Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

迷子ふだ

2005-12-03 22:12:25 | ねこねこ
アメリカで貨物船に紛れ込んでしまった猫さん、3週間後にフランスはロレーヌ地方のナンシーでみつかったそうです。迷子札にID番号とかかりつけの獣医さんの電話番号が刻印されていたので、めでたくもとの飼い主さんの元に戻れたそうです。それもビジネスクラスで!
日本でもニュースになりましたが、フランスの新聞「ル・モンド」にも掲載されていました。
記事はこちらをクリックシルヴプレ!

ヨーロピアンタイプのメスの虎猫(推定年齢1歳)のエミリーはナンシー近郊のラベルシール会社の従業員によって10月終わりに発見されたそうです。
猫ちゃんは12月1日、めでたく、シャルル・ドゴール空港に搬送され、コンチネンタル航空の飛行機で、フランスでヴァカンスを過ごしてアメリカに戻る同社社員に付き添われビジネスクラスで帰国の途に就いたそうです。
ちょっと、動揺してしまって、飛行機の離陸時間を5分だけ遅らせてしまったみたい。(しょうがないよ、何にもかもが非日常のことなんだもの)。
同日、ニューヨークのニューアーク空港の到着し、そこからは陸路でご主人様の元へ・・・
よかったねエミリー。

これ、エミリーが迷子札をつけていなかったら、どうなったんだろう。
ナンシーのラベルシール会社の社員さんの里子になったのかな?それとも、その会社の猫として皆からかわいがられたのかな?それとも、フランスのノラとしての第二のニャン生を送らざるを得なかったのかな。

でも、10月終わりに見つかって、岐路についたのが12月頭だとしたら、11月一ヶ月間は、なにしてたの?動物検疫所にいたのかな?

迷子札は大きな役割を果たしますね。
改めて実感。
と同時に、アメリカでは飼い猫にもID番号が振られているんですね。