箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

必要かを問う

2018年12月23日 17時04分43秒 | 教育・子育てあれこれ



教職員たるものは、

自分の行なっている教育活動が学校に必要かどうか。

自分が学校に必要な人間かを、常に自分にといかける謙虚さを失くしてはなりません。

「わたしのやっている授業は、これほど素晴らしく、生徒の成長に役立っている」と、自分の授業をふりかえろうとしない教師。

反対に、「どうせ自分なんか」と卑下する自信の乏しい教師。

教師もいろいろです。

大切ななは、常に生徒に必要な授業をしようと努めることです。

また、必要であろうと、努力を続ける意思が教師に求められます。

そのような意思があって初めて、教師は必要なこと、正しいかとをやり抜くことができます。

存在理由がない学校は、社会から認知されません。

このことわりは、私学では顕著にあらわれます。

まして、この少子化が進むわが国です。

公立の学校も、存在理由のない学校は、どことなく元気や活気がなくなります、

地域にとって「必要かどうか」を問いかける謙虚な姿勢が、三中にも教職員にも問われるのが、いまの学校事情でないかと、考えます。