MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

家中のいろんなところで本を楽しめる環境

2017年02月10日 | 絵本とインテリア
絵本棚の上にお雛様を置いたので、絵本棚の上のレイアウトを変えました。


娘からお雛様を置く場所は、絵の額の上がいいと言われたので、その通りに置くことに・・・

個人的には絵と置き物の間が詰まっている感じで、どうかな~と思ったのですが、
娘のお節句なので、娘の意見を尊重しました。

レイアウトが変わってすぐ、息子が絵本棚の真ん中の上が開いていることに気付き、
絵本棚の上の部分に本を置いて、立ち読みするようになりました。

なので、立ち読みが終わると、絵本棚の上に本が放置されっぱなしです(笑)

「元の場所に片づけてよ~!」と言いたいところですが、
その都度その都度片づけるように言うと、息子が不機嫌になるので、
機嫌のいい時などに、元に戻すよう伝えています。(ガミガミ言わないのがポイント。)

息子は、その日その時の気分で、本を読む場所が違うので、見ていて面白いです。

和室の壁に寄りかかって読んだり、床に寝っ転がって読んだり、
床に本を置いて床に座りながら読んだり、丸テーブルの上で読んだり、
文机で読んだり、ソファに座って読んだり、絵本棚の前に立って読んだり・・・

本に夢中になれる場所をみつけるのがうまいです。

ちなみに、本を読んでる(眺めている?)ときは、夢中になっているので、
あれこれ言わず、そっとしておき、きりがいいところまできたときに、
声をかけるようにしています。

私は部屋のレイアウトを考えるとき、できるだけ家具を固定せず、
家族が自由に好きな場所で好きなことを楽しめる環境を整えているのですが、
これは家族に好評です。(1)

けれど、自分だけで考えているだけでは、独りよがりになりがちです。

今回のように、娘の意見を聞いたことで、息子のお気に入りスペースができたように、
一緒に過ごす、家族の意見を尊重することは、とても大事だと考えています。

もう少ししたら、息子の机と椅子がリビングにやってくるので、
机と椅子ならではの、本の楽しみ方ができそうです。

私は普段はソファの上で読書をすることが多いのですが、
時々昼に読むときは、布団に入って本を読むことも多く、
疲れたら本を枕の横に置いて、少し昼寝してしまうこともあります。

夫は最近紙の本は読まないので、リビングのいろいろなところで、
タブレットを使ってマンガを読んでいます。
活字の本を読んでほしいのですが、どうも活字だらけの本は苦手なようです。

娘は、私の膝の上が一番多いです。

娘が膝に乗ってくると、私が動けないので、不便することも多いのですが、
膝の上で絵本を読むのも、きっとあと数年なので、
いっぱい膝の上で読んであげたいです。

現に息子はもう膝の上に乗ってきません(笑)

家という自由度の高い空間の中で、いろいろな本の楽しみ方ができる環境を、
今後も家族と一緒に作っていきたいと思います。

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【注】

(1) 過去ログ 「狭くて暗いリビングが、明るく楽しい空間に!」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ わたなべしげお 作 / やまわきゆりこ 絵 『もりのへなそうる』 福音館書店、1971年。
「娘のリクエスト。幼稚園児も読んでもらえるなら楽しめる。やや男の子向けだが、女の子も可。」(児童書)

★ 本郷陽二 編 『チームでつかんだ栄光のメダル 陸上男子400mリレー 山縣、飯塚、桐生、ケンブリッジ』 汐文社、2016年。
「息子のお気に入り。ノンフィクションは聞きやすいようで、寝る前、興味深そうに聞いている。」(児童書)


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