるという。こんな釣りの仕方が理想である・・。



僕は干物を作るのが関の山だ・・。





指の傷の血が止まらない。



今朝のタチウオにやられて血だらけになりながら釣りを続けていた・・。



傷が深かったかそれとも夜釣りに行って雑菌が入ったかずっとズキズキしている。これはひょっとして連休が終わるまでは治らないかもしれない・・。


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紀ノ川河口釣行

2024年11月09日 | 2024釣り
場所:紀ノ川河口
条件:小潮5:17干潮
釣果:タチウオ7匹

今日から9連休だ。最初の日は電車に乗ってどこかへ行くか鈴鹿市経由で伊勢に行こうかと思っていたのだが、会社の人たちが「わかやま〇シェ」にやってくるという。
せっかく和歌山までやってくるというのだから僕も何かお土産をと思い、前日は久々に見つけた生の筋子を仕込んでみたのだがこれではちょっとショボいかと思ってタチウオを狙いに行ってみることにした。




例年ならシーズンが終わってしまっているはず(去年は11月4日に敗北宣言をしている・・)だからかなり厳しいとは思うがダメ元での出港だ。タチウオがダメなら集合時間の午前9時までコウイカの調査をしようと思いスッテも一緒に持って家を出た。
しかし、一気に寒くなった。先週はトレーナーを羽織っただけでは寒かったので今日はヒートテックとヤッケの上下を加えての出撃にした。こんなに着込んでタチウオを釣ったという記憶はなく、去年の敗北もありまったく自信のない中での出港である。

今年はタチウオが釣れる場所というのが偏在していた。だから数が釣れなかったのだが、青岸灯台の少し手前のゾーンでしか釣れない印象であった。今日もそこを重点的に狙ってみる。

不安とは裏腹に、仕掛けを降ろしてみるとすぐにアタリがあった。今年は異常に水温が高いのか、まだタチウオはいるようだ。しかし、その後はアタリがない。今までの経験で、こういう時は仕掛けの点検をしておかねばならない。回収をしてみると、枝素が全部幹糸に絡みついてしまっている。なんだなんだと思って最後まで回収してみると、一番下の鉤にタチウオが喰いついていてそれがクルクル回って仕掛けがねじれてしまっていたようだ。これでは魚が掛かるはずがない。そんなに小さなサイズではないが、アタリがあったもののすぐに外れたと思っていた。その時にきちんと点検していたらもっと数を稼げたかもしれない。
しかし、まだ辺りは暗い。アタリが出るチャンスはある。同じ場所をグルグル回っているとやっぱりアタリがあった。この調子でいけば3人分の魚をゲットできそうだ。次のアタリは大きい。上がってきたのはドラゴンと言ってもいいかもしれないサイズのタチウオだ。
僕と同じように仕掛けを流している船はあまり釣れていないのか、多分僕が釣り上げた姿を見たのだろうこの場所に集まってきて僕が入る場所がなくなってしまった。やはりこの仕掛けは他者よりも効果があるのかもしれない。それとも僕のポイントを見極める洞察力がよかったか・・。
しかし、ぎりぎり3人分を確保できたところでアタリが途絶えてしまった。午前5時半過ぎから午前6時過ぎまでの30分で今日も終わってしまった。

写真を撮って今日やってくる人にLINEで送ると「これ、なんという魚ですか?」と返ってきた。まあ、スーパーには切り身でしか売っていないけれども世間の認識というのはそんなものかと少し悲しくなった。でも、この人たちは為替相場と経済の動きを語らせるととんでもない知識を持っていることがわかる。世間の荒波を乗り越えるためにはよく釣れる仕掛けよりもこっちのほうがよほど役に立つ。

午前9時、無事にイクラとタチウオを届けて午前中の任務は終了。

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