来月6月に行われる「樋口一葉研究会 第28回例会」の詳細が、
樋口一葉研究会から送られてきたので載せておきます。
えっ?!絵本の読み聞かせのブログなのに樋口一葉?!
とビックリされる方もいるかもしれませんが、
もともと私は学生時代、日本近代文学をかじっており、
このブログには一葉研究のことをよく綴っていました。
私にとって一葉作品は文学研究の原点なので、
院生時代からお世話になっている、樋口一葉研究会と今も繋がっています。
一葉研究や講演内容に関心のある方、是非ともご参加ください。
◆◆樋口一葉研究会 第28回例会◆◆
【日時】 2015年(平成27年)6月13日(土)午後2時~
【会場】 駒澤大学・246会館(7階会議室)
東急田園都市線「駒澤大学駅」下車、「公園口」の出口を出て徒歩1分
【研究発表】
「樋口一葉の初期作品にみられる仏教表象」
川島みどり(明治大学兼任講師)
【講演】
「明治中期における作家と絵画 ――木版口絵・挿絵の問題――」
出口智之 (東海大学準教授)
◆◆樋口一葉研究会事務局 東京学芸大学・大井田義彰研究室◆◆
(事務局の大井田先生から許可を得て、掲載しています)
一葉研究からすっかり離れてしまった私ですが、
この研究会からはいつも得るものが多いため、極力参加しています。
講演の副題が「木版口絵・挿絵の問題」というだけあって、
一葉作品にも触れていただけると思うので、楽しみで仕方ありません!
絵本作家さんの講演会だとついついお客さん気分で聞いてしまいますが、
研究会は勉強の要素が強いので、普段は使わない頭をフル回転させ、
集中して聞こうと思います。
勉強不足を痛感すること間違いなしですが、
子持ちの専業主婦の私にとって、こういった機会はとても大切なのです。
【追記】
樋口一葉研究会の事務局を以前なさっていた、菅聡子先生がお亡くなりになり
丸4年が経ちました。
未だに菅先生のことをよく思い出します。
特に、一葉関係の記事を書いているときなどは特に・・・
菅先生がこれからも一葉研究をはじめとする女性文学の世界で、
多くの人の心の中で、生き続けていくことでしょう。
樋口一葉研究会を守り続けている、事務局の大井田先生をはじめ、
多くの関係者の方々に、厚く御礼申し上げます。
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【今日(昨日)読んだ絵本】
★ 谷川俊太郎 作、今村昌明 写真、日下弘 AD 『こっぷ』 福音館書店、1976年。
「息子のリクエスト。ひきつけられる写真と文。写真と文のバランスが最高にいい科学絵本。」(再読)
★ ディック・ブルーナ 作 /いしいももこ 訳 『ゆきのひのうさこちゃん』 福音館書店、1964年。
「娘のリクエスト。いしいももこの訳が心地いい。暑い季節に読んでも楽しめるから不思議。」(再読)