食卓にピノ・グリージョを

“隠れピノ・グリファン”（笑）の私が先日家で飲んだのは、


Trentino Pinot Grigio 2009 Tesco　（イタリア、トレンティーノ）

以前紹介したアルザスのピノ・グリ と同じ、英国のTesco社オリジナルセレクションです。

生産者はトレンティーノのCAVIT S.C.社で、ワインメーカーはAnselmo Martini氏。

外観はやや濃い麦わら色。
白い花を思わせるデリケートなフローラルの香りで、華やかさもあります。

よく熟した果実の厚みがほどよくあり、骨格はしっかりしていますが、甘さはなく、味わいはスッキリ。酸味がしっかりあり、アルコール（12.5％）とのバランスも良好。
北イタリアのワインらしいクールさを感じます。

冷やしすぎるとビターなニュアンスが出てくるので、これからの季節は特に冷やしすぎにご注意を。



バックラベルに書かれているオススメは、アペリティフ、サラダ、ローストチキン、スパイシーなアジアンフード。

私は家でカレイの煮付けと合わせました。ドライイチジクとの相性もよかったですし、カマンベール入りのプロセスチーズともまずまずでした。

ほどよいボディがありながらサッパリ飲めるので、使えるシチュエーションが多いのでは？

手頃な価格で買えるイタリアのピノ・グリージョは、家飲み用には断然オススメです