先日書いた
「増え続ける絵本の置き場 3 ―手持ち絵本を厳選する―」の続きです。
先日リビングの絵本棚の画像を公開したところ(1)、
ご意見をいろいろいただいたので、
やっぱり絵本好きな人の絵本棚はどうなっているのか興味があるのだなぁ~
と思いました。
(私も興味があります!)
なので、あまり部屋の画像を公開するのは好きじゃないのですが、
狭い部屋の中で、どんな風に絵本を置いているのか?どんな工夫をしているのかを、
少しだけ紹介したいと思います。
画像はキッチンの対面カウンターの下の面だし本棚(本の表紙を見せて置ける本棚)です。
幅80センチのタイプで、重ねないで入れた場合、だいたい12冊~14冊入ります。
ちなみに、画像の左側に見えるのは子ども新聞入れ。
息子のお気に入りで、子ども新聞はいつもここに入れており、
右側にはストーリーテリング(おはなし)の本を置いています。
以前は面だし本棚が二つあったのですが、二つを別々の場所に置いていたからか、
「壁があるから、空いているからここに置こう」という置き方になってしまい、
子ども達が素通りし、せっかくの面だし本棚も威力を発揮しませんでした。
なので、子どもが食事のローテーブルの前に座った時、自然と目が行く場所に、
面だし本棚をひとつ置くようにしています。
面だし本棚がひとつだけでも、置く絵本を厳選すれば、十分効果を発揮してくれます。
ここには図書館で借りた本、最近よく読んでいる絵本、
絵本の配本サービスから届いた絵本、下の子がよく読んでいる絵本、
手に取ってくれたら嬉しい絵本などを厳選して置き、
常に季節感や、関心事が集まった雰囲気をかもし出すよう心がけています。
こうした面だし絵本棚の絵本の後ろにも2,3冊重ねて絵本を重ねて入れる人もいますが、
子どもが絵本を出したり戻したりがしにくいと思うので、
重ねても2冊までにする方がいいです。
大量に絵本を収納する本棚ではなく、絵本の表紙を見せるための本棚なので、
表紙を見せることにこだわらない方は、普通の絵本棚を買った方が、
絵本の収納力があり、場所もとらないですみます。
あの絵本もこの絵本も・・・と、欲張って入れると、
せっかくの面だし絵本棚がゴチャゴチャした印象になり、
絵本の表紙が埋もれてしまうので台無しです。
面だし絵本棚はゴチャゴチャさせずにスッキリ見せる。
子どもが絵本を取り出しやすいことも一つですが、
インテリアの一つでもあると考えてみると、イメージがわきやすいかもしれません。
・・・と言っておきながら、私もついつい入れすぎてしまうんですが(笑)
面だし絵本棚は、兄弟がいるなら横幅80~90センチあると余裕がありますが、
スペース的に難しい場合は、横幅60センチくらいでも、
本を厳選すれば十分活躍してくれますし、美しい絵本の表紙を存分に楽しむことができます。
ちなみに、こうした家具を買う時は、ものすごく大きなものよりは、
レイアウトが変わった時に、他の部屋でも使えるサイズにしておくと、
子供の成長に合わせて、置く場所を変えて使い続けられると思います。
我が家の面だし絵本棚も、もともとはここにあったのではなく、別の場所にありました。
ローテーブルの位置が変わった時に、ローテーブルの近くに置くことにしたため、
キッチンカウンターの下にやってきたのです。
もし面だし本棚を購入したいと思っている人がいたら、
サイズや使い勝手などを、よく考えて検討することをおすすめします。
見た目を気にする人は、他の家具と隣り合わせにして置いた時のバランス、
欲を言うと、部屋の雰囲気に合っているかもチェックし、
絵本が置ける数にこだわる人は、横に何冊置けるか、
重ねておくと何冊まで入るかなども、チェックしておくと失敗しにくいです。
面だし絵本棚を使わなくても、絵本の表紙を見せることはできるのですが、
面だし絵本棚だと、子どもが絵本を取り出しやすく、片付けやすいので、
子どもが小さい家ではかなり重宝すると思います。
表紙を見せる分、収納力には欠けますが、絵本の表紙が目に飛び込んでくる生活は、
心を豊かにさせてくれることでしょう。
限られた空間に、芸術的な絵を気軽に飾ることができるので、
手持ちの本の表紙をいつまでも眺めていたい方にもおすすめです。
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【注】
(1) 過去ログ
「増え続ける絵本の置き場 2 ―絵本棚作りの工夫―」参照。
【今日(昨日)読んだ絵本】
★ ローズマリー・マカーニー文 /西田佳子 訳 『マララさんこんにちは 世界で一番勇敢な少女へ』 西村書店、2014年。
「久々にグッときた写真絵本。マララさんのことをとても身近に感じられます。高学年の読み聞かせにも。」(169/200 絵本)
★ アーノルド・ローベル 作 /三木卓 訳 『ふたりはいっしょ』 文化出版局、1972年。
「がまくんとかえるくんシリーズが好きな息子。短いので、寝る前や隙間時間に読んであげられていい。」(170/200 絵本)