
爾比久良(にいくら) 和菓子 大吾 (東京都練馬区)
OL時代、会長に届いたお菓子のお裾分けでいただいたのが初めての出会いでした。
世の中に、こんなに素晴らしい和菓子があるの?!と驚きました。
その時は店の評判も知らず、ただただ美味しい~

でも、その後もこれを忘れることはできず、どこで買えるの?と探したところ、え?大泉学園からバス?それはかなり厳しい・・・と諦めるしかなかったのですが、やがて都内デパートでも取扱いされるようになりました。
それでも、週に1回しか入ってこないお菓子なので、タイミングよく入手するのは難しいものです。
が、どうしても食べたくなったので、お店のHPをチェックし(百貨店での販売日がわかります)、曜日を定めて買いに行き、久々にお目にかかることができました


爾比久良 (6cm×6cm、高さ3cm、重さ130g)
ずっしり重い和菓子で、店では「生菓子」扱いしています。夏は要冷蔵で、日持ちも短め。
しかし、この名前、普通は「にいくら」とはなかなか読めませんよね?
すんなり読める人はかなりの和菓子通です(笑)

白あん(白手亡豆)と卵黄を練り合わせた黄身あんの中に、小豆あんをまとった丸の粒栗を包んでいます。
黄身あんは卵の風味がしっかりあり、しっとり&ホロリと口の中でほぐれます。
栗はやわらかく煮てあり、上品なこしあんに大切にくるまれ、周りの黄身あんのホロリとの加減が絶妙です

パッケージには、斜めに四つ切りする(×状にカット)ことを勧めていましたが、私の好きな切り方は上記の通り。
黄身あんの中に栗が月のように浮かんでいる姿にうっとりです(笑)
これをまた半分にカットし、コロンと四角になったものを大口をあけて頬張ると、黄身あん&こしあん&栗が口の中で溶け合います。これぞ至福のひととき


あ、もちろん、これ1個を1人で食べるには贅沢すぎますので(ボリュームもたっぷりなので)、せめて半分ずつ食べるようにしてくださいね(笑)
手土産や進物として人気ですが、バラ(1個430円)で買える百貨店(銘菓コーナー)もありますから、運よく見かけたら、ぜひ一度挑戦してみてください

