今朝、カフェ勉(カフェでフランス語の勉強をすることをこう言うことにします)しようと思い駅ビルのエクセルシオールカフェへ。
朝の8時半ごろということで、そこそこの人がいて、ガッツリと朝食を摂っている人もいれば、ボーっと携帯電話を眺めている人もいれば、100%仕事打ち合わせモードの人たちもいれば、いろいろで。
その中に外国人観光客のグループがいました。
この駅は、箱根の玄関口ということもあり、外国人観光客は割りと多いのです。
夫婦二組+子供一人の計5人のグループは、飲み物を頼み、階下のパン屋さんドンクで買ったクロワッサンを持ち込みで、食べてました。
一口食べるなり「ウ~~ン」とご満悦の様子。
そして、一人のマダムが「朝の9時前からパン屋が開いてるのはすごい。でもパリじゃ7時から開いてる」とか、「駅にレストランがあるのは、リヨン駅と・・・」とおしゃべりになっていらっしゃいました。
ドンクのクロワッサンってそんなにおいしかったっけ?
もちろん、れっきとしたクロワッサンですよ。
もう一人のマダムはドンクの袋をしげしげ見て、店名をくっきりはっきりと発音していらっしゃいました。
今、辞書でしらべましたけど、パン屋さんドンク(DONQ)と綴る単語はフランス語にはないようです。
すくなくとも「わが辞書にその言葉はない」のであります。
しかし、遠く日本にやってきて、微妙なフランス語名のパン屋で買ったクロワッサン・・・やっぱり、美味しいと思うだろうなぁ。
逆の立場になって考えて見ましょう。
パリの北駅のキヨスクで、またはデパートの食品売り場に手巻きおにぎりなんてあったら、ちょっとぐらいお米が細長くても、やっぱり美味しいと思うんじゃないの?
ドンクのクロワッサンは、異国の地にいるフランス人にとっては十分すぎるほど、「お国の味」を表現していたのでしょう。
ところで、ドンクの袋、パリ市内の地図がプリントされているんですよね。
どうだ!まいったか!
フランスでも、充填豆腐のパッケージに、京都の碁盤の目の地図でもプリントしてみやがれぃ!(爆)