MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

散らかる子どものおもちゃ、どうしたら・・・?

2017年02月11日 | 絵本とインテリア
休日、リビングの隣の和室で、子どもたちが押し入れから、
たくさんのおもちゃを出して遊んでいました。(1)


今日、出しているおもちゃの量は、いつもの3割ほどなので、少ない方です。

おもちゃを出す量が多いので、当然子供たちだけでは片づけが追い付かず、
私も助っ人にまわるのですが、これがまた面倒くさいのです・・・

こんなに片づけが大変なら、おもちゃをたくさん買わなければよかった・・・

と思うことも多々ありますが、和室全体を使って、
豪快に遊んでいる子どもたちの姿は、
どろんこ遊びをしている時ように、いきいきとしていました。

こうした姿を見ていると、子どもが部屋を散らかすのは、
ごくごく自然なことなのではないかと、気付かされます。

娘と息子は和室で丸めた新聞でチャンバラをしたり、(実はこれが一番困っています)、
外へ遊びに行ったりもしますが、気分でやりたい遊びが変わるので、
室内おもちゃで遊ぶ選択肢があると、遊びがマンネリ化しにくいようです。


線路遊びから、ドミノ遊びへと変更。左にはチャンバラのあとが・・・

絵本にある程度のバリエーションがある方が、
その日の気分で読みたい絵本を選べるのと、似ているでしょうか。

もうずいぶん使っていないおもちゃがある場合、
子どもがOKしてくれたら、手放しても平気だと思いますが、
使っているおもちゃなら、無理に手放す必要はないです。

大人にとって、子どものおもちゃは、邪魔な存在かもしれませんが、
子どもの成長に不可欠なものであり、大事なものだと思うのです。

片づけは大変ですが、親も輪の中に入り、片づけをゲーム感覚で
一緒にやると、結構ノリノリで片づけてくれます。

子どもたちの調子がのらないときもありますが、
私たち大人も、掃除がはかどらない日があるように、
子どもにもそういう日があっても、おかしくありません。

そんなときは、あえて無理して片づけないのもありですし、
他の家事を諦めて、片づけを優先するのでもいいでしょう。

頑張りすぎないほうが、親子共に力を抜くことができ、
親もカリカリしにくくなります。

子供のいる家は、ある程度散らかって当然ですし、
散らかるということは、子どもが元気に過ごしてる証拠です。(2)

どうしても散らかるのが気になったり、収納スペースがない場合は、
片づけのお約束をしたり、おもちゃを厳選してほしいことを、
子どもに相談してみるといいと思います。

勝手に処分をしてしまうのだけは、避けたいものです。
私自身も子供のころ、親におもちゃを勝手に処分され、とても傷ついたので・・・

休日の今日、一段と散らかった和室を片付けるのが大変そうですが、
親子共にあれこれ頑張らず、一緒にのんびり片づけたいと思います。

※この記事には続きがあります。 「散らかる子どものおもちゃが減った!片付いた!」 

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【注】

(1) 過去ログ 「子どもの物はオープン収納がおすすめ」 参照。

(2) 過去ログ 「絵本やおもちゃで散らかったリビングは、幸せな空間」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】


★ 斎藤次郎・王瑞雲 監修 / 平野理恵子 絵 『あっ、たいへん!』 晶文社、1996年。
「息子のお気に入り。人間関係など、悩みが増えてくる小学4年生くらいからおすすめ。子供の悩みに寄り添ってくれる本。」(児童書?)

★ わたなべしげお 作 / やまわきゆりこ 絵 『もりのへなそうる』 福音館書店、1971年。
「娘のリクエスト。会話や繰り返しなどが多いので、幼稚園児も楽しめる。」(児童書)


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