ここ2,3日、東京子ども図書館が出している、
『絵本の庭へ』(1)というブックリストにどっぷり浸かっています。
以前友人に紹介され、図書館で借りてみたものの、その時はゆっくり読めなかったため、
今回は掲載されている1157冊の絵本の絵本がどんな絵本なのか、
ゆっくり紹介文を読んでみました。
選書へのこだわりを感じます。
あまり知られていない絵本でも、質の高いものは載っており、
有名な絵本でも、この本に載っていないものも多く、
なぜ選ばれていないのか、考える機会ができ、面白かったです。
絵本は絶版になると、出版社や訳者が変わって発刊されることがあるのですが、
このブックリストでは、新しいふるいに関係なく、オススメの方を載せているので、
絵本の訳を重視している点が伝わってきました。
海外の作家の名前の表記が、苗字+名前になっていたり、
作家、画家、訳者などが並んで書いていないので、パッと見た感じでは、
少しわかりにくいのですが、絵本ガイド感覚で楽しむ分には支障ありません。
この作家さん、こんな絵本も描いているのかぁ・・・
など、なかなか書店ではお目にかかれない絵本や、
図書館の書庫で眠っていそうな絵本もたくさん載っており、
古典好きな私には、たまらないガイドでした。
2000年以降に発刊された絵本も、おすすめのものは載っています。
私は先日絵本を買ったばかりなので、(2)すぐには買えませんが、
このブックリストは手元に置きたいと思いました。
最近出た絵本を知りたい人には、物足りないと思いますが、
あまりメジャーでない古典絵本を知りたい人にはたまりません!
文庫や児童図書館では、メジャーな絵本なのかもしれませんが。
このブックリストがすべてではないですが、
今まで出合ってきたブックリストに、このブックリストも加えると、
かなりリストの幅が出てくると思います。
分厚い本なので、パラパラ見るのには向いていませんが、
ぜひ、図書館で「はじめに」だけでも読んでみて下さい。
とても大切なことが書いてあります。
私の住んでいる地域の分館(3)でも、このブックリストの絵本が
基本絵本として置いてあったら・・・と思わずにはいられません。
このリストに載っている絵本を、どんどん読んでいきたいです。
←ブログ記事が少しでも参考になりましたら、ポチッとお願いします♪
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【注】
(1)東京子ども図書館 編 『絵本の庭へ (児童図書館 基本蔵書目録1)』 東京子ども図書館、2012年。 ブックリスト
(2)過去ログ 「お気に入りの絵本がやっと手元に!」 参照。
(3)家から近い、小さな図書館のこと。分館に対して、大きな図書館のことを中央館と呼ぶことがある。
【今日読んだ本】
黒柳徹子 作・武井武雄 絵 『木にとまりたかった木のはなし』 河出書房新社、2014年。
「過去に岩崎書店から刊行されていた絵本。絵と文が一致しないところがあるが、製作秘話を読んだらありだと思った。武井さんの絵が美しすぎ。(138/200 絵本)
古田足日 作・堀内誠一 絵 『ロボット・カミイ』 福音館書店、1970年。
「絵が多い児童書。カミイが息子と重なる!子どもの心をよく捉えている本。親が読んであげててもいい。」(22/50 児童書)
『絵本の庭へ』(1)というブックリストにどっぷり浸かっています。
以前友人に紹介され、図書館で借りてみたものの、その時はゆっくり読めなかったため、
今回は掲載されている1157冊の絵本の絵本がどんな絵本なのか、
ゆっくり紹介文を読んでみました。
選書へのこだわりを感じます。
あまり知られていない絵本でも、質の高いものは載っており、
有名な絵本でも、この本に載っていないものも多く、
なぜ選ばれていないのか、考える機会ができ、面白かったです。
絵本は絶版になると、出版社や訳者が変わって発刊されることがあるのですが、
このブックリストでは、新しいふるいに関係なく、オススメの方を載せているので、
絵本の訳を重視している点が伝わってきました。
海外の作家の名前の表記が、苗字+名前になっていたり、
作家、画家、訳者などが並んで書いていないので、パッと見た感じでは、
少しわかりにくいのですが、絵本ガイド感覚で楽しむ分には支障ありません。
この作家さん、こんな絵本も描いているのかぁ・・・
など、なかなか書店ではお目にかかれない絵本や、
図書館の書庫で眠っていそうな絵本もたくさん載っており、
古典好きな私には、たまらないガイドでした。
2000年以降に発刊された絵本も、おすすめのものは載っています。
私は先日絵本を買ったばかりなので、(2)すぐには買えませんが、
このブックリストは手元に置きたいと思いました。
最近出た絵本を知りたい人には、物足りないと思いますが、
あまりメジャーでない古典絵本を知りたい人にはたまりません!
文庫や児童図書館では、メジャーな絵本なのかもしれませんが。
このブックリストがすべてではないですが、
今まで出合ってきたブックリストに、このブックリストも加えると、
かなりリストの幅が出てくると思います。
分厚い本なので、パラパラ見るのには向いていませんが、
ぜひ、図書館で「はじめに」だけでも読んでみて下さい。
とても大切なことが書いてあります。
私の住んでいる地域の分館(3)でも、このブックリストの絵本が
基本絵本として置いてあったら・・・と思わずにはいられません。
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【注】
(1)東京子ども図書館 編 『絵本の庭へ (児童図書館 基本蔵書目録1)』 東京子ども図書館、2012年。 ブックリスト
(2)過去ログ 「お気に入りの絵本がやっと手元に!」 参照。
(3)家から近い、小さな図書館のこと。分館に対して、大きな図書館のことを中央館と呼ぶことがある。
【今日読んだ本】
黒柳徹子 作・武井武雄 絵 『木にとまりたかった木のはなし』 河出書房新社、2014年。
「過去に岩崎書店から刊行されていた絵本。絵と文が一致しないところがあるが、製作秘話を読んだらありだと思った。武井さんの絵が美しすぎ。(138/200 絵本)
古田足日 作・堀内誠一 絵 『ロボット・カミイ』 福音館書店、1970年。
「絵が多い児童書。カミイが息子と重なる!子どもの心をよく捉えている本。親が読んであげててもいい。」(22/50 児童書)
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