箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

間違いを認める

2018年12月20日 13時06分19秒 | 教育・子育てあれこれ



若い教員と接していて思うことがあります。

経験が少ないので、やはり過ちや失敗はします。

そのあと、その教員と話をすると、多くの人が自分の過ちをふりかえり、失敗を認めます。

次は、こう気をつけます。

こういう場合がほとんどです。

ところが、ごくたまに自分の失敗を認めない人がいます。

失敗を認め、言い訳をせずに、素直に謝ると本人もスッキリします。

そんな態度をみた周りの人も、その態度を評価します。



中学生の場合は、大人に近いですが、まだ子どもでもあります。

未熟なところがまだまだあります。

だから、過ちや失敗をするのは当然です。

教師が、その過ちや失敗を指摘して指導すると、迷惑をかけた相手がいる場合に、素直に謝ろうとする子は伸びます。

しかし、「相手がこうだったから」とか「こんな事情があったから」と言い訳をする子は、言い訳をする習慣が身につきます。

それでは子どもは伸びません。

間違いをすることは問題であることは確かです。しかし、それを認めないのはもっと大きな問題なのです。