GW中に子ども達と出かけることが多かったからか、体調を崩し、
ここ2,3日は家で安静にしています。
娘の風邪をもらってしまい、ゴホゴホ咳をしているので、
マスク越しの小さな声で、子ども達に寝る前の絵本を読むのですが、
息子も娘も「声が小さくて聞こえない!」「咳込んでばかりで聞きにくい!」
などとは一言も言わず、じっと聞いていました。
家庭での読み聞かせは、気を張らないのでいいのですごく楽です。
声の大きさとか、気にしないですみますし、
読む側のコンディションがイマイチでも、
絵本の読み聞かせが成り立ってしまうのですから・・・
これが学校での読み聞かせとなると、
声の大きさには気をつけますし、誤字脱字がないか、
読む練習も欠かしませんが、家で読む絵本は事前練習など行いません。
「どれが読みたい?」
と子どもに聞いたあと、子どもが本棚から絵本を取出した絵本を読むだけなので、
いたってシンプルです。
子どもにとっては、親の絵本の読み方が万全である必要性はなく、
読んでくれるだけで嬉しいものなのだと思いました。
料理などでも似たようなことが言えます。
よその人に出したら恥ずかしい手抜き料理でも、
子ども達は喜んで食べてくれたりするので。
大切なのは、子ども達が嬉しいと思うことや、
自分たちのために頑張ってくれたという愛情なのではないかと・・・
最近は学校などでも読み聞かせを積極的に行ってくれますが、
家庭での読み聞かせも、もっと普及していってほしいと思います。
そのために、自分には何ができるかが、問われているところです。
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【今日(昨日)読んだ絵本】
★ 稲田和子 再話・赤羽末吉 絵 『くわずにょうぼう』 福音館書店、1980年(子どもの友傑作集)。
「かなり怖い昔話。しょうぶや柏が出てくるので、5月の端午の節句の時期に読むのがオススメ。」(173/200 絵本)
★ ジェームス・スティーブンソン 文・絵 / つばきはらななこ 訳 『ベッドのしたになにがいる?』 童話館出版、2007年。
「怖そうで怖くないおはなしなので、寝る前に親が兄弟に読むのにピッタリ。」(97/100 再読)