
若い教員と接していて思うことがあります。
経験が少ないので、やはり過ちや失敗はします。
そのあと、その教員と話をすると、多くの人が自分の過ちをふりかえり、失敗を認めます。
次は、こう気をつけます。
こういう場合がほとんどです。
ところが、ごくたまに自分の失敗を認めない人がいます。
失敗を認め、言い訳をせずに、素直に謝ると本人もスッキリします。
そんな態度をみた周りの人も、その態度を評価します。
中学生の場合は、大人に近いですが、まだ子どもでもあります。
未熟なところがまだまだあります。
だから、過ちや失敗をするのは当然です。
教師が、その過ちや失敗を指摘して指導すると、迷惑をかけた相手がいる場合に、素直に謝ろうとする子は伸びます。
しかし、「相手がこうだったから」とか「こんな事情があったから」と言い訳をする子は、言い訳をする習慣が身につきます。
それでは子どもは伸びません。
間違いをすることは問題であることは確かです。しかし、それを認めないのはもっと大きな問題なのです。