Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

ドキュメンタリー<発熱39.3度・下降篇>

2007-04-11 23:10:31 | Weblog

そんでもって、記憶が新鮮なうちに、後編を書かせていただきます。


家に戻った私は、即座に仕事の手当てをスタートさせました。
会社に電話し、明日休めるかどうか、休んだ場合、私が引き受けるべき仕事はどうなるのかなどなど・・・・
同僚の方たちには本当に、多忙な時期に迷惑をかけることになってしまったのが申し訳ないけれど、仕事休んでも大丈夫なように調整することができた。

これで、12日木曜日一杯に治せばよくなった。
だいぶ気分がラクになった。

甥っ子姪っ子のお勉強もキャンセルの電話を入れる。
電話の向こうで「ヤッタ~~」の声。バッキャロ~~!!

後は寝て、食べて、薬飲んでを繰り返し、どうしても改善されなければ、タミフルを出してもらおうと思った。

買ってきたうどんを半分食べて、薬を飲んで寝る。
薬のせいもあり、クゥーーーと寝る。夕方熱計り39.3度。
ここで、今回の最高体温を記録!
処方された解熱剤を飲む。(体温38.5度以上で服用のこと、とされていた)

加湿器にお水を足して 、また寝る。
猫のパスカルが布団の上に来た。ど真ん中近くに陣取りやがる!
仕方なくパスカルをよけて寝る。
体が熱いのがよくわかる。アイスノンと熱取りシートを使う。
「こういうとき、アメリカじゃあ、水風呂に入って体を冷やすって聞いたなぁ」と想像しただけで悪寒がして節々が痛くなる。

夜8時ごろ、まだうどんを作って、半分ほど食べる。イチゴも10粒食べる。
うどんの味は分からないけどイチゴ の味はかろうじて分かった。
また薬を飲む。解熱剤は最低でも5~6時間開けて、といわれたので飲まずに寝る。

ウトウトしながら11時。
「ああ、今日は ERが11時20分からだったなぁ」と思いつつも起き上がってみる元気はない。
体温は38.7度。下がり始めた。アイスノンと熱取りシートの効果出たかな?

友人から電話が入りインフルエンザと診断されたことを話す。
「タミフル飲めば一発なのにね。汗出して、何度も着替えて、それを繰り返すしかないよ」とアドバイスされる。でも、汗、そんなに出ないんだよぉ~~~。
枕元に置いた、ダカラ2リットルボトルはどんどん減っているのにね。

シラクが外で鳴いている。
「そうだ、朝、シラクにご飯あげたっきりだ」と気づき、ご飯出 してやる。
ついでに、エルメスパスカルのトイレ掃除、ご飯も足してやる。

よくよく考えてみたら、月曜日はちょっとお化粧してたけど、顔を洗う元気はゼロ。歯だけ磨いてまた寝る。
夜中、汗をかいているのが分かったけど、着替えるほどではないのでそのまま朝まで寝る~~~~~~。


10日火曜日朝7時。
頭が重い、体が痛い。エルメスが顔のすぐ横で寝ていた。
熱を計ってみる。
ムム!!??
36.6度ぉ~~~!!??
テルモの体温計狂ったか!と思いもう一度計る。
36.7度。殆ど変わらず。
そういえば、昨日のような熱っぽさ、関節の痛みは引いているような気がする。

そんなバカな。
インフルエンザの高熱って3~4日は続くんでしょ?
たった1日で引くなんて、インフルエンザじゃないじゃん!!
この日、何度も何度も熱を計ったけど最高でも36.7度。
たまに35.1度などとふざけた数値を表示しやがるテルモ体温計。

もう熱は引いたんだ。もう熱は出ないんだ。インフルエンザじゃないんだ!!

会社には「インフルエンザです」って胸を張って言っちゃったのに。
私の仕事をカバーしてくれる同僚の方がたにあわせる顔がないじゃないさっ!

「インフルエンザ、大変だよね。仕事のことは心配しないでゆっくり治してね」などという優しいメールを頂いて、なんか、わたし、おおかみオバサンになった気分。

でも、本当に月曜日は39.3度まで上がったんです。
こんな高熱すご~~~く久しぶりだったんです。
ドクターも「インフルエンザでしょう」って言ったんです。


同僚の皆さん、ごめんなさい。
この次、何かあったら、皆さんのカバーは私が率先してやらせていただきますので、この、似非インフルエンザ患者をお許しください 

ドキュメンタリー<発熱39.3度・上昇篇>

2007-04-11 21:17:39 | Weblog
何年、いいや、十何年、ひょっとすると、数十年ぶりかもしれない高熱に見舞われました。滅多にないことなので、語らせてください。
お時間あったら、どうぞお読みください<(_ _)>



月曜日朝、熱がすごかった。
38.5度。
37度を越す発熱なんて、何年ぶりだろう・・・というくらい、健康がとりえの自分だっただけにちょっと驚き。

前兆がなかったわけではない。
土曜日の午後から喉のおく~~~~の方がざわざわし始め、日曜日朝は起きたとき喉が痛かった。
「風邪かな?」と軽い気持ちで、午後は車を2台洗った。
午後5時半ごろ、鼻の奥から耳の後ろ、頭蓋骨にかけてズシーーンと重い痛みが走った、いやな感じだな、と思った。
夜はワインを飲みながら友人とファイルをやり取りしながらメール と電話 でおしゃべり、で、寝る。 


はい、そして9日月曜日朝6時。
なんとなく関節が痛い。熱を計ったら38.5度あった。
痛いはずだ。こんな高熱いつ以来かわからないから、関節が驚いている。


「え?ひょっとして、インフルエンザ?」と不安が頭をよぎる。

「とりあえず、寝てるしかない」とゴミ出しもせず、猫のえさ出しだけして寝る。

2時間後、39.0度。
ありゃ~~~高くなってる。
顆粒状の風邪薬と葛根等の液体を飲む。

2時間後38.7度。
あまり変わらず。

翌日火曜日は仕事で外出の予定。このまま放置しても改善しそうにないので、白黒つけるべく病院行きを決意。

シャンプーする元気はなし、どうせマスクで顔も半分以上隠れるし車でいくんだからお化粧はいいか・・・とも思ったが、一応ドクターには会うわけだから薄くファンデーションと眉毛を描く。(一応、外出してもお巡りさんには捕まらんだろう)

診察カード(3年ほど前パスカルに腕を噛まれたときに使った)と保険証、お財布と携帯電話だけ持って車に乗る。
ちょっとボーっとしてる。
でも車でも3分ぐらいのところ、運よく駐車場も空いていた。

診察前に検温と血圧測定。39.0度(上がってる!!) 血圧は上が120で下が80。
血圧は年相応。でしょ?

診察室に入りドクターの前に座る。ほどほどにナイスな人、 眉毛描いて来てよかった。おなかと背中に聴診器を当てられる。「咳でますか?喉はいたいですか?」と訊かれ両方ウィ!と答える。
そしてドクターはさらりと「インフルエンザでしょう」と仰っいましたぜ!!
「今、タミフルは出ないんですよ。対処療法としての、咳止め、解熱剤を出しますから様子見てください」とのこと。

よっぽど「責任は自分が持ちますのでタミフルだしてください」と言おうかとも思ったが内気な私は言えなかった。

薬を待つ間もどんどん体が熱くなっていくのが分かる。 
いや~~~、このまま熱が下がらなかったら脳障がいが出るのではないか、と心配になってきた。

この間、携帯でメールを数通やりとり。こんなときでもメールはできるのだ。

病院の帰りにスーパーに寄って、ミネラルウォーター2リットルを2本、DAKARA2リットルを2本(水分補給のため)アセロラドリンク1リットルを2本、柑橘類せとか5個、いちご1パック (ビタミンC補給のため)アルミの入れ物に入った鍋焼きうどん2個と猫の缶詰を10こほど買う。かなりの重さ。けっこう朦朧。
思わず、スーパーのかごごと車に積みそうになった。

なんとか正気を保って帰宅。 

以下第2話に続く(続くんかい!?)